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企業年金

企業年金は、私企業が従業員の老後の生活をより豊かにするために公的年金以外に、企業内で運営される私的年金です。


退職金と企業年金はどうちがうの?

退職金とは?

退職金は、社員が退職時に全額を一括で受け取るのが一般的です。
まれに、一括で受取らずに年金形式(分割)で受取ることができる会社もあります。

退職金は会社が独自の「就業規則」に基づいて支払うものなので支給額が一律に決まっているものではありません。

会社の規約に書かれていない場合は、払わなくても良いということですね。💦

企業年金とは?

企業年金は、公的年金とは別に企業が社員に対して支給する年金制度です。

以前は「厚生年金基金」が、これにあたっていましたが、2014年4月以降に実質廃止になっています。

それに代わる企業年金として、「確定給付企業年金」ができました。

以前に加入していた企業年金が解散している場合や、転職して中途脱退した場合は「企業年金連合会」が管理しているかもしれないので一度調べてみると良いでしょう。

確定給付企業年金

「確定給付企業年金(DB)」の支給開始年齢は一般的には60~65歳ですが、企業の高齢者雇用の状況によって70歳まで拡大されることもあります。

確定給付企業年金は、2種類あります。
「基金型」と「規約型」です。

その他に「企業型確定拠出年金」があります。
詳細についてはこちらの「厚生労働省」のページを参照ください。

自分は企業年金をいくらもらえるのか?

これから、ご自身がいくら企業年金がもらえるか知りたい方はこちらで調べることができます。

まとめ


不況のあおりで企業年金制度が廃止になった企業も多くなりましたが、もしかしたら、あなたも企業年金が受け取れるかもしれません。

年金自体も、多くを期待できなくなっていますが、老後の生活が少しでも明るくなるように企業年金についても知っておくと良いでしょう。
引用:厚生労働省
   企業年金連合会




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