Tenacity and Insanity for Victory ~ 第3期Σリーグに向けて
はじめに
ついに来ましたね、第3期Σリーグ。……いやまあこの記事の下書きを書いているときにはまだ2期終わった直後なんですけれど。こういうのは速さが大事ですからね。あらかじめ温めておいて即日投下みたいなのもアリでしょう。たぶん。
ということで、第3期Σリーグに向けて今一度自己アピールをさせていただきたいと思います。
そもそもなんでお前エントリーしとんねん
さて、いきなりですがこの自己アピールには相当な矛盾を抱えているところがあります。
2期ドラフトが終わった後で当面出るつもりはないとか言ってるやついたらしいんですよ。誰だこんな文章書いたの。昨年10月の自分だわ。当時聖2で応募した後豪3まで転落していたというのもあって(ドラフト前に聖1までは戻りました)、だいぶ気分的には堪えていたというのもあるんでしょうけど我ながら相当だなこれは。
とまあこんなことを書いていたということが過去にあった手前、まずは当分応募しないかなあとか言ったくせして手のひら返しした理由を説明というか言い訳させていただければと思います。
ちなみにこのnote記事では最後の方にこのようなことも書いてました。
当分応募しないことにしようとか言いながらめっちゃ予防線張ってて草。今はがっつり凹んでるけど、半年もあれば心変わりする可能性あるなこいつ、という考えがどこかにありましたね。自分のことはさすがに一番わかってる。先置き十段。
で、段位については魂天どころか聖3の原点付近をうろついている状態なので全然届いてない(なんなら三麻は溶かしてから全く触ってない)んですが、本当にありがたいことにドラフト直後から今に至るまで少なからず励ましの言葉をいただく機会がありまして、じゃあもうちょっとやってみるかあという思いになり現在に至ります。
せっかく応募しますと決めたからには、ドラフトの結果がどうなるにせよ全力は尽くしたいですね。トータルとして挑戦したいという気持ちの方が勝ってしまったので、どうか応募したことについてはご容赦いただけますと幸いです。
自分の強みは何なのか
さて、なんやかんやで懲りずに応募をすることを決めたわけですが、Σリーグには名実ともに素晴らしい方々が集まるのは周知の事実。ただ応募しただけではどこにも引っかからずに終わる可能性の方が高いでしょう。少なくとも過去2回はそうでした。
そこから抜け出したいんだったら、何か自分には強みがあることを明確に打ち出さないといけない。ということで、いろいろ考えた結果2つ挙げさせていただきたいと思います。
Tenacity(執念)
まず明確に強みと言えるものはこれかなと。執念というか諦めの悪さですね。他のことやっててもそうなんですけど、負けたまま終わるというのが本当に受け入れられないというか虫唾が走るんですよね。たとえば麻雀の場合だと、その日最後の対局が4着のまま寝るということがどうしてもできない。友人戦でも段位戦でも、せめてラス抜けはしてからでないとよし終わるか、という気になれないんですよね。ラスを取ったら終了みたいな企画も配信で何回かやってみたことはありますが、結局配信終わった後も打ち続けていたり。納得できないときにはそのまま朝になることもありました。
まあまあいいじゃないの、と諦めることがどうしてもできないんですよね。負けず嫌いが拗れに拗れたような感覚といえばいいのでしょうか。こと麻雀においては、この諦めの悪さのおかげで打数を重ねられて(しまって)いると実感しています。quolity(質)も当然大事ですが、quantity(量)もないことには始まらないですからね。強くなるためのある種の下地ではあると思いたい。
ところで皆さんにはお気に入りの楽曲はありますか?
私の場合は、『chase』という曲が好きで、定期的に聞き返しています。『ジョジョの奇妙な冒険』4部の2番目のオープニングです。
何が特に気に入っているかというと、サビの部分の歌詞が本当に自分の価値観(特に麻雀においての)と合致しているなと感じるんですよね。
勝敗を分けるのは執念。
自分の中になんとなーくあった概念を言語化してくれたとてもお気に入りのフレーズです。
一度届かなかったとしても、届くどころか転落したとしても、そこで諦めずに抗う。勝つまでやれば最後には勝てる。そう思いながら日々麻雀と向き合っていますし、そのスタンスはこれからも変えるつもりはありません。
千でダメなら一万。一万でダメなら十万。十万でダメなら百万。それでもだめなら一生。心の底から満足できる日がくるまで(一生来ないかもしれませんが)、麻雀を通じて挑戦は続けたいと思っています。
Insanity(狂気)
2023年は、1日平均で8時間を雀魂につぎ込みました。また、数年前までは1冊も買ったことのなかった麻雀本も、可能な限り買って読みました。購入した書籍の数々は、真上に積み上げると1リットルの紙パック2本分くらいの高さになります。それらの本は今でも枕元で眠くなるまでの話し相手になってくれて、時折雪崩を起こしてダイレクトアタックしてきます。
やると決めたらとことん。文字通りの死に物狂いでとにかく突っ走る。この馬力については、自分を語るうえでは避けて通れないところかなと思います。こと打数においては、気が済むまでやりきる、打ち切るというところは執念に加えてこの狂気があったからこそできていたところもあると思います。
もっとも、狂いっぱなしでは人として同じチームでやっていけんのかという問題はあります。そこについては、この1年間麻雀を打ちながら精一杯考えましたし、今でも悩みながらなんとかしようと努めています。私生活の面では、週7で寝ていた1年前から週5で働くレベルまで戻ってきました。麻雀を打つ時間が減ってしまったのは大きな悩みですが、社会の中で役目というか仕事があるという実感が得られるのはありがたい限りですね。少なくとも就職できる程度の社会性は残ってたんだなと個人的に安心しました。
とはいえ、狂気という面については、強みと言うよりリスクと言うべき側面もあるとは感じています。実際、過去には自分で自分にブレーキをかけきれずに言動でご迷惑をおかけしたこともありました。そのとき不快な思いをさせてしまった方には、いくらお詫びしてもしきれません。
過去にやってしまったこと、言ってしまった言葉はもうどうしようもありませんが、これからの自分は狂気をうまく麻雀にぶつけながら、人を傷つけないようにありたいですし、そうなれると信じて精進します。ちゃんと立ち振る舞いを直していくことで、その点については贖罪とさせていただきたく思います。
おわりに
簡単には諦められない、諦めきれない執念。
麻雀のためなら、文字通り命を削ってやろうじゃないかという狂気。
少なくとも、この2点においてはそんじょそこらの人には負けない。
そこだけは、堂々と言いたいと思います。
第3期がダメだったとしても、Σリーグがある限り、出禁にならない限りは応募は続けます。初めて出たいと思ったリーグですし、今でも憧れというか羨望に近い気持ちを持って見ています。このまま選手としてはダメでした、では終わりたくない、否、終わらせるわけにはいかない。
Σリーグの舞台で麻雀を打ちたい。気が済むまで麻雀の話をしたい。
そう思いながら、気がつけば1年経っていました。
どうか、一度だけでもチャンスをいただけますと幸いです。
おまけ
ごくあまさん(https://x.com/xuxhixuxi)に新しい立ち絵を書いていただきました。鬼気迫る感じというか、執念のようなものをうまく表現いただいてありがたいかぎりです。一度やってみたかったんですよね、目を光らせるやつ。
Σリーグでこの立ち絵使いたいなあ……
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