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またね。

こんばんは☺︎

この数日間
群馬にある実家に帰省しておりました🐴

そして
おじいちゃんとのお別れの日でした。

こういう日のことをこの場所に残すのは
どうなんだろうと思いましたが

今感じることを言葉として残しておきたいなと
思い、つらつらと書いてみます。

本当に突然のお別れでした

闘病生活をしていたわけでもなく
なんの前触れもなかったから

突然すぎて聞いた時は実感が湧かなかった。

でも実際に会いに行って顔を見た時
ああ、もう、話せないんだ。と思って

あおい〜よく来たな〜って
言ってくれないんだって

そう思ったらめちゃくちゃ悲しかった

おじいちゃんはいつもドシっと構えていて
なんでも知ってて
将棋やオセロを教えてくれたり
でっかい黒飴をいつもくれたり
山で汲んできたきれいなお水をくれたり
泊まりに行っておじいちゃんの横で寝たり

いつでも会いに行けば会える人だと思ってた

いつか別れがあるのは知っていたはずなのに

もっと会いに行けばよかったななんて
ありきたりなことを思ってしまいました

なくしてからじゃ遅いのにね

こういう別れって近い人では
物心をついてから初めてだったから
なんだか心がふわふわしっぱなしです

おじいちゃんとまたオセロしたいなあ

優しいから多分
いつも負けてくれていたんだろうけど

今度やるときは正々堂々たたかってね

また会いたいな

話したいことあるのにな

どう消化していいのかわからない感情が
ずっと心にあるけど

たぶんこのままでいいんだろうな

この思いといっしょに過ごしてみようと思います

そういえば告別式のとき
住職さんがこの式は三つの"おくる"の意味があると
教えてくれました。

その中のひとつに
記憶の憶をつかって"憶る"という言葉があって

おじいちゃんがたしかにここに居たと
それぞれの心にあるおじいちゃんを思いながら
おくりだす。

私もいろんなことを思い出したし
きっと皆のそれぞれの思いが
あの空間に募っていたんだなあって

おじいちゃんも
みんなの思いを受けて
穏やかに
次に進んでいくんだろうな

一生の別れじゃないんだろうなって
なんとなく思いました

きっとまたどこかで会える気がする

おじいちゃん

またね

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