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ソロジャーナル 謹啓、波の上より を遊んでみた

謹啓、波の上より https://talto.cc/projects/pc5ptC6hVzo6OwupePMZb/

世界観
自分はニルプハルプ家の使用人で、今までの働きが認められて惑星を一周の旅行中。その旅行の様子を主人に手紙を書くこととなる。

ダイスは使わない診断結果
天候:晴れのち霧
寄港地:ンデピ 寄港地について:戦争の爪痕が未だに残る。物乞いも多い。寄港前日には、治安について船員から注意を受けた。 作家として知られるパワ氏はンデピを憎んだ。

◇手紙
親愛なる我が主人さまへ
今日の天候は晴れておりましたのに、いつの間にか深い霧が立ち込めてきました。ここはかの有名な作家パワ氏の故郷であり、彼が生涯足を踏み込まなかった場所といわれています。
なぜかわかりますか? 
そうです、50年前の戦争によってパワ氏はこの生まれ故郷を捨てることとなりました。彼はそのあと亡命したこともあり、生涯、自らの生まれた土地へと帰ることは叶わず、ずっと故郷を愛しみながらも自分が捨ててしまったその土地の愛憎を抱きつづけ、その土地にまつわる物語を多く書き残したといわれています。
この土地はエネルギー鉱石がとれるため、狙われたのでしょう。いまでも、鉱石がとれますよ。だから人が多く、争いも多い。

パワ氏は、昔、ご主人様に読み聞かせをした怪談話のあのホラー作家ですね。おなつかしゅうございます。パワ氏の残した山の怪談、土地にまつわる恐ろしい物語、どれもご主人様は怖がっておりましたね。ふふ。
戦後100年でもいまだにこの地は癒えることはなく、ひどく悲しい雰囲気がございました。ああ、ご心配されることはありません。私はアンドロイド、とても強いのですよ。けれどこの土地の淀んだ空気は私には多少毒のようで、部品がさび付かぬようにすぐに船へと戻ってしまいました。なんといっても治安があまりよろしくございませんから。
ただ鉱石を一つ。これはもうエネルギーがないのでただの美しい石です。ご主人さんまの瞳の色です。また旅先の風景をお届けいたしますわ

あなたの忠実なメイド サラより忠誠と愛をこめて

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