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テイストスケール診断を受けに名古屋に行ってきました

ずっと気になっていたテイストスケール診断。
この度とても「受けてよかった!」と思えたので、少しでも診断を迷われている方々の参考になれば、そして、備忘録も兼ねてここに書き残しておこうと思います。
長いですがお付き合いいただければ幸いです。


これまでの診断歴

  • 4PC 秋 (くすみ必要)

  • 骨格 ナチュラル (ストレート要素あり)

  • 顔タイプ クール (ソフエレ寄せ可)

  • PD グレースナチュラル

黄みとくすみを感じる色が得意で、
外見のパーツは直線優位という認識でした。


診断を決意したきっかけ

これらの過去の診断結果については概ね納得しており、イメコンについて何も知らなかった頃よりは間違いなくショッピングにおける失敗や迷いは減っていたのです。

しかしその反面、いくつかの悩みにも直面しました。


①ここぞという時の服がわからない

色々な診断を受けてきたおかげで、普段着レベルでは全く困らなくなったのですが、誰かと会う時に着る服・ショッピングに着ていく服などについては正直全然わからないままでした。
(いわゆるバチッと決めたい時に着る服)

むしろ、中途半端にスペックを自認してしまったせいで「これ好き!!!」という気持ちだけでは物を買えなくなってしまい、クローゼットには無難な服ばかりが並ぶように……。
(色も相まって、遠目から見ると本当に地味です 笑)

「単に私のセンスの問題?(涙)」と、悩みながらネットの海で様々な情報を漁っていたところでテイストスケール診断を知り、そもそも身につけるアイテムのひとつひとつがどうという問題ではなく、私が『私』という個体のテイストを認知しなければこの悩みは解決しないのではないかと考えるようになりました。


②外面と内面の解離を感じていた

読んで字の如しですが、私は見た目こそ直線優位ですが中身はそこまでクールだったりしっかりしている人間ではありません(笑)
加えて、圧(オーラ?)的なものはほとんど持ち合わせていないため、厄介事に絡まれないために一人で歩く時は精一杯目を細めて少しでも目つきが悪く見えるように振る舞ったり(巻き込まれたら最後、長い物には巻かれるタイプ)、みんなでワーワー盛り上がりたい場面でも外見とのギャップなのか「ウェーイ☆」なテンションでガンガンいくと場が冷めるので(悲しい)最初は大人しくしている……というような、どちらかというとチキンで慎重な性格の人間です。
いわゆる 石橋を叩きすぎて壊すタイプ です(←決して誇張ではない)

嗜好としても、クールなものや刺激的なもの、重みがあるものなどよりは 甘いもの、柔らかいもの、透明感のあるもの などの方が本能的に惹かれる自覚がありました。

テイストスケール診断では、そういった嗜好や感性(内面的な要素)も結果に反映されるというのを知り、「もしかしたらこのモヤモヤの正体がわかるのでは?」という期待も込めて、受診への決意を着々と固めていきました。


診断

はじめに

今回お伺いしたのは、
名古屋のサロン『ブライトハート』さんです💖
前泊した宿からそのまま向かったため大荷物だった私を、渡辺先生が笑顔で迎えてくださいました。
(第一印象で「あ、好きだなぁ」と思いました😊)

席に案内していただき、先生から自己紹介や今回の診断の説明などをしていただいた後、嗜好・感性についてのアンケートを記入しました。
(好きなポテチの種類・ポッキーの種類・香り・花と全部で4枚だったと思います ←少し記憶がおぼろげ)
これから受けられる方もいらっしゃると思いますので、私が何を選んだかはここでは伏せておきます。
後々診断の結果にも大きく関わってきますので、直感でチェックするのがベターだと思いました(それはそう)


事前の予想

私は、かの有名な『カラーオブミーファッションマニュアル』を読んだことがなかったので、テイストスケール診断における22タイプをしっかり把握できているわけではありませんでした。
そんな中、ネットでかき集めた情報からなんとなく予想できていたのは、こちらの表でいうところの
上半分と左下ゾーンではないであろう、ということ。

引用:https://taste22.co.jp/about/

似合う色の傾向や曲線要素の少なさから、どうしても軽さが求められる上半分は該当しないだろうし(片思い)、しかし左下の動的で重さを感じる方向性とも違う気がする……。
そして残ったのは右下ゾーン。
ただ、残りのテイストからの絞り込みは出来ませんでした。正直さっぱりわからなかったです(笑)
自分を客観的に見るのって難しいなぁ、と改めて再認識。自己診断、本当に難しい……!
でもこうやって「あーでもないこーでもない」と予想している時も楽しかったりするんですよね😂


ドレープチェック (コントラスト)

私が回答したアンケートに対して口頭で補足的なやり取りをした後、ついにドレープを使っての診断へ。
待っておりました……!!!(ドキドキ)

まず、白~黒(グレー含む)のいろんな大きさと濃さのドットで構成されたドレープを当てていき、
コントラスト・柄の大きさとの調和を見ていきます。

ここで先生が「あ……これいいわね」とおっしゃられたドレープが2種類あったのですが、それらがキープされていく裏で私の心は早速ザワついておりました。
決して近いグループではないであろう2枚が選ばれたからです。

音楽に例えると、
かたや
透明感のある今風テクノポップ(Pe◯fume的な←)
かたや
夜のバーで流れていそうなしっとりピアノジャズ
みたいな (なるほどわからん)

ひと通り当て終わった後、それらのキープしておいたドレープを確認のために再び当てていただきました。

うん。
やっぱり全然違うのに、こっちはこっち、そっちはそっちでちゃんと調和して見える。
「え……どういう事なの……?」と心の中は大混乱でお祭り騒ぎの中でも、着々と診断は進んでいきます。

次は、色とりどりのストライプ(太さは全て統一)のドレープでのチェック。
淡めのコントラストのもの
白が入ったコントラストが大きめのもの
全体的に黒や重い色のコントラストで構成されたもの
などを当てていき、
こちらも明らかに違うグループのドレープが2枚残りました。

ここで、ちょっとだけ先生から種明かしが。
(※ 👸→ 渡辺先生 👓→ 私)

👸「なるほど……」
👓「(おっ! 何かわかったのかな!?)」
👸「候補がね、クラシックソフトモダンなのよ」

へぇ~~~~~!!!👀

……ん? ちょっと待った。
今、ソフトモダンって言いましたか……???

事前予想で表の上半分はまず無いだろうと思っていたので、ここで動揺のあまり

👓「ソフトモダン残ってるんですか!? (;゚Д゚)

と聞き返してしまう私。
笑顔で頷く渡辺先生。
あまりに予想外すぎて聞き間違いを疑いましたが、どうやら私の願望が作り出した幻聴ではなかったようでした……😂

👸「(ソフトモダンさんは) 宇宙人なのよ~」

……ん? 私、宇宙人???👾(大混乱)

先生曰く、物事を俯瞰的に見ているらしい(いわゆる、常に周囲よりも一歩先を見ているところがあり、それが周りからしたら思考がぶっ飛んでいるように見えるとの事)。
なるほど、そういうことでしたか💡

……さて。
ここで絞り込まれた2つのテイスト、果たしてどちらがメインなのでしょうか?


パーソナルカラーヒュートーン診断

『4シーズンに囚われないパーソナルカラー診断』との事で、こちらも楽しみにしておりました。
というのも私は 青み・清色、ダメ、絶対!な人間。
少しでも青みを含むと途端に顔色が悪く見えるし、清色を当てると色の鮮やかさが顔と調和せず浮いてしまうタイプです。

しかし、

  • 黄みでもからし色などの強い?色は浮く気がする

  • ニュートラルカラーはいけるのか?

などの疑問もあったため、それらの謎を解消できたらいいなと思っておりました。

使ったドレープは
・黄身の強いオレンジ
・ニュートラルなコーラルピンク
・青みの強いピンク
の3枚。

それらを当てた後、3枚の更に中間の色を増やして5枚でチェック。
黄みからニュートラルの範囲のドレープはちゃんと馴染んで見えた。
しかしニュートラルの次に当てた、少し青み寄りのピンクの段階で血色が抜けてもう既に顔色が悪い。
がっつり青みのピンクは言わずもがなでした。
ふ、不健康~~~!!!(顔色が)

という事で、過去の診断から予想が出来ていたとはいえ、やはり私は 黄み~ニュートラル が似合う範囲であり境界だということがハッキリしました。
やはり自分がイエベというのはどのサロンさんで見ていただいても揺るがない。
これからも黄みの民として生きていきます!💛(笑)

続いて清濁のチェック。
さっきの色たちにグレーが足されたドレープを順番に当てていった。
清→→→濁 という順番だったのだが、ドレープの色は濁れど顔色には特段影響がない。
それどころか顔の影や輪郭のテカりが消えて、ほわっとソフトフォーカスをかけた感じになり、頬の赤みなんかも目立たなくなった。
一番暗いトーンまでいくと「ちょっと違うかな?」とは思いましたが、その前の段までで「やっぱり清色より濁色だね 」の再確認が出来ました。

その流れでベストドレープ(ベストトーン)を見極めるべく、いろんな色のドレープ当てに。
共通して言えることはダークグレイッシュトーンまでいくと色の重さに負けてしまう印象で、私にはグレイッシュトーンがベストとの診断に。
コントラストは中くらいがいいと先ほどのドレープ当てで判明していたので、コントラストをつけるならばダルトーンダークトーンの辺りを足してあげると良いとアドバイスいただきました。

引用:https://www.dic-color.com/knowledge/pccs.html

ちなみにグレイッシュトーン、よく手に取る色味だったので使いやすくて安心しましたと先生にお伝えしたら、

👸「直感で自分に調和する色がわかっていたのね」

と言っていただけて、自分の直感をもう少し信じてあげてもいいのかもな……と思いました。

他に印象的だったのは、深緑ブルーグレーなどの色にもお墨付きをいただけた事。

一般でいうところのパーソナルカラー診断ではきっと選ばれないであろうそれらのドレープを見て思ったのは、やはりこの診断や先生ならではの独自の理論があり、私という個体にどれが調和するかを一枚一枚確かめてくださっているんだろうな、ということでした。


テイスト確定

そしてここで、私の軸がほぼクラシックで確定ということを伝えられました。
ソフトモダンは要素だったようです。

要素については、ほんのちょっぴりの方もいらっしゃれば多めに入ってる方もいらっしゃるよう。
私の場合は後者で、かなり小さい頃から獲得しているはず、それほどに(要素にしては)強いとの事でした。

う~~~ん…………(←何も思い出せない顔)
流石に幼少期の出来事には確信が持てないですが、まぁ何かきっかけはあったのでしょう……きっと……(遠い目)

色々と説明やアドバイスをいただきながら、ここで先生の口から衝撃の一言が。

👸「ちなみに蒼さんの今日の服装、メインとサブが逆転しちゃってるのよね」
👓「………………!?!?!?」

はい。
これはホントに目から鱗でした。

ちなみに当日の服装は
・白いボートネックのリブニット
・シンプルなゴールドのネックレス
・黒の固め素材の細みストレートパンツ
・黒のショートブーツ
・杢ブラウン色のジャケット
・ブラウンの革のバッグ
というコーディネートでした。

その中でクラシック要素はジャケットバッグだけ。
全体のシルエットとしても、クラシック向きのエンタシスラインではない。

………………。

うわ~~~!!!ホントだ~~~!!!

ってことは私、今まで無意識にソフトモダン寄りのコーデしてたんだろうな😂
そりゃあ普段着にするには特段変ではないけれど、バッチバチの1軍コーデの最適解が見つからなくてのたうち回るわけだよ!!!
だって味つけがどうこうっていう話以前にそもそもベースが違うんだもん!!!(←結論)

自分ひとりで試行錯誤していたらきっとわからなかったモヤモヤ、ここでストンと腑に落ちましたよね(笑)

その後にお話している中で先生が
👸「ソフトモダンは意識しなくて大丈夫!
とおっしゃっていたのも、意識して取り入れようとしなくても嗜好として自然と取り入れてしまうからという事かな?という風に解釈しました。

👸「私はクラシック!というのを意識してね」
と、ひたすら念押しされる私。
きっとそれほどクラシックを意識しないとソフトモダンに寄ってしまうし、本能的にそっちに寄りたいんだろうなぁ……と。

う~ん……私、どんだけ深層心理的にソフトモダンに焦がれてるんだろう……🤔
てか、本当に要素としてでも入ってくれていてよかったです(笑)

服選びについても言及いただいたのですが、グレイッシュトーンの色味は手にしがちなのでまぁいいとして、形(エンタシスライン)のほうはかなり意識していかないと。
あと、苦手意識があったワイドパンツは素材を意識できれば克服できそうでした。よかった!

他にも、自分が当てはまらなかったテイストに関して
どうして外れたのか理由を伺ったら、フェイスマッチをしながらしっかり説明してくださいました(ちゃんと納得できるようお心遣いいただき感謝……✨)

ナチュラル:野暮ったくなる
フォーマル:固すぎる 老ける
→ 普段使いのテイストではない
ダンディ:「ロックバンド好きなのかな?」感
→ 理屈云々と言うよりは『これじゃない』的な感じなんだろうなぁ

などなど。
……とはいえ、メインになったクラシックに関しても、私が想像していたような貴婦人や令嬢スタイル(レースやフリルがあしらわれたコルセット締めて裾広がりのドレスを着てカメオのブローチをつけているような)そのままの感じではなく、女性らしさは少し控えめのテイストにした方が良いとのこと。
詳しくは提案書待ちになるのでしょうが、私はどんなクラシックなのかとっても楽しみです✨

イメコン全般に言えることですが、同じ結果の方がいたとしても要素の組み合わせや程度などによって全く別な提案になるのが面白いと感じました。
流石、ウン万人の嗜好感性データの裏付けが元になっているだけはあるな……。


ポイントメイク

そして最後に、メイクについてアドバイスいただきました。
ヒュートーン診断があったのですっぴんにマスクで行ったのですが、ファンデーションまでは仕上げて行って良かったみたいです。
結果、先生の手を煩わせることに……(土下座)

かなりパーソナルなので参考になるかは怪しいのですが、いただいたアドバイスをざっくりと。

  • 眉 → 薄くてもいいから太めに書く(グレーを使用)

  • アイラインは引く

  • アイシャドウは立体感を意識

  • まつげ → ビューラーで上げなくてもいいがマスカラは塗っておいたほうが良さそう

  • チーク → 苦手意識あったけどそもそも私の入れ方に問題があった 暗めのオレンジブラウンくらいの色味を頬骨から奥向かってサッと入れていただいた

  • メガネ → 形を変えた方が良さそう べっこうなどの素材で、形はラウンド(楕円)を買いに行こうと思いました (※現在スクエア型)

PDについて調べてる時にも思ったけれど、やっぱり整える程度にはちゃんとメイクしたほうがいいんだなぁと過去の自分に言ってあげたい。
そして、眉は細め~普通くらいに書きがちなので 薄く太くを意識していきたい。

それからアイシャドウの色の件で「その発想は無かった」的な知見を得ました。

👸「明るい色も、グレー混ぜちゃえば使えるわよ♪」

グレイッシュトーンが得意な方限定でしょうが、なるほど~~~!ってなりました💡
そもそも、グレー = ブルベさん のイメージがあってグレーのアイシャドウはノーチェックだったので、今度探してみようっと。

でも、なんでその発想が出てこなかったんだろう……?と思っていたら(リップは2色を混ぜて使ったりもしていたのに)、そもそも私がアイシャドウを単色で仕上げる事が多かったからという結論が出ました(スッキリ✨)


診断を終えて

そんなこんなで、あっという間のウン時間でした……!
実際にドレープを当てて診断していただける安心感、聞きたいことをすぐ聞ける空気感など、長旅になりましたが対面診断に踏み切って本当によかったと思いました。

ちなみに、選んでいただいたドレープはこちらです🎨
こうやって見てみると、見事にくすんだ色ばかり(笑)

提案書が届くのがだいたい3~4か月後との事📒✨
もうすでに待ち遠しくてソワソワしておりますが、気長に待とうと思います。
5月にはトータル診断の予定もあるので、今回の結果も加えての落とし込みをして挑もうと思います。

提案書が来たらより解像度も上がると思うので、試行錯誤しながらも『なりたい自分』へのプロデュースをこれからも楽しんでやっていきたいです。

結論として、テイストスケール診断とってもよかったです!!!✨
ここまで読んでいただきありがとうございました🙇‍♀️

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