見出し画像

20200507 満月は蠍座にて


こんにちは。
青日タロウです。


前回の更新から、すっかり間を空けてしまった。
書こう書こうと思いながらもいざ書こうとすると体力がいるもので、まだまだ訓練が足りないなぁと思ってしまう。
ただ、書くと言うことって終わりのない旅のようなものだから、頑張ろうと思っても、努力の仕方が違うような気がする。
(そうやって言い訳ばかりが上手くなる)
ただ続けること、楽しむことは最重要であるので、やっぱり自分のペースは大事にしていこう。



余談はさておき、今回は5月7日にやってくる満月とその前後のことについて。

5日  ドラゴンヘッドが双子座入り(ドラゴンテイルは射手座入り)
7日  満月は蠍座へ。ちょうど太陽が位置する牡牛座とは反対側に。
11日  土星が水瓶座で逆行開始
12日    水星が双子座入り
13日    火星が魚座入り、金星が双子座で逆行開始
14日    木星が山羊座で逆行開始

ドラゴンヘッドは、“関わり合い”とか、“今世を切り開く目的・課題”など、諸説ある。一方、ドラゴンヘッドの対極にあるドラゴンテイルは“別世で経験したこと”、“慣れ親しんだこと”などを表す。

そんなドラゴンヘッドがさらに勢いをます双子座に昨日5日に入ったことにより、「結びつき」や「関係性」が活発に、強化されていく。
意識が向かいやすくなるような感じ。
双子座は風の星座で、特につながりを重んじるような星座。
年末に向けての風の時代の大移動への、前哨戦に突入。

ちょうど、ここにきてコミュニケーションのスタイルが変わったり、過度な接触は避けられ、オンラインでのやりとりも当たり前になるだろう、という世の中の動き。
きっとそのような価値観が常識になっていく。
その一方で、直接的な関わり合い、触れ合うことの貴重さがより研ぎ澄まされていく。
ある意味で、当たり前だったものが当たり前じゃなくなった時に、本当に大切であったことに気がついてしまうということがよくある。
まだ前哨戦であるから、その環境や常用に慣れて、本当に大切にすべきものを守れるために、気づき、行動を起こすことができるのだろうと思う。


そしてやってくる7日満月は蠍座。
蠍座は水の星座で、深い感情、性、究極、遺産などと、濃密なものを象徴する星座。
その星座にて、一つの到達点、完成、振り返りを表す満月が起こる。
前回の牡牛座 新月のポストにて、「所有するものをどう扱うかポイント」と触れたが、そのような新月に意識したこと、これまでの取り組みがみちるタイミングなので、振り返りをしておくべき。

制限された環境に置かれて、無理をした部分、背伸びした部分、本来の自分や、理想像の自分など、いろんな面が垣間見れてきているように思う。
溜まってきた感情の水が一気に溢れ出るようなイメージを、特に今回の蠍座 満月には描く。
ひたひたに張った一番風呂に飛び込んで、勢いよくお湯が流れ出すような感じだ。
その感情の決壊から、さらに思わぬ気づきを得られるのだろう。
良くも悪くもそれが自分自身であることが分かってしまう、そしてそれが他人にも伝わる。

さらに、この満月は12ハウスの「隠された、秘密のハウス」にて起こる。
内なる自分の放出である。
今まで隠してきた本当の気持ち、欲望が意識に上ってくるようである。

満月の際には
・振り返り
・許す
・手放す
・浄化(デトックス)
・持っているものの再確認
などを行うのが良いとされる。
一度整理するタイミングを設けてみよう。

満月以降の11日から色々な惑星が動き始める。
情報やコミュニケーションを司る水星はドラゴンヘッドと同じ双子座入りをして、爽やかな雰囲気を醸し出すが、
制限の土星や拡大の木星に加え、活力の火星、愛の金星までもが逆行し始めるため、まさに一旦ストップ!という感が否めない。
現状の自粛ムードも星の様子からも続きそう。
いわゆる逆行というのは読んで字のごとく「逆らって行く」もので、その辺に停滞感が見られる。
これらの星々が順行するのがだいたい9月ごろ。(火星や金星は6月下旬)とされている。
戻ったあたりで、年末あたりの時代の転換期で、本格的に先の景色が見通せるようになりそうだ。

少しばかり先の話ではあるが、今だからこそ見つめ直してできることがある。



蠍座満月に寄せて、一つの振り返りになるきっかけとなる話を。

なんのために 生まれて
なにをして 生きるのか
こたえられないなんて
そんなのは いやだ!

 今を生きる ことで
熱い こころ 燃える
だから 君は いくんだ
ほほえんで
そうだ うれしいんだ
生きる喜び
たとえ 胸の傷がいたんでも

 (中略)

 そうだ おそれないで
みんなのために
愛と 勇気だけが ともだちさ

 「アンパンマンのマーチ」
    作詞:やなせたかし

今の停滞ムードの中で少しでも明るくいようと思う時に浮かぶフレーズがある。
そう、みんなのヒーロー、アンパンマンのテーマソング。

それぞれの人が、それぞれに自分の生きる意味を、そう大きくなくて良いから力強く答えることができれば、強く生きられるような気もする。
ただし、そんな簡単に誰もが答えることはできる問いではないと思う。
難しい問いではあるが、一つ簡単な答えも用意されている。


「今を生きることで 熱い こころ 燃える
 -そうだ うれしいんだ 生きるよろこび」


目の前の価値観が崩れていったり、変わっていってしまっても、僕らは今ここで生きて活動をしていることに疑いの余地はない。
それそのものを喜ぶことができれば、それ以上のものはいらないのではないかと思う。


「愛と 勇気がだけが ともだちさ」


アンパンマンの世界での友達は「愛と勇気」だけにされている。
この言葉はなぜだろう、と考えたことがある。
あの世界観に登場する者たちは、人間、動物、菌、食物、植物などなど、様々な生き物が関わりあい生きている。
日々平穏な暮らしにを送っている様々な生き物に対して、菌は悪巧みを仕掛けてくるが正義のヒーローのアンパンマンに懲らしめられる。
が、それも悪さをして間違ったことをした時のみだ。
(結構、菌はアンパンマンを助ける話がたくさんある)
あの世界では、正義は愛と勇気の名の下にあるように思う。

では、アンパンマンの周りの「みんな」とはどういう関係なのだろうか。
ともだちとは区別をしている
ここで、僕が思うのは「みんな=仲間」という考え方なのだろうと思う。
それぞれ種族や立場、考えが違う者同士が生きる世界線において、
「仲間」だからお互いに助け合ったり、守りあったりするのだろうなと思う。
愛と勇気だけを友達としているのは、本当の意味で対等に関わりできる存在、信念として考えているのだろうと思う。

アンパンマンの世界、悪くないな。

この地球も同じように様々な者が暮らしているのだから、ブレない考え方を持って生きてゆきたいと思う。
大変な時ほど、アンパンマンのマーチを口ずさんでいたい。


もしあなたなら、なんのために生まれて、何をして生きるのだろうか。
僕自身、もし、この問いにシンプルに答えるとしたら、
「目の前のあなたを、あるべきところに導くこと」
というのが一つの答えである。
そのための占い、そのためのタロット、そのための心理学、そのための様々な知識、経験、能力・・・。
これまでに生きる喜びを感じると同時に、同じくらいたくさんの胸の傷を受けてきた。
けれどもこうして楽しくやっているのは、同じように導いてきてくれた他者の存在があったから。
僕もかつての大人たちのように、誰かの支えになる存在として少しでも力になりたいという思いがある。


蠍座満月では、これまでの経験から深いところで、
今一度どのように生きていこうか、考えるきっかけにしてみたいと思う。



2020.05.06 青日タロウ


あなたのサポートが僕の背中を押して、いつか届くべきところに言葉を届けられるようになると思います。少しでも周りが温まるように。よろしくお願いします。