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幼なじみ

久々に友達の家に遊びに行った。

ひとつ歳上の幼なじみで、小学生のとき
家族ぐるみでその子と旅行に出かけたり、
たまに家で飲む親たちに便乗して夜遅くまで一緒に遊んだ。

今日改めて、その友達から
会うとやすらぐ、
気を遣わなくて良いし、
話が合うと思っていると言ってくれて、
自分がその友達に思っている気持ちそのままなので
少し驚いたし、やっぱり嬉しかった。

『子どもへのまなざし』で佐々木正美先生がおっしゃっていた、
「相手が私のことを、どう思っているかということは、私が相手を、どう思っているかということと、ほぼ同じこと」
という言葉を思い出した。

「こちらが相手を好意的に思えれば、相手だってかならず、そういうふうに思うようになる」
という言葉も。

小学生のとき、
当たり前だけどまだまだ未熟だった。
あまりにも素直でむき出しで、
たくさん傷ついたし、友達を傷つけた。

でも、
その子と遊ぶときはいつもすごく楽しかった。
気を遣わなくて良いのに、
嫌な思いをしたことがない。
大切に思っているし、
大切に思ってくれていると感じる。
その子の家族、
お父さまお母さま、おばあちゃまにまで
可愛がってもらった記憶がある。
改めてすごく有難いことだと思う。

今のこの気持ちを忘れたくなくて書いている。

小さいときに感覚が合う友達と出会えたこと。
そんな友達と大人になった今も会えること。
会って幸せな気持ちになること。
それってすごいことだ。
幸せなことは何度も思い出して、感じて、大切にしたい。


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