【プロジェクト】スペイン発サステナブルブランド「ECOALF(エコアルフ)」とコラボ
安斎ゼミでは株式会社三陽商会が展開するスペイン発のサステナブルファッションブランド「ECOALF(エコアルフ)」とコラボをしました。
2020年7月、安斎ゼミ内で、株式会社三陽商会エコアルフ事業部企画課長の下川雅敏氏がエコアルフ事業についてのオンライン講義を実施したことを契機に、エコアルフ事業に貢献できることを検討し、コラボグッズを用いた情報発信を学生が行うことになりました。
「ECOALF(エコアルフ)」は、リサイクル素材や環境負荷の低い素材のみを使用した衣服や雑貨を手掛け、特に、ペットボトル、漁網、タイヤなどを独自の技術でリサイクルして生地を開発していることが特色。本学がスペインの修道会「聖心侍女修道会」が設立母体というご縁もあり、今回のコラボが実現しました。
オンライン講義の受講後、学生たちは「大学生がエコアルフ事業に貢献できること」を検討し、9月に「グッズ」「情報発信」「ファッションショー」という3分野における合計33のアイデアを提案しました。協議の結果、連携グッズを作成し、学生自らが情報発信することになりました。学生たちは10月に合計約30のデザインを提案し、「地球を大切にする」というメッセージとペットボトルをリサイクルして製品化するエコアルフの環境に優しい商品特性を、ペットボトル、指ハート、地球儀、という3つのアイコンでシンプルに表すデザインが採用されました。Tシャツはエコアルフから提供され、環境を配慮したオーガニックコットン100%の素材使用しています。
12月12日から始まったコンテストでは、製品化されたTシャツを着た学生たちが3チームに分かれ、同ブランドの公式Instagram上で「いいね」の数を競う対決方式で紹介し、最も拡散したチームが表彰されました。
学生たちからは「廃棄物からファッションを作るというのは先進的でしかもエコでとてもいいものだなと思った」「エコアルフの服が何十年後の地球を守っているかもしれないと思うとワクワクする」「サステナブルなファッションづくりのお手伝いができて嬉しい」「企画を通して大学生にももっとECOALFを知ってもらいたい」「企業とプロジェクトを進行するという経験は、大学の講義ではなかなかできない貴重な体験でとも勉強になった」「ゼミ生どうしで協力することで絆が深まった」という感想が寄せられました。