『緋弾のアリア』40巻所感と忘備録

超ネタバレ&乱文注意!


気になったところ
①ノーチラスとイ・ウーの現状は不明
②「鏡拳」の伝授
③キンジ流体力学に目覚める
④リービアーザンとモリアーティと遭遇

今作の内容について
 
今作ではキンジ一行がエジプトに向かいノーチラス達の安否を確かめに向かうことになった。個人的にはジャンヌが一番好きなキャラなので久しぶりにしっかりと登場してくれて嬉しかった。ジャンヌって2巻から登場してる割になんか存在感薄いんだよね。そしてもうなんかフェードアウトしてきてない…?もっとジャンヌをください(切実)。
 『緋弾のアリア』の海外描写はいつも楽しく読んでいて、今春にもヨーロッパで作品の足跡を一部辿る予定ではあるが、エジプトってこんな感じなんだなぁ。上級者向けの国過ぎる。なんか全部どうでも良くなったら行くことにしよう。閑話休題。
 時系列に沿って作品の気になったところを見ていくと、まず最初はノーチラス、イ・ウーの安否は正確には不明だった。一安心といったところだろうか。それにしても、ノーチラスとイ・ウーがスエズ運河を一緒に渡ることがモリアーティ側にバレてない?もう離反したのって伝わってるのかな。だとしたら西半球での会合もなくならないのだろうか。
 次に「鏡拳」の伝授について。後半で早くもキンジがこの技の勘をつかみ始めていたが、おそらく次巻でのリービアーザンもしくはモリアーティ戦で、キンジを強化するための技なのだろう。たしか雪花が300倍くらいまで耐えていた気がするが、キンジの身体はどこまで耐えられるだろうか。現時点でのキンジに可能な最大倍率を考えると、30(ノルマーレ)×1.7(ベルセ)×1.2^2(レガルメンテ・アリアとラスプーチナ)×1.25(アゴニザンテ)の91.8倍なのでこれが2倍になると183.6倍になる。ジーサード戦では75倍程度で全身の神経が痛んでいたんだからこんなの絶対血管切れるやん。。。 とはいえ、あんまり對卒の描写はされてなくて、最後にハッキリ症状が出ていたのはベイツ姉妹戦とかだった気がする。イタリア編で對卒の発生条件について、アドレナリンまたはβエンドルフィン等の脳内麻薬物質の高負荷な分泌が長時間あると発症しやすいという考察をキンジがしていたが「鏡拳」ではどうなるのだろうか。
 続いて、流体力学について。リービアーザンは分かりやすく水属性っぽかったので、おそらくこれに対処することに流体力学をつかうのだろう。ジャンヌがいてくれてよかったね。おそらく防御につかわれるのだろうが、また新しい技の開発もされるのかな?
 最後に、リービアーザンとモリアーティについて。リービアーザンはおそらく出てくるのだろうと思ってはいたが、まさかモリアーティ本人がお出ましとは驚いた。ヤバ目の神のリービアーザンとモリアーティが一緒に戦ったらさすがに勝ち目ないのでは?予言は砂嵐の中で決して勝てない敵に出会うとのことだったが、この2人と出会ったのはホテルの中だった。まぁ、エジプトなので広い意味でいえば砂嵐の中とも言えるが、微妙に違うような気もする。今作でも何度もこの予言に触れられていたことも気になるところだ。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?