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銀行より安全?FX会社
FX会社が銀行より安全かもしれないというのは、預けたお金のことです。
銀行にお金を預ける理由としては金利が少ない現在では管理してもらえる安心と引き落としやATMを利用しての入出金だけでしょう。もし投資信託目的で預けているのであれば「投資信託の怖さ」でも書いたように辞めることをお勧めします。
では、この”管理してもらえる安心”は本当に安心なのかというと、そうではないですよね。一番の不安要素は破綻した時です。 現在の法律ではどれだけ口座数をもっていても名義人が同じなら同銀行では国からは最大1,000万円までしか保証されません。銀行は預かったお金を様々な形で運用することで利益を上げていますから、預金額満額を保有していませんし、破綻すれば1,000万円以上が戻る可能性は非常に少ないでしょう。
ちなみに学資保険など預けておいて後で10%程上乗せされて戻ってくる保険会社の契約がありますが、保険会社が破綻した場合の法律的な救済は全くありません。その為保険の契約内容に関しては顧客を引き継いだ別の保険会社が決定します。過去の例からします70%以上カットされたケースもありますので、貯金という意味では論外でしょう。
そこでタイトルの言葉がでてきます。
実は破綻の点を考えると、ある意味銀行よりFX会社にお金を預けていた方が安全といえるかもしれないのです。
FX業界では「信託保全」という制度があるのですが、実はこの"信託保全"は資金全額に対して対象の制度だからです。億のお金でも対象になります。
取引をしなくても預けているだけで信託保全の対象になりますから金利のほとんどない今はそれも一つの手かもしれないです。また、せっかく預けているのであればリスクを極力回避してその資金で取引をすれば銀行よりの金利を稼げるかもしれません。
そう考えると日々必要なお金だけを銀行に預けて、それ以外の貯金に関してはFX会社に預け、少しトレードをして銀行以上の金利分程度をだすという方が万が一の時を考えても賢い選択かもしれないですね。
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