120人規模CS優勝! アドバンスでも強いアナカラーハンデス!
挨拶
こんにちは。
大変お久しぶりです。
葵尋人です。
今回紹介いたしますのは、1/3に開催されたアドバンスフォーマットのCS『はっちCS in ブックオフ平針トレカ館』で僕が使用した『アナカラーハンデス』を紹介致します。
タイトルにある通り、120人規模(参加人数119人)のCSの頂点に立ったリストです。
自信を持ってオススメ致します。
早速リスト紹介
画像のタイトルがアナカラージャオウガになっていますが、メタクリーチャーよりもハンデスに重きを置いた立ち回りをするのでこのデッキは『アナカラーハンデス』です。
オリジナルでよくあるリストと比べた時に特筆すべき点としてマストで入っているであろう『若き大長老アプル』が『とこしえの超人』になっていることと、アドバンスならではのカードとして『Waveウェイブ』が採用されている点、それに合わせて『有象夢造』と『キユリのASMラジオ』の両方を4枚ずつ取っている点でしょう。
何故このようなリストになったのかは、あるデッキタイプの弱点にも触れながら話していこうと思います。
アナカラーダークネスというデッキが今何故弱いのか
まず、私ごとではありますが、自分はJO退化全盛期頃のアドバンス環境においてずっとアナカラーダークネスというデッキタイプを触ってそれなりに結界を残しておりました。
それが全くといっていいほど勝てなくなってしまったのはJO退化に規制が入ってから。
より正確に言えば、ドラグナー系のデッキの主流が4cドラグナーや5cドラグナーといったJO退化をある程度受けられるデッキからJO退化がいた為に活躍出来なかったガイアッシュ覇道に移り変わってからです。
というのもアナカラーダークネスというデッキタイプ、ハンデスをオレガ・オーラに頼っている性質上GR召喚というマナタップを介さない行動を挟む為に『流星のガイアッシュ・カイザー』の着地を許してしまう上、ハンデスのほとんどがセルフハンデスであるが故に『流星のガイアッシュ・カイザー』をキープされてしまうという致命的過ぎる欠陥が存在します。
その為、環境トップがガイアッシュ覇道になってからのアナカラーダークネスの立場はかなり悪くなってしまいました。
当時環境で同じく暴れ回っていた赤緑アポロヌスが『進化設計図』により早期に手札を抱えられる性質上セルフハンデスにはかなり強気に出られた点もアナカラーダークネスにとっては向かい風でした。
一応、ガイアッシュ・カイザー+終末の監視者ジ・ウォッチのパッケージを採用し、フィニッシャーにCRYMAXジャオウガを添えたアナカラーダークネスというものが生まれGP10thにおいても結果を残したりもしましたが、初見殺しの域を出ないものであり、そもそもの問題としてアナカラーダークネスというデッキタイプとCRYMAXジャオウガとの相性が悪く(CRYMAXジャオウガは横にクリーチャーが並んでいればいるほど強いカードですが、闇のオレガ・オーラに共通するキーワード能力の無月の大罪は盤面のクリーチャーを減らしていく)結局浸透しませんでした。
そこでいくとオリジナルフォーマットのアナカラーハンデスに採用されているハンデス札は選ぶ対象は自分の側にあり、セルフハンデスよりも余程プランの瓦解を呼べる代物である上、フィニッシャーであるCRYMAXジャオウガとのかみ合いも最高と呼べるものでしたが、それでも自分はオリジナルフォーマットのアナカラーハンデスをそのままアドバンスで使う気にはなれませんでした。
理由は簡単で外部ゾーンのカードの力を一切借りられない点と、それが故にカードパワーの低さが露呈する点です。
外部ゾーンのカードというのはぶっちゃけGRゾーンのことです。
『え?これのせいでガイアッシュ覇道に勝てないんだから弱いんじゃないの?』と思われるかもしれないですが、全く因果が逆です。
GRゾーンに採用されているクリーチャーの単体パワーが強すぎたから『流星のガイアッシュ・カイザー』という高すぎるパワーのカードを刷らなければならなかったのです。
これ一枚見て頂ければ分かると思いますが、GRクリーチャーのパワー、基本的に強すぎるんですよ。
これ以外にピーピングハンデスとかマナブースト兼マナ回収とかを何かのついでだったり同時に複数回出来たりします。
何かというのはドローだったりハンデスです。
同時に複数回というのは、3ドローorピーピングハンデスorマナブーストor墓地から呪文回収それを三回です。
公式が反省するのも当たり前なくらい超天篇のカードはぶち壊れていました。
それを無理せず採用することが出来ない(無理をすれば出来ないこともないが構築が歪み結果として弱くなる)アナカラーハンデスがアナカラーダークネスより強い道理があるでしょうか?
はっきり言いましょう。
『無い』です。
無かったです。
しかし、ある一枚のカードで事情は大きく変わりました。
4コスト呪文最強格『キユリのASMラジオ』爆誕――そしてアドバンス版アナカラーハンデス完成
ヤバイカードが生まれてしまいました。
5枚を捲って3コスト以下のクリーチャーを二体まで出すというどう考えても狂っているとしか思えない最強の呪文が。
登場当初からアナカラーハンデスやアナカラージャオウガに於いて5枚目以降の『有象夢造』としての活躍を期待され、なんならデドダムが二枚捲れる可能性がある分こっちの方が強くないかとまで言われていた『キユリのASMラジオ』が生を受けました。
これはアドバンス版のアナカラーハンデスにとっても大きな事件でした。
5枚目以降の『有象夢造』の存在とはそれ即ち……
『Wave ウェイブ』を使用出来るということ!
ミッツァイル全盛期のハンデスに触れたことがある人ならばコイツの異常っぷりはご存知のことでしょう。
税抜き800円のデッキに2枚収録されていたにも拘らず取引価格“1枚”800円というコイツが如何に頭がおかしいカードだったのかを。
知らない人の為に解説しましょう。
『Wave ウェイブ』は召喚によってバトルゾーンに出た時に4コスト以下の呪文を唱えられます。
つまりは出た時に『有象夢造』や『キユリのASMラジオ』を唱えることが出来ます。
そして目を見張るは二番目の能力。
『各ターン、自分が1枚目の呪文を唱えた時にGR召喚をする』。
GRクリーチャーの化け物ぶりは先ほども触れた通りです。
そしてコイツは出た時には確実にGR召喚出来る上、生き残れば呪文を使う度GR召喚し続けられます。
アドバンテージを取りたいだけ取れます。
おまけにコイツ当たり前のように効果が重複します。
つまり『Wave ウェイブ』が2体いればGR召喚が2回出来ます。
『有象夢造』で相手の手札を2枚刈り取りながら自分は『天啓‐CX20』を2体捲って6ドローをしたり出来ます。
厳しい資本主義社会かな?
というわけで上記のリストが相成りました。
強いリストだったが環境が向かい風だった
とはいったものの、このリストを考え出してすぐに勝てたわけではありませんでした。
正確にいうとデュエバトルやデュエマフェス、ショップの非公認大会では面白いくらいに勝ててました。(組んだ当日にデュエバトルで2回ショップの非公認大会で1回優勝という中々の結果を出しています)
しかし、これがCSとなると話が変わります。
当時最大母数がガイアッシュ覇道。
ご都合主義でインフェル星樹やガイアッシュ・カイザーを引かれせっかく刈り取ったリソースを回復される、『龍覇爆炎』発売によってグリンリベット入りのモルトNEXTに死ぬほど対面するという事態が頻発し、このリストで残せた結果は64人規模CSで予選抜けがやっとというぱっとしない成果でした。
しかし、環境の変遷が追い風となりました。
赤青アポロヌス、青黒DOOM、緑単オービーメイカーの台頭によるガイアッシュ覇道とモルトNEXTの減少
見出しにある通りです。
まず、これまでアドバンスにおいて主流だった赤緑アポロヌスがガイアッシュ覇道に対して貫通しないという理由から赤青アポロヌスに変遷していきました。
ガイアッシュ覇道にしてみればたまったものではないですが、アナカラーハンデスにとっては美味しいとしか言えない事態でした。
というのも赤青アポロヌスというデッキタイプは、『ネ申マニフェスト』の進化パワーによる受けに対する貫通力を得た変わりに手札補充を失った為にハンデスに弱いという弱点が発生しました。
アナカラーハンデスにとってのお客様発生の瞬間です。
そしてアドバンスで今一番強いと言われる青黒DOOMもある程度はなんとかなるにしてもやっぱりとこしえの超人とハンデスはきつくここも有利対面といえます。
その青黒DOOMに対して圧倒的優位と言っていいオービーメイカーは9割
有利と断言して良い対面です。
先行有利と言われる現代デュエル・マスターズにおいてなんとアナカラーハンデス側が後攻を取るとほぼ確実に勝つというとんでもない事態が発生します。
そして、今まで不利だったガイアッシュ覇道やモルトNEXT。
ガイアッシュ覇道はオービーメイカーに有利は取れても3ターン目の強い動きがない為に赤青アポロヌスや青黒DOOMに対して大きく不利。
モルトNEXTは3ターン目の強い押し付けは存在するものの、2ターン目メンデルスゾーンありきで上記3つに比べ再現性が低い為やっぱり不利かつ、9枚目以降のブーストを多色である為に濁りやすいグレンリベットからオールインチャージャーが主流になっている為、アナカラーハンデスとしてはある程度立ち回りやすくなった。
ここまでくれば終わりでしょう。
アナカラーハンデスにとっての天下です。
各種採用カード解説
メインデッキ
・特攻人形ジェニー
・悪魔妖精ベラドンナ
このデッキにおける初動ハンデス枠のカードで、両方とも当然4採用です。
ちなみにジェニーとベラドンナが同時に初手に来た場合のプレイング優先度はベラドンナです。(多色のカードは抱え損であると同時にブーストが付いている方が強いので)
・天災デドダム
現代デュエマを象徴する最強の3コスト初動です。
2ターン目の動きが無かった場合でもこのリストの場合、3枚の中に『有象夢造』か『キユリのASMラジオ』があれば4ターン目『Waveウェイブ』からの2ハンデス(場合によっては3ハンデス)が狙える為、美味しいカードと言えます。
・とこしえの超人
アドバンスのメタといえばコイツといえる最強すぎるメタカードです。
アドバンスに於いて刺さる対面が列挙しきれないほどいる上、GSが付いている為受けにもなり、攻めてはガイアッシュ覇道の『最終龍覇ロージア』や5Cモルトの『灰燼と天門の儀式』を封じるトリガーケアにもなります。
ただでさえ最強のメタクリーチャーであるにもかかわらず後述する『有象夢造』や『キユリのASMラジオ』によりアクセス出来、その2つの呪文を『Waveウェイブ』によって唱えることが出来る為、他のどのデッキタイプよりも上手くかつ強く使えます。
・有象夢造
実質『スケルトン・バイス』兼『とこしえの超人無限製造機』。
2ターン目ベラドンナ→3ターン目2ハンデスのムーブを受けて無事なデッキはほぼないという最強のカード。
『とこしえの超人』を苦手とするデッキに対しては処理した『とこしえの超人』をすぐそばから蘇生させられるという理不尽極まりないムーブを押し付けることが出来る。
最強カードなので4枚採用。
・キユリのASMラジオ
5枚目以降の『有象夢造』。
『有象~』では出来ないデドダムを2体出しという可能性も存在する為場合によっては『有象~』以上のパワーを発揮する場合がある。
Waveウェイブを採用した兼ね合いから4枚採用。
・Waveウェイブ
上記2つの最強呪文を唱えつつGR召喚を出来る化け物。
強すぎるので4枚採用。
アドバンテージを取ることが出来る上、横並びをさせられるという性質上『CRYMAXジャオウガ』との相性が最高な点もGOOD。
・絶望と反魂と滅殺の決断
一時期殿堂入りも噂されたぶっ壊れカード。
盤面処理からデドダム蘇生によるアドバンテージの確保となんでもござれ。
当然呪文Waveウェイブの効果もトリガーする。
枠の都合上3枚にとどまったが4枚採用も検討出来るレベル。
・樹海の守護車アイオン・ユピテル
2コストクリーチャーでありながら『SSS級天災デッドダムド』が乗るマッハファイタークリーチャー。
コイツのお陰でアナカラーダークネスよりはまだ赤単我我我に立ち回ることが出来る。
対面によっては腐りかねないカードなので2枚のみ採用。
環境によって増やすのもあり。
・SSS級天災デッドダムド
面処理と言えばこのカード。
詰めの時にデドダムを2打点に変換したりと何か役に立つ1枚。
デドダムから侵略出来るという都合もありユピテルよりもこちらを優先し3枚採用。
・CRYMAXジャオウガ
このデッキのフィニッシャー。
何故コイツが4枚使えていいのか謎過ぎるパワーを秘めたカード。
受けのないデッキならコイツと横に何かしら1体いれば勝ちというのはどう考えてもおかしい。
多分将来的には殿堂入りしている。
オリジナルでは4枚採用も多いがWaveウェイブから『クリスマ‐Ⅲ』を捲りマナから回収出来る可能性も考慮し、今回は3枚採用。
・ダンディ・ナスオ
多分、アナカラーハンデスやアナカラージャオウガではあまり採用がないカード。
ダークネスを墓地に置ける、Waveウェイブで打ちたい呪文を墓地に置ける、デッドダムドを墓地やマナに置きたい場面で置ける、有象夢造で蘇生したいカードを置けると便利な場面が多かった為採用。
正直好みで変えても良い枠ではある。
GRクリーチャー
・天啓CX‐20
マナドライブ6(水マナが最低1かつ6マナある時)で、3ドローが行えるよく分からないカード。
2ハンデスのついでにこれが行われるのは意味が分からない。
・サザン・エー
マナドライブ4(水)により自壊をして2ドローを行う、小さい天啓‐CX20。
Waveウェイブをキャストする時は5マナしかない時も多くこっちが捲れた方が良い場面も多い。
・カット丙‐二式
マナドライブ5(闇)で自壊してピーピングハンデスを行える馬鹿としか言えないカード。
Waveウェイブでめくる実質の大当たり枠。
・ソゲキ丙‐一式
マナドライブ4(闇)でセルフハンデスを行えるやっぱりWaveウェイブで捲って嬉しいカード。
5コストで行われる3ハンデスはえげつないと言わざるを得ない。
・クリスマ‐Ⅲ
ブースト兼マナ回収を行える馬鹿クリーチャー。
主に初手でマナに埋めたCRYMAXジャオウガを回収する時に使われる。
・全能ゼンノー
一時期は6000円もしたルールブックの一種。
いると盤面処理を優先にコイツに当てないといけなくなる為、本当にうざい。
超次元ゾーン
このリストでは全く使わない為、5Cグレンモルトに見える形にしている完全なるブラフ。
採用カード次第では『轟く覚醒レッドゾーン・バスター/蒼き覚醒ドギラゴンX』や『時空の禁断レッドゾーンX』を使う可能性がある。
採用余地のある不採用カード達
・異端流しオニカマス
・若き大長老アプル
・星空に浮かぶニンギョ
・飛ベル津バサ『曲通風』
オリジナルのアナカラーハンデスやアナカラージャオウガで採用が見られるメタクリーチャー達。
メタクリーチャーに寄せるアナカラージャオウガであれば採用されるが今回はハンデスに特化させたアナカラーハンデスを目指した為、不採用。
アナカラージャオウガもアドバンスで結果を残しつつある為、そちらでならば活躍するかもしれない。
・流星のガイアッシュ・カイザー
当初は採用されていたが、以外と使う機会がなく、欲しい場面に手札に来ない為入っていないのと同じだと感じた為不採用にしたカード。
好みで入れてもいいかもしれない。
・闘争類喧嘩目ステゴロ・カイザー/お清めシャラップ
墓地メタが必要ならば入れてもいいカード。
腐っても初動ブーストでもあり、Waveウェイブで唱えられるのでありといえばあり。
・龍素記号wDサイクルペディア
オリジナルのアナカラーハンデス及びアナカラージャオウガでよく採用が見られるカード。
基本的にこのデッキの立ち位置はWaveウェイブの5枚目以降。
流石に過剰と判断して不採用。
・ポクタマたま
墓地メタを行えるGRクリーチャー。
青黒DOOMなど墓地利用系のデッキにより優位に立ち回れる。
全能との交換枠。
・回収TE‐10
墓地の呪文を回収出来る強力なGRクリーチャー。
こちらも全能ゼンノーとの交換枠になる。
より自分の動きを通したい人向け。
各対面に対する有利不利と立ち回り方
青黒DOOM
とこしえの超人が相手側にとっては重たいので基本的には有利対面。
しかし、墓地肥やしからのDOOMキャストで走るプラン、零龍卍誕のプランがある為過信は禁物。
零龍での逆転は大いにあり得るので慎重なプレイングが求められる。
一番あり得る負け筋としては『有象夢造』や『絶望と反魂と滅殺の決断』で『ベラドンナ』や『特攻』を蘇生した際の自壊に墓地の儀が重なり結果破壊の儀まで達成、零龍卍誕で盤面をひっくり返されるパターンなので、どうすれば各儀を達成させずに勝ちに持っていけるかを考えながら戦えば勝利を獲得出来る。
青黒ゼーロ
青黒ゼーロよりは余程立ち回りやすい対面。
とこしえの超人が重たいのは勿論のこと、闇王ゼーロを使用するにはどうしても闇王ゼーロ含め手札を4枚抱えなければならない性質上1ハンデスすらキツイと思われる。
零龍卍誕にだけ気を付け、相手の盤面と手札を冷静にコントロールすれば余裕で勝てる対面。
緑単オービーメイカー
相手の盤面に零龍があり、超次元ゾーンに何もカードが置かれていなければ勝ったと思っても良い対面。
オービーメイカーというクリーチャーの性質上他にカードを3枚必要とする為、1ハンデスでオービーメイカーのキャストが出来なくなるorそもそもハンデスでオービーメイカーそのものを抜かれる危険性がある、サブプランのサンマッドを使おうにも『とこしえの超人』が刺さってそれすら出来ないと逆立ちしたってどうにもならない対面です。
一応オービーメイカー側先行で、アナカラーハンデス側2ターン目にハンデスをしたとして3ターン目までにオービーメイカーを立てるルートも無くはないので、それを通された日にはその日は対面側のプレイヤーの日だったと思い潔く負けを認めましょう。
5Cグレンモルト
最近は禁断型でなくとこしえの超人型が主流である為、こちらの話をさせていただきます。
アナカラーダークネスvs5Cグレンモルトの対面を想像してもらえれば分かりやすいです。(つまりアナカラーハンデス側が圧倒的に有利)
禁断型はとこしえの超人型に比べ『インフェル星樹』によるリソースの確保が得意である点と『流星のガイアッシュ・カイザー』の存在からまだアナカラーハンデスに立ち回れますが、5C特有の足回りの悪さが足を引っ張る為、アナカラーハンデス側が有利と言っていいでしょう。
詰めの際に相手側のトリガーが強いと普通に負けることもあるのでその時は泣いて下さい。
黒単アビス
オリジナルからアドバンスに進出したデッキタイプの一つ。
とこしえの超人が刺さる対面ではありますが、零龍卍誕がちらつくこと、タマシードクリーチャーを盤面に並べてのゴリ押しがオリジナルのアナカラーハンデスorアナカラージャオウガよりも通りやすいので立ち回りに気を付けないとあっさり負けます。
このデッキが多い環境なら5Cグレンモルトを使った方が勝てます。(とこしえの超人で相手を縛りながら5C特有のカードパワーで圧殺出来るので)
受けデッキ全般
『13番目の計画』を多投しデッキ枚数を増やした『ギャラクシールド』や中部のアドバンス環境で無視できない存在感を持つ『青白ライオネル』をひっくるめてお話します。
ようは、赤青アポロヌスやモルトNEXTといった攻め一辺倒のデッキを見たデッキ諸々の話ですね。
これに関してはアナカラーダークネスが有利です。
リソース差で圧倒することが出来、受け札をCRYMAXジャオウガのcipでぶち抜ける場合も多い為、余程のことがない限りは負けないです。(ギャラクシールド側の手札からガイアッシュ・カイザーを抜けず、ジ・ウォッチの着地を許してしまうなど)
ガイアッシュ覇道
メンデルスゾーンという上振れ、トップでリソースを稼ぐ手段が潤沢に存在する、踏み倒しを介するハンデスを行った際にガイアッシュ・カイザーを抜けない可能性が十分考えられることなどから不利対面です。
とはいえ、アナカラーダークネスよりは余程無理というわけでもないので、相手側の下ぶれ次第では勝ちもあります。
モルトNEXT
9枚目以降のブーストがグレンリベットか否かで有利不利に多少影響が出ますが、不利対面と見て差し支えないと思います。
とこしえの超人でモルトNEXTやモルトSAGAを止めたとしても、カツキングやグレンアイラで処理されたり、R.S.F.K.やvol-val8でのゴリ押しに屈するというパターンは非常に多いです。
青魔導具
本当にこの対面は無理です。
相手が2ターン目に新世壊を貼らないことを祈りつつ、CRYMAXジャオウガの早期着地を目指しましょう。(普通はそんなプラン通らないです)
最後に
ここまでお読み下さり、ありがとうございました。
是非ともCSや公認大会などで使って上げて下さい。
読者の皆様の良き結果を聞けるのであれば、僕としてはとても嬉しい限りですので。
例によって投げ銭方式を取らせていただきます。
このリストが良かったよという方、押して頂けると嬉しいです。
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