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カレンダーと星の楽しみ

太陽・月・星のこよみ

師走に入り、世の中はもうすっかり年末ムードですね。いろいろな準備や段取りに慌ただしい季節です。
その中のひとつ、来年のカレンダー準備はもうお済みでしょうか。
私は静岡県函南町にある月光天文台の「太陽・月・星のこよみ」を毎年購入しています。
 
2023年版 太陽・月・星のこよみ | 月光天文台ネットショップ (gekkou.shop)
 
今月の星座表、天文ハイライトなど情報満載。月の満ち欠けも載っているので、「おお、今日は満月か…」などと夜空を見上げるきっかけになります。

トイレに貼って毎日一定時間ながめていると、いつのまにか天文通になった気分に(翌月には忘れてたりしますが…)。天文に特別くわしい訳でなくても、星座や月の移り変わりが、日々のちょっとした楽しみになっています。

情報満載!

スマホアプリ「星座表」

あわせて使っているのがスマホアプリの、そのものズバリ「星座表」。空にかざすと自動で今見えている星の情報を表示してくれます。

なんといってもうれしいのは、惑星も表示されること。以前は学校教材の紙製の星座早見表を愛用していて、それで充分だと思っていました。しかし、それだと惑星は載っていません。惑星は太陽の周りを公転しているので動き方が変則的。いつも位置が一定している普通の星と違う、惑う星です。以前は「あの星ってなんだろうな~」と思う大きな星があっても、星座早見表に載っていなくて疑問のままなことがありました。

しかし、このスマホアプリがあれば、「あ、火星だったのか!」とその場でわかります。気になる星があったら、すぐにスマホで確認できて気分はすっきり。星を見るのが楽しいです。先月の皆既月食・天王星食の時は、天王星が月を追いかけていく様子が、スマホの画面上で見ることができてワクワクしました。

カレンダーの情報とあわせると「今日は火星が最接近か。あの星かな?」「流星群が最大なのね。この辺か。」と楽しさが倍増します。

空にかざすと、星座が表示されます

星占い

もうひとつ、楽しみにしているのが「星占い」です。
こちらも全然本格的じゃないですが、ホロスコープを使った西洋占星術。ここは惑星が大きく関わってきます。

太陽を中心に、それぞれに司る事柄があります。水星は情報、火星は闘争、金星は愛・快楽、木星は幸運・膨張…なんとなくイメージが湧きます。夜空に木星が大きく輝いているのを見つけると、ちょっとラッキー?な気持ちになります(ぜんぜん違ってたらすみません!あくまで個人の感想です)。

惑星は順行・逆行というものがあって、「水星の逆行」は「情報やコミュニケーションの乱れ」を示します。連絡の行き違いや情報の取り違えに注意です。

当たるも八卦当たらぬも八卦。妄信しているわけじゃないけれど、メール送信前に再チェックしたり、情報に関していつもよりも慎重になったりします。なにか不具合があっても「ああ、この時期は水星が逆行してるから」と平常心を保てます。

「交通安全週間」じゃないですが、定期的に行動を見直す機会があるのもいいのかな、と思います。

石井ゆかりさんの星占いは、解説も詳しくておもしろいです。
石井ゆかりの星読み【公式】 (cocoloni.jp)


夜の星座の美しさを

11月のコラム

このカレンダー、情報の多さもさることながら、コラムなどの記事がとても素敵で気に入っています。
「人世の混濁を離れて夜の星座の美しさをせめてひととき静かに観察したい」(12月「宇宙の詩」より)…天文学者さんはとてもロマンチストです。

望遠鏡を買ったり、天文台に観察に行ったりするほどじゃないけど、ふらっと気軽に楽しむことができる星空。日々のちょっとしたうるおいになればいいなと思います。

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