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【デュエマ】ドラゴンに依存しない!ハンター軸勝利刃鬼!【デッキ紹介&構築話】


はじめに

記事を読んでいただきありがとうございます
こんにちは
AOCLOという者です
先日新弾ビクトリーBESTが発売され、しばらく経ちましたが
皆さん欲しいカードは手に入れられたでしょうか?
というのも今回やたら品薄というかなくなるのが早くて私の周りではもうパックが売っていないんですよね…
皆さんが手に入れられてることを願っています
さて、今回はそんな新弾にちなんで私が情報が公開されてからずっと使いたかったカード≪「勝利」の頂 カイザー「刃鬼」≫(以下[勝利]と略します)のデッキ紹介になります
あの≪「必勝」の頂 カイザー「刃鬼」≫(以下[必勝]と略します)のリメイクカードであり、リメイク元であると異なり早出しも可能になった彼ですが、デッキを組もうとすると中々難しく、
特に必勝とどう差別化していくかというという点で頭を抱えるカードでもあります
今回、この点について詳しく話す為に構築の上で考えた事を纏めた為に
序盤にカード紹介兼構築話、後半にデッキ紹介というような構成になっています
なので構築を見たい方は目次から飛んでください
構築話を読む場合は飲み物片手に一人のDMPが苦心する様子を温かい目で見ていただけると助かります
では、最後までお付き合いください

「勝利」の頂 カイザー「刃鬼」とは(構築話)


カード紹介

初めに彼のテキストを確認しましょう

実はパワーが必勝より高い

11マナ P17000
レッド・コマンド・ドラゴン/ジャイアント・ハンター/ゼニス
シンパシー:ハンター・クリーチャー)
ジャストダイバー/T・ブレイカー
このクリーチャーが召喚によって出た時または攻撃する時、ハンター・W・メクレイド10する。
相手のシールドが5つ以上あれば、このクリーチャーに「スピードアタッカー」を与える。
と中々すごそうなことが書いてあります
これを要約すると
出して殴ると山札上12枚からコスト10以下のハンターを4枚出す
というのが彼の特徴です
必勝との最大の違いはこのメクレイドによる非公開領域からの踏み倒しです
必勝はマナ、手札、墓地という公開領域から好きなハンターを出せたのでハンタークリーチャーの枚数を絞る構築も可能でしたが
勝利の方はメクレイドという非公開領域からの踏み倒しなのでそういう構築には向きません
加えてメクレイドで出せるのはハンターのみ、つまりデッキ内をある程度ハンターで染める事が要求されます
そういう視点で見ると勝利はハンターという種族のデッキに特化した刃鬼という事ができるでしょう

今回の構築の目的

さて、この勝利くんで何を出すかという事を考えていきましょう
この能力で踏み倒したいハンターと言えば候補は多くありますが、
私はやはりコスト10のハンター
すなわち、≪勝利宣言 鬼丸「覇」≫や新規のコスト10のジャイアントハンター達です!


10コストジャイアントハンター達はツインパクトカードであり、
下面に初動やメタ除去能力がついていて、10コストを4枚積むことのデメリットを緩和してくれている為、殊更に相性がいいです
という事でこの人たち4枚をフル投入したデッキを考えるわけですが…

やりたい構築の問題点

えぇまぁ…
こういう書き方をしている時点で問題があったわけですが
これに関しては見てもらった方が早いと思うので見ていただきましょう

並びはかっこいいんだけどね…

画像はデッキに入れたい物をいれただけのリストですがこの時点で17枚
残り23枚で安定して11マナまで伸ばす構築を考えなくてはいけません
厳密にいえばメチャデ塊ゾウが呪文面でマナ加速をするのでもう少し余裕はあるのですが、それでも1マナ加速。11マナは遠いです
勝利くんがドラゴンなのでメンデルスゾーンやボルシャック・栄光・ルピアなどのドラゴンのマナ加速を入れれば解決!
と最初は思いました。が問題点が2つありました
1つ目は
ドラゴンじゃないアクア・TITAAANSとメチャデ塊ゾウが邪魔になること
2つ目は
そもそもマナ加速で公開領域を広げられるなら必勝を使えばいい
これが双方中々に深刻で、
元々刃鬼というデッキには≪闘争類拳嘩目 ステゴロ・カイザー≫や≪メヂカラ・コバルト・カイザー≫などに多様な役割を担えるドラゴンのハンターが居る事に加え、
必勝は≪不敗のダイハード・リュウセイ≫と≪閃光のメテオライト・リュウセイ≫を出せれば大体勝てるという文字通りの必勝プランがあり、
これがマナを大量に伸ばせるドラゴンのマナ加速と相性がよく、これに優位とはいかないまでも差別化できなければ必勝でいいとなってしまいます
しかもメヂカラやステゴロが7で出せたのに対し、ジャイアントハンターは10。彼らを使うとなると生半可なマナ加速は許されません
一応10コストという事で≪流星のガイアッシュ・カイザー≫の軽減が乗るもののガイアッシュに依存した構築だと、安定性に欠くものでやはりしっかりとマナを伸ばしたいです
つまり今回の構築では
「ドラゴンのマナ加速を使わずに」
「10マナまでマナ加速できる」
「ハンター主体のデッキ」

というデッキを構築する必要があるわけです
なんだこの縛りプレイは…

問題点の解決

さて、構築の目安となる目標の
「ドラゴンのマナ加速を使わずに」
「10マナまでマナ加速できる」
「ハンター主体のデッキ」

これがなかなか難しく、生半可なマナ加速ではドラゴンの劣化になってしまい、普通にマナ加速をするとメクレイドがスカるというジレンマに長らく頭を悩ませました。
しかし突破口はあるもので
E3が終わって以降ハンターには初動と呼べるクリーチャーがちょくちょく渡されており、新規でもかなり使いやすい奴が追加されています
その中でも≪青銅のバンビシカット / 「我が力、しかと見よ!」≫と≪運命の親衛隊シウバ / 「その運命、我らもそれに従おう」≫は特に勝利と相性がいいです

ハチ公でよく見る人。実はハンター
呪文面が五・七・五になってるのにジャイアントスキル


前者は勝利とのシンパシーと合わせることで実質2マナ加速となってくれる上、ガチンコジャッジの勝率も10コストの多さから勝ちやすく、このデッキにおいては非常にかみ合っている上に呪文面は受けにも使えるという非常に強く使えるカードです
後者はマナ加速で置かれたカードが7以上であればウマキン・プロジェクトにマッハファイターが付くという中々の性能で、呪文面のトリガーも10を捨てれば10以下まとめてバウンスという信用できる受けとしても使えるこれまた強力なカードです

このようにハンターを並べる行為はこれまでは刃鬼というデッキではあまり意味をなさなかったですが勝利の持っているシンパシーはこの行為にコスト軽減という強力なメリットを付けてくれます

これらのカードを使用すると2→4→6というマナカーブを作れます
とすると6から10へとマナ加速をしたいところです

しかしそんな都合にいいハンターが…


居る訳…



居るぅぅぅぅぅ!
しかもなんか二枚あるぅぅぅぅ!

はい、という事で上記のカードを採用して
2→4→6→10というマナカーブを作ることで
当初の目標を達成できるデッキが作れる、というのが私の結論です
これを元にチューニングした物が以下のリストになります

デッキ紹介


デッキリスト

デッキリストは以下のようになっています


デッキの回し方

基本的には2→4→6→10のマナカーブでマナ加速をしていきます
マナ加速をする場合は手札の多色の枚数次第ですが、クリーチャーでブーストすると勝利のシンパシーによる早期着地を目指せるので狙っていきましょう
6→10のマナカーブをモエルで作る場合はシンパシーと合わせることで
3ブーストではなく2ブースト1ドローみたいに器用に使い分けられるので覚えておくと楽しくなれます
勿論ガイアッシュカイザーからつないでもいいです
なぜここまでハンターを並べたがるのかというと
10マナまで伸びればバトルゾーンにハンターが一体でもいれば
勝利を出せるようになり、11マナまで伸ばせればメチャデ壊ゾウも刃鬼を出せるようになる
ので、ありとあらゆる手段で刃鬼を出せるような状況を作れます
こうなるとトップトップの有効札も多くなり、必然的に勝ちやすくなっていくわけです。
あとは好きなハンターを出して殴って勝ちましょう

採用カード紹介

青銅のバンビシカット / 「我が力、しかと見よ!」
配球の超人 / 記録的剛球

共に初動の2コストブースト枠
デッキの性質上かなりガチンコジャッジをする機会があるのでクリーチャー面のコストの大きい配球の超人 / 記録的剛球を採用しています
バンビシカットはハンターでマナ加速できる2のクリーチャー兼受け札です

ベイビー「刃鬼」/「俺たちも必ず勝つ!!」
6→10とジャンプアップするカードその1
呪文面が6→10へとジャンプアップをさせてくれるカードであり
クリーチャー面がターンを問わず各ターンでる3体目以降のクリーチャーを置換効果で墓地送りにします
勝利の効果で出てくると疑似的なトリガーケアみたいなことがたまにできます
多色なのが辛く、今回は採用枚数を抑えてますが増やしてもいいと思います

運命の親衛隊シウバ / 「その運命、我らもそれに従おう」
2→4と繋ぐ4のブースト枠です
マナ加速で落としたカードが7以上であれば手札が減らないのが強く、2→4→6と安定して動けるのが良いです
呪文面もトリガーで10のカードを捨てれば10以下まとめてバウンスと信用できる受け札になります
そのうえで種族「ハンター」。このデッキにおいては可食部しかない有能君です。でも裏切り者

鬼の育成者 モエル
6→10とジャンプアップするカードその2
山上3枚を手札とマナに振り分けられるのが「俺たちも必ず勝つ!!」との違いで、勝利はシンパシーで軽減して出てこれるので
山札から勝利を回収しながら出せるカードとして見れるのがポイント
また、ガイアッシュ→メチャデ壊ゾウと繋いだ時にマナから出すことで
マナ加速を行えるのもいいです
この辺の採用枚数は自分の使いやすいようにいじって下さい

流星のガイアッシュ・カイザー
説明不要の最強カード
相手の踏み倒しに反応して出てきたと思ったら刃鬼を投げつけられるすごいカードです
順当に2→4→6と繋いで出してもリソース回復をしてるので普通に強いというもうよくわからない人です
そんなカードにプレイヤー限定とはいえアタック制限がついてます
4枚確実に欲しいですね
再録で安くなった今がチャンス!

特攻隊長 鬼流院 刃
個人的おススメカードです
別名緑のメヂカラ
相手のクリーチャーが出るたびにガチンコジャッジをして
勝ったら任意でそのクリーチャーとバトルができ、バトルに勝ったら1ブースト任意の1回収という効果を持ちます
長い事書いてますが要は疑似的なP9000以下のクリーチャーの召喚ロックができます
ガイアッシュが取られたときのセカンドプランとして入れており、相手の展開を妨害しつつ、マナ加速ができるようになる上トリガーケアもできたりするナイスガイです
騙されたと思って一回使ってみてほしいです

「必然」の頂 リュウセイ / 「オレの勝利だオフコース!」
「合体」の頂 アクア・TITAAANS / 「必殺!ジェット・カスケード・アタック!!」
「根性」の頂 メチャデ塊ゾウ / 「大親分、ここにあり!」
勝利宣言 鬼丸「覇」
刃鬼で踏み倒すクリーチャーたち
それぞれフル投入することでメクレイドで出せる確率が上がるのでぜひともフル投入してください
各ジャイアントハンターは呪文面が扱いやすく、4枚入れても邪魔になることはほとんどないです
これがほんとに凄い
またこれだけコストのでかいカードを入れてるので鬼丸「覇」のガチンコジャッジもまぁまぁ勝てます
なのでマナ加速して覇投げてるだけで勝てることもしばしば

「必勝」の頂 カイザー「刃鬼」
「勝利」の頂カイザー「刃鬼」

このデッキのフィニッシャー
文字通り出せば勝ちます
勝利とは別に必勝を一枚だけ採用しているのは
必勝が墓地からハンターを出す能力を持ってるからです
ジャイアントハンター達の呪文面を使って墓地に落ちたのをそのまま出せるので相性がよく、ガチンコジャッジも勝ちやすいのでないよりはあった方がいいと思って入れてます
両方強く使えるのがたまらなく楽しいです

おわりに

ということで≪「勝利」の頂 カイザー「刃鬼」≫のデッキ紹介でした
ここまでお読みいただきありがとうございます
今回、かなり頭を悩ませたデッキなので構築話を試験的に混ぜてみましたがいかがでしょうか
おかげでかなり長くなってしまいました
長いぞー!などの感想があればぜひXのこのデッキのpostのリプライに書いてもらえると今後の参考にさせていただくのでよろしくお願いします。
さて、≪「勝利」の頂 カイザー「刃鬼」≫
かなり頭を悩ませただけあって個人的にはかなり満足のいくものができたと思っています
皆さんの刃鬼デッキを作る上で少しでも参考にしていただければ
ファンデッカーの端くれとしてそれに勝る喜びはありません
この記事が少しでも皆さんのデッキ制作の助けとなることを願って
最後の言葉とさせてもらいます
改めてここまでお読みいただきありがとうございます
AOCLOでした。


P.S.
この記事を書いている間に鬼丸覇が殿堂解除されました
このリストも鬼丸覇増量してまだまだ遊べそうですね














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