信頼関係をつくる

自分にとって信頼できる人って誰だろう


私は仲の良い友人と3人で自分の進路や恋愛相談をしあうこともある。
何年か付き合いのある友人2人であるが、今まで誰にも話してこなかったこともこの間初めて話した。
もしかしたら私はこの2人を信頼しているのかもしれない。



🟡🟠Pear Plantについて🟠🟡

お話を聞かせていただいたのはPear Plant(梨の木)の安森正実さん。
主な活動としては「女子中高生の居場所づくり」。
家でも学校でもない、第3の居場所づくりをする活動をしている。

最近は男の子たちも参加OKの日も作っているそうだ。

普段はみんなでゲームをしたり卓球🏓をしたり、コロナ前は料理やお菓子づくりもしていたようで、過去のブログにはおいしそうな料理の写真がたくさん上がっている。

現在私は大学生で、少し(?)前までは同じ女子中高生だったということからPear Plantの活動に興味を持った。
特に年頃の女の子たちにどのように接しているのか気になり今回取材させていただいた。


🟡🟠立ち上げについて🟠🟡

そもそもこのような居場所づくりをしようと思ったきっかけは安森さんご自身の経験。
家を出ていきたい、居場所がないと感じていたそう。

              「誰かに話を聞いてもらいたい」


こんなときに駆け込める場所を作りたいという思いから団体を立ち上げようと決意したそうだ。

立ち上げ時は大学の授業と団体の活動の両立だけでなく、スタッフや場所の確保にも苦労したという。
スタッフは運用しているブログだけではなかなか集まらないため今でも自分から宣伝しに行ったりしているそうだ。


🟡🟠安森さんの接し方🟠🟡

第三の居場所として存在するPear Plant💁‍♀️

一番の目的は「信頼関係が作れる場」であること。


安森さん自身が女の子たちに接するときに気を付けていることは
 否定はせず肯定してあげること
 分かった気にならずしっかり聞いてあげること
「来てくれてありがとう」など 言葉にすること

その子なりの考え方を尊重し、
信頼関係を作るためにまずは「この人は信頼できる人だ」と認識してもらうことが大切だという。

そんな積み重ねからずっと壁を作っていた子が自分から話しかけにいったり
自分から悩みを相談するように。
他にもずっと来てくれている子がついに就職することに
そんな風に女の子たちの成長を話している安森さんは本当に嬉しそうだった。

成長はすてきなことであるが
卒業したら関係性が途切れるのは嫌で、卒業しても何かあったら連絡したりと関係性が途切れないことが理想だという。


🟡🟠安森さんと女の子たち🟠🟡

来ている子たちは敬語で話すんですか?と聞いてみた。
「いや使わないです、むしろまさみちゃーんと言って抱きついてきますよ」と話す安森さん。

親しい友達みたいだけど友達じゃなくて、成長を見守る先生と生徒という関係でもない
その子たちとの関係性に名前があるわけではない
だけど信頼できて何かあったら相談できる人

素直にすてきな関係だと思った。


最後に何かあったら話聞きますからね~と言ってくださった。
すごく明るくて温かい方だった。
活動を続けていく中で大変なことも多いだろうがこれからも女の子たちとのすてきな関係が続いてほしいと思う。

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