音のお香を浴びるつもりで聴いていたら、頭に浮かんだのはネガティブな風景だった。映画、ボーンアイデンティティの中でボーンが逃走するような、自分は何者なのか、誰を信用すればいいのかわからない、そういった疑心暗鬼の感情を表すような音に聴こえた。そう感じるのは自分の心がそういうモードにあるからなのか。。。黒瀧さんの作品がそうさせるのか、あるいは本来音楽とはそういうものなのか。自分の心の写し鏡のようだ。そんなことを感じた。

画像1 MIND THE GAP one step beyond...