絶対音感保持者のための相対音感の鍛え方
皆さんこんばんは.音楽大好き,なんでも研究所です.
創作世界とか,いろいろ Advent Calendar 2023 (https://adventar.org/calendars/9397) 7日目です.
テスト忙しくて 2日遅れちゃった…
というわけでちょっと今回は志向が変わって音楽の記事です.
私は絶対音感かつ相対音感も鍛えたという背景を持つのですが,
この記事で絶対音感でも相対音感は鍛えるべきだと主張します.
耳を鍛えて音楽をより楽しみましょう!
相対音の方が音楽的に重要な意味を持つ
音楽的に重要な意味を持つのは相対音です.
なぜでしょうか?
それは曲の中での楽音は基本的に相対音によって印象が決定するからです.
この相対音がもつ固有の性質のことをKernelといいます.キーが変化してもKernelは保存されるというわけですね.
※いわゆる普通の音楽理論やクラシックなどには存在しない言葉です.
(参考:https://soundquest.jp/quest/melody/melody-mv1/tonal-gravitation-kernel/)
というわけで,例えば同じC D E F~ というメロディでも,
キーがCか,それともFかによって印象は異なるわけです.
(動画準備中)
このkernelが異なる二つのメロディをただ単に”C D E F”と解釈するようでは,
音楽理論を学んだり,楽曲を制作するときに支障をきたしてしまいます.また,より豊かに音楽を楽しめなくなってしまいます.
逆に言えば,例えばキーCのC D E F G~と キーFの F G A Bb C~ が同じとも捉えられるような感性が必要なのです.
だから,絶対音感があるとしても相対音感を鍛えるべきなのです.
で,どうやって鍛えるの
絶対音感の我々は,まずその絶対音が先行してしまいます.
これはもうどうしようもないので,
つまり絶対音を認識した後に相対音を認識すれば良いということになります.
...すみません,銀色の弾丸はありません.
というわけで,段階ごとに習得法を.
コードのルート音を相対で認識する
いつも絶対音を意識してしまうように,同時に相対音を意識しましょう.最初はコード,ベースのみを聞いてでもいいので絶対に相対を意識しましょう.
キーCの曲ならあ,Cだ と思った後即座に Ⅰ in C だと考えてください.
そのうち自然とディグリーもわかるようになってきます,恐らく.
(なお,コードなんて聴いてもわからないという方は論外です そこをまず訓練してください)
メロディも相対で認識する
ディグリーが相対で聞けるようになったらもうできると思われますが,メロディのような高速な場合でも対応できるようになりましょう.
これであなたもハイブリッド音感です.演奏の時には絶対音感が使えて便利だし,分析や大まかな耳コピをする際には相対音感がとても便利です!
おまけ
テストが忙しくで2日遅れてしまいました.いやあ申し訳ないです.ストックするべきですね.
ちなみにテストは無事に乗り越えられたと思います.やったあ.…
最近はCPUエミュレータを作ったりしているので,またネタが増えそうです.ふぅ~
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