水平線とトレンドラインとは

"水平線"とはチャート上に任意の線を引くことで分析を行う、シンプルかつ多くのトレーダーの共通認識となっている分析方法のひとつで、チャートの高値と安値の位置で特に高値と安値をつなげることができるポイントや逆に高値同士や安値同士をつなげることができるポイントに引く線のことをいいます。そのため、多くのトレーダーが意識するポイントとなっており、逆に"水平線"を知っているとチャートの動きを予測しやすくなります。

"水平線"は"支持線（サポート線）"と"抵抗線（レジスタンス線）"に変化します。

下図の①は初めは上昇してきた相場の"抵抗線"となりますが、そのラインを抜けた場合は逆に"支持線"となります。①が"支持線"となった後次に②が"抵抗線"となります。また、水平線は時間軸が異なると変化していきますが、長時間足の水平線は短時間足に強く影響を与えます。その為長時間足で水平線を引いた後に短時間足の水平線を引くようにした方がポイントを見つけやすくなります。

そして抵抗線を相場が抜けきれなかった場合にトレンドが転換する可能性が高くなります。

"支持線"のポイントをつなぎ合わせたものが"トレンドライン"となります。ただし、細かい水平線ではなく大きな影響がある水平線をつなげたラインとなります。

逆に"抵抗線"のポイントをつなぎ合わせたものを"チャネルライン"と呼びます。

水平線に関してはかなりのトレーダーが意識をするラインになりますのでポジション設定に注意が必要になります。