文学フリマ東京「目覚め黒染めのうつし」


和風の世界観で、うつし、というものの独特の設定が魅力的。
そのうえで一人の少女との出会いからはじまる短編。
もうちょっと読みたいというところで一気に加速してラストまでいってしまったのがちょっと残念。
世界観と設定がとても魅力的ながら、容赦のないお話とラストの少しだけ救いを思えるまとめかたがお上手。
けれど表紙の美しさとそのあと裏表紙をみることの楽しさとか装丁がとってもきれい。

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