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思い出とは歴史である
深い意味はない。
その昔、あの場所で活躍していたバンドたちに、諸先輩方に、少しでも近づくことが出来、少しでも追い越すことが出来たのだろうか。肩を並べれることは出来たのだろうか。
正解は近づくことも、追い越すことも、肩を並べることも出来ない。なぜなら憧れは常に先へと進んでいるからだ。
というアホが背伸びした文章を書きました。
自分は10年ほど前に、初めて足を伸ばした、とあるライブハウスがある。いつかこのステージに立ちたい!とかそういった願望はひとつもなかったけど、いつの間にか先代の店長とはふたりで遊びに行けるぐらい仲良くなったし、今の店長はミナミホイールのステージを任せてくれるようになった。本当に長いこと、こんな人間を良いように可愛がってくれてありがとうございました。さようなら。
俺がいつか死ぬように、ライブハウスもいつか死ぬ。何に対しても永遠なんかない。人はいつか死ぬし、物はいつか壊れるし、場所はいつか無くなる。現実を見ろ、嫌なことから逃げるな。これは俺に言い聞かせてます。さようなら。
キラキラの裏に、必ず、それはそれはもう絶対逃げたくなるような、目を覆いたくなるような汚れた反面もある。これも俺に言い聞かせてます。気にしないで。
心斎橋FANJは俺にとって、いや、俺たち2人にとっても、とても大切なライブハウス、そして唯一『禁煙』という最高のライブハウスでした。禁煙ってほんまタバコ吸わんやつからしたら嬉しい。タバコ嫌すぎて打ち上げ出たくないとき多々ある。
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心残りは次のワンマンライブもここでしたかった。
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