見出し画像

依存症

この記事はセンシティブな内容を含んでいます。読む場合は自己責任でお願いします🙏

皆さんは依存症、または中毒といった症状を持っているだろうか?依存症というとアルコールだったりゲームだったりギャンブルだったり、色々人生に悪影響をもたらすものが挙げられる。私は上にあげたようなものには依存していない。しかし1つ思春期からずっと依存しているものがある。それがポルノだ。

ポルノを男が見るのは普通だと思うだろう。しかし、自分は自分でも常軌を逸していると思う。まずポルノを全く見ずに過ごすのは不可能に近い。毎日、空き時間さえあれば見ている。これがおそらく中学生の頃からずっとずっと続いている。

2024年になり禁欲を決意したがポルノを少し見てはタブを閉じ、少し見てはタブを閉じるを繰り返している。今日は完全な禁欲を果たそうと思ったがつい数分前に見てしまった。何故だろうか。

もはやポルノを見ることが最大の娯楽になっている気がする。音楽を聞いてもテレビを見てもスポーツをしても、ましては友人と話していてもポルノを見てる時の快感に勝るものはない。我ながら一番頭がおかしいと思ったのは、1人で温泉に行きたくなって温泉に行って、上がった後ずっとトイレでポルノを見ていた時だ。こいつは何をしたかったのか。いつ何時もポルノを見れる場所とタイミングを探している。大学の休み時間に友人との食事を断ってトイレでポルノを見ていたこともあった。というかしょっちゅうだ。周りにはバレていないのだろうか、、

その甲斐もあり彼女もできたことない。一丁前に下ネタを話すことは恥ずかしいことだと思って、周りがそのような会話するときは黙っている。自分が一番恥ずべき行為をしているというのに。最近読んでいる本がある。

「インターネットポルノ中毒 やめられない脳と中毒の科学」という本だ。これを買ったのも随分前だ。禁欲をしようと思って、色々調べて買った。しかしその数日後にはいつものポルノ漬けの生活に戻っていて、その本なんて忘れていた。2024年は本気で変わろうと思ってやっと読み始めた。少しだけこの本のレビューをしようと思う。

最初の方は禁欲に関する実験データやEDと関連づけられた内容が中心だった。元は英文で日本語に訳していたり、内容が科学、主に神経科学に基づくもので正直読むのがしんどかった。合間に禁欲に関する実験者のコメントなどがあり、それにはリアリティがあり、読みやすいものだったが、それ以外は微妙だった。なにより基本的にパートナーがいるけれど、インターネットポルノ中毒になったことで、パートナーと良い関係を築けなくなったみたいな事をよく書かれていた。EDの話もこれに起因する。私は先ほども述べたように彼女なんていたこともない。おいおい、雲の上の話じゃないか、自分とは全く違う層に向けた本じゃないか。そう思って最初は正直つまらないものだった。

しかし後半に差し掛かり、インターネットポルノ中毒者に陥る症状の紹介でようやく関心を持って本を読めた。

①何に対しても無気力になる。
確かに、、すごくわかる。私にはこれといった趣味はない。楽しみなことといえば月に一度の給料日くらい。それを楽しみに生きている。毎日の中で楽しい、何かを追っている時間は好みのポルノを探している時間だろう。

②集中力の欠如
すごく分かる。まず勉強をしていて気が逸れたらすぐにポルノを見ている。なんならポルノを見ながら課題をしていたことさえもあった。受験生の頃なんか学校が終わって一旦オナニーを済ましてから勉強に取り掛かるのがルーティンになっていた。自習室のトイレで電波がよく入って動画をしっかり見れる場所を探してスッキリした気になって勉強する。そして案の定頭がボケーとするから大して勉強もできてない。大学の授業も眠くて90分集中し続けて聞けてことなんてないと思う。

③社交性を失う
もっともだ。彼女がいたことがないというのが最たる例だろう。私はルックスで言うと特別ブサイクでもないと思っている。よく彼女いたことがないといったら驚かれる(気を遣ってくれているだけなのかもしれないが)。人との会話は別にそんなに苦ではない。バイトでも部活でもそれなりに人と話せる。あまり嫌われているとも思わない。しかし友達と遊びに行く回数は周りと比べると格段に少ない。月に一回あるかないか。それも基本的に誘われてだ。自分から誘ってどこかへ行こうなんていったことはほとんどない。理由は単縦。楽しくないから。友達とどこか行く予定を立てるより、その予定を作らず家でポルノを見ていた方が楽しいから。

④自己肯定感の喪失
これが一番大きいと思う。特に自分はポルノは悪いことだと理解はしているのにずっと何年もやめられない。自分に悪いことをずっとしている、そんな状況で自己肯定感が高まるはずもない。それで彼女もできないのだから自分を満たしてくれる、認めてくれる人もいない。だからすぐにポルノに逃げる。これの繰り返しだ。本当に今の自分が大嫌いだ。


しかし禁欲を成功させたらこれらの症状を軽減どころか無くしてくれるらしい。もう藁にもすがる思いだ。絶対に変わりたい。でも禁欲は思っているよりも本当にしんどい。全くポルノを見ないとだんだん体が疼く。脳がポルノを見た方がいいんじゃないかと言い聞かしてくる。それを抑えることは本当に苦しい。なぜならすぐに解決可能な欲求だからだ。スマホを持ってイヤホンを持ってトイレにでも行けばすぐにこのムズムズは取っ払える。でもだめだ。こんなのでは本当にだめだ。一応10日間は射精に至るまではならなかった。すぐポルノを閉じる事を癖づけれた。禁欲界隈からしたらもう失敗していると思う。脳にもポルノという報酬を与えてしまっている。しかし10日間も我慢できたのはポルノを覚えてから初めてだった。これはすごい進歩だと自分に言い聞かせよう。ここでやめたらこの進歩全て水の泡だ。明日からも続ける。


長々と書きましたが、noteを通じて禁欲が自分にどんなメリットをもたらすのか、またポルノを抑える一手段としてnoteを使っていきたい。願わくば私と同じようにポルノ中毒に困っている人少しでも希望を与えられたら。

また限界に近くなったら戻ってきます。👋


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?