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テクニカル分析とファンダメンタルズ分析とは

FX取引では将来どのように相場が変動していくのかをいかに予想するかということが研究されてきました。そしてその分析方法が大きく2つあり、チャート情報を基に予想していく"テクニカル分析"と政治や世界状況の変化を読み解いて予想していく"ファンダメンタルズ分析"に分かれます。

"テクニカル分析"では主にインジケーターを表示させその動きを参考にして予想していきます。例えば「この線がこのようになったから今後は円高方向に動きそうだ」などです。

"ファンダメンタルズ分析"では世界情勢や政治を基に考えますので、例えば「これ以上の円高を日本は望まないので円安に動くだろう」などです。世界情勢からいいますとアメリカの大統領選挙や大企業の破綻なども参考に予想していきます。

どちらの分析もそれなりの理由があり、実際に予想通り相場が変動することもあります。ただ、それぞれの分析を推す人たちはそれぞれがより正しいと思っており、"テクニカル"派は相場は全ての事象の結果であり、それらから導き出されているテクニカル分析は最終的にファンダメンタルズ的な事象も含まれたものである。といい、"ファンダメンタルズ"派はテクニカルでは政治的・経済的な事象が発生した際の対応ができない為に依存してしまうのにはリスクがある、という感じです。

確かに政治的・経済的な事象により大きく相場は変動します。(リーマンショックやアメリカ大統領選挙等々)しかし、過去の出来事がテクニカル的に分析され重なっている場合もあります。

まあ、予想不可能な出来事(リーマンショック等)は仕方がないと割り切り、予想できる事象(選挙等)の時はファンダメンタルズ、その他平時にはテクニカルと良いとこ取りがいいのではないかと思います。

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