僕と君は、映し鏡 46

1期のノリに圧倒する○○

乃木坂工事中に出るメンバーは
レッスン室から出ていく、そんな中

本:おーい、まいやん~いないの~?

レッスン室の本橋マネが来た

○○:本橋さんどうしたんですか?

本:あ、○○君!
まいやん知らない?

○○:白石さんならあそこに

と、指さす方向をみると
レッスン室の角で、体育座りをし
暗くなりながら、聞き取れないぐらいの声で
何かを言っている

聞き耳を立てると

麻:私、重くないもん
体型維持もしてるもん
ブツブツブツブツ・・・・・・


先程の橋本さんとのやり取りのことを
引きずっているようだ。

本:・・・・・・・・
どうしたのアレ?

さっきの橋本とのやり取りの
説明をする○○。

本:あ~、奈々未ちゃんと
フォローしてってよ~

○○:どうゆうことですか?

本:あ~になるとまいやん
なかなか戻ってこないのよ。
まいったな~。
もうすぐ、収録始まっちゃうよ

○○:このままだとまずいですか?

本:まあね~。さすがに乃木坂の子の
だけだったら問題ないけど
バナナマンさんもいるから
迷惑はかけられないよ。

○○:なるほど。
じゃあ何とかするしかないですね

本:何とかって、
あのモードになると大変だよ。
前なんか、平常モードに戻すのに
3時間もかかったんだから

○○:まあ、やってみますよ
ニコっとしながら白石のもとに行く○○

ハラハラしながらその姿を見る3期生

肩を叩く○○
○○:白石さん?

麻:私、重くないもん

少し、拗ねた感じで○○に言う。

○○:白石さん、少しいいですか?

・・・・・・コク
少し間を取り頷く白石

○○:ありがとうございます。
では、こちらを向いて
立ってもらってもいいですか?

・・・・・コク

スッと立ち
○○の方を向く白石

振り向くも顔を下に向けている白石

どうするのかをメンバーが見ていると

白石に近づく○○
次の瞬間
メンバーの何人かがキャー!っと
黄色い悲鳴が、レッスン室に響く

麻:へ、あ、え!?!?!?!?
一瞬のことで白石も硬直してしまう。

それは何故か
それは白石が○○に
俗にいう、お姫様抱っこをされているからだ。

麻:え、あ、そ、へ、
あ、あ、あのこれは、○○さん一体!?!?

顔をあり得ないぐらい
真っ赤にしている白石

そして「白石さん」と
白石の瞳を見ながら○○が

○○:白石さん、
白石さんはあなたが思っている以上に
頑張っていますよ。
それは周りのスタッフやメンバーが
わかってます。
それにこうやって白石さんを
簡単に抱きかかえることができるくらい
白石さんは軽くて
まるで翼をもっている女神みたいですよ。


真っ直ぐは瞳で見られながら
お姫様抱っこをされ、女神みたいと
言われた白石

次の瞬間、真っ赤な顔がさらに真っ赤になり
それこそ頭から湯気がでて
沸騰しそうなほどで
全身が熱くなってきた。


その状況を離れた場所で見ていた
本橋マネが

本:あら~!まいやんよかったじゃん!!
顔、真っ赤にして照れちゃって~

そんなことを言われ揶揄われると

麻:な!なに言っている!!
照れてないし!!
突然、お姫様抱っこをされて
ビックリしただけだし!!


と、焦りながら早口に否定する

麻:ほ、ほら!
収録時間がもうすぐだよ!!
先に行くからね!!!

マッハでレッスン室から出ていく白石

本:○○君!グッジョブ!!

○○に向かって👍っとしながら
白石を追いかけていく、本橋



○○:・・・・・・・・・・
やりすぎたかな?



少し反省をする○○だった








続く


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