僕と君は、映し鏡 56
バスに乗り揺られること数十分
バスの窓はカーテンで閉まっており
どこを走っているのか判らない。
蓮:○○さん!!
蓮加が声を大きくし○○を呼んだ
○○:岩本さん、どうしました?
蓮:まだ着かないんですか!
蓮加、もうおなかが減って倒れそうです!!
梅:こら、蓮加、騒がないの!
蓮:だって、おなかすいたんだもん!!
○○:岩本さん、もう少し待ってくださいね。
もうすぐ目的地に
と、バスがゆっくりと停まり始めた。
着いたようですね。
では皆さん、降りる準備をしてください。
3期:はーい
着いたのは、都内某所にあるホテル
美:ね、ねぇ、梅
明らかに動揺している美月
梅:な、なに、山下?
美:ここって、あの有名なホテルだよね?
梅:う、うん。間違えじゃあなければ
☆☆ホテルだよ、ここ💦
蓮:○○、ここで何するの~?
美:ちょ、ちょっと蓮加
声が大きい!
○○:まあまあ、ちょっと待ってください。
??:山下社長、お待ちしてました
○○:支配人、お久しぶりです
今日は無理を言ってすいませんでした。
支:いえいえ。山下社長には色々と
便宜を図っていただいて助かっていますので
これくらいのことで恩返しが出来るなら
こちらとしては何の苦でもありません。
○○:そうに言っていただくと助かります。
桃:○○さんとしゃべっているあの人
誰だろう?
祐:なんか、支配人さんって名前の人みたいだね
桃:支配人さん?変わった名前だね
梅:ねぇ、久保に山下
史緒里と美月はお互いに眼を合わせ
そのあとに、梅澤の方を向く
梅:与田が言っている支配人さんって
あの支配人だよね。
美:う、うん、あの支配人のことだと思う。
史:なんかすごいことになって来てない?
梅・美・史:・・・・・・・・・・・・・・・。
しばらくし
○○:皆さん、お待たせしました。
行きましょう。
蓮・珠・麗:はーい!!
元気よく返事をする三人とは別に
現状の出来事に圧倒されている残りのメンバー
○○のあとに続き、エレベーターに乗り
最上階に上がっていく
○○:さあ、皆さん着きましたよ
梅:あの○○さん、ここはレストランの様ですけど
これは一体??
○○:はい、それにつきまして
これから説明しますね。
現在、皆さんはレッスンや学業に追われていて
リラックス、息抜きと言ったことができないのが
現状です。
このままこの状況が続くと身体を壊してしまいます。
だからと言って、現時点で急な休みを作ることは
難しいです。
そこで、休みを作るのは難しいですが
せめて食事だけでも楽しんでいただこうと思いまして
この☆☆ホテルに来ました。
桃:さっき、話していた支配人さんって○○さんの
お知り合いですか??
○○:えぇ。まあ簡単に言え、ビジネスパートナーですね。
桃:ほえ~。すごいですね!!
眼を°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°しながら○○をみる桃子
さて、☆☆ホテルにきての食事会どんな料理がでるのか??
続く
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