ブラジリィー・アン・山田

劇団ブラジル主宰、脚本家、演出家。主な作品、『世にも奇妙な物語』『RAILWAYS』『…

ブラジリィー・アン・山田

劇団ブラジル主宰、脚本家、演出家。主な作品、『世にも奇妙な物語』『RAILWAYS』『サイレントヴォイス』など。変わった名前ですが、もちろんペンネームです。好きなものは、カレー、猫、プロレス。https://ameblo.jp/brazilyamada/

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劇団チリ、出張サービス!

劇団チリが【即興】と【短編】の2本軸で勝負しようと思ったのは、これが狙いでした。 劇団チリを”あなたの場所”で上演してませんか? お祭りであったり、企業のイベントであったり、音楽ライブの合間であったり、わたしたちが予想もしなかったような場所で、 「ここで演劇?」という現場を広げていきたいと思っています。 音響や照明にほとんど頼らない即興や短編作品であれば、さまざまな場所で上演可能ではないかと。 立川にこだわることなく、川越とか大月とか分倍河原とか、飛行機代さえ出してい

    • 劇団チリ『ハッピーターン』の脚本使用についてのご案内

      劇団チリは軽演劇を目的としているため、素舞台もしくは机と椅子だけ、最小限の小道具に、照明も音響もほとんど必要なく、上演できるような脚本を揃えております。 上演してみたいけど、上演料っておいくらになりますか?と聞かれることがあります。面識ある方は直接聞けますが、直接聞けない人のために、上演料を明示いたします。ご参考ください。 20分以内の短編作品については、上演料は5万円(税抜)となっています。 公演の総入場者数が1000人以上、入場料金が4500円以上、配信、DVD販売な

      • 本井博之presentsコトブキヤホールまでの道のり

        本井さんがコトブキヤホールまでの道のりをまとめてくれました。 立川駅には全部で改札が5つあるんですよ。その中でも、一番大きなメインの改札から出てくださいね。 (アン山田注釈:本屋さんとうどん屋さんがある改札から出ると、ショートカットできますが、立川上級者向けです) 北口から出ると、でっかい赤いオブジェ!ここを伊勢丹に向かって左方向へ進んでください。 モノレールと伊勢丹の間の道をスイスイと進んでいきます。 左側にゲーセンとマリオンクレープあるけど、誘惑に負けちゃダメよ!

        • 前夜祭『昼だけど前夜祭』で上演する即興ショーとは?

          ついに劇団チリ、8年ぶりに再始動しました。 今回初の試みとなる、謎に包まれた即興ショーについて、どんなことをやるのかについて、ちょっとだけお話したいと思います。 今回の即興ショーは、20年前、私が俳優として東京オレンジに在籍していた頃に体験したインプロをベースに、私が考えたオリジナルを含め、劇団チリとして再構成したものとなっています。 プロレスみたいな演劇をしたい!それが私の即興の原点となります。 今回上演する即興ショーは、5つのプログラムに分かれます。 1.双子エチュ

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          劇団チリ『ハッピーターン』上演ラインナップ発表!

          劇団チリ第2回公演『ハッピーターン』は、短編集となります。 その短編ラインナップをご紹介します。 キャストは誰と誰になるのかは、まだ秘密。 それを予想するのもまた、劇団チリの愉しみのひとつではないでしょうか。 1.『童貞、閉じ込められる』 こちらの作品は、劇団チリ第1回公演でも上演された作品の改訂版となります(春原、元気かな?)。もう一度再演され、これで3度目の上演。 なんともセンセーショナルなタイトルですが、タイトル通り、エレベータの中に閉じ込められた童貞と女性。追い詰め

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          立川スポット・イベントのご紹介(随時更新)

          劇団チリの公演に行きたいなと思っているけど、芝居を見るためだけに片道1時間も電車に乗るのは嫌だッ! そんな方に、立川のイベントをハシゴすることで、立川でしか味わえない1日を体験してほしいなと思い、ご案内させていただきます。 1.「オバケ?」展〜史上初のオバケ万博へようこそ〜 うちの子がもうすこし小さかったら、絶対行きたかったやつ。 立川のおしゃれニュースポット”GREEN SPRINGS”のPLAY!MUSEUMの期間限定イベント。 行ったことないので、システムがよくわか

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          アン山田おすすめ立川グルメ!(随時更新)

          劇団チリ『ハッピーターン』は24日に前夜祭、25日に本公演を立川のコトブキヤホールで上演します。 https://note.com/anyamada/n/n8fedf29be6c0 立川かー、立川遠いなーと思っている皆様! ここにグルメが加わると、ちょっと行ってみてもいいかな?と思うんじゃないでしょうか。 そんな立川グルメ(主にB級グルメ)をご紹介します。 1.レインボウスパイス(南口徒歩1分) 立川人気ナンバーワンのスパイスカレー屋さんです。 昔はそうでもなかったので

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          劇団チリについて

          劇団チリ、8年ぶりに活動を再開します。 劇団チリってなんやねん?という人に、もう一度、劇団チリとはなんぞやということについて、ご説明させてください。 【歴史】 劇団チリは、ブラジリィー・アン・山田を中心として、2016年に若手俳優の発表の場として、シアターミラクルで旗揚げ公演をおこないました。劇団とはいっても、正式なメンバーはわたしひとりです。 それからなかなか活動することができず、8年の月日を経て、今回、第2回公演が決定しました。 【いきさつ】 十数年前、西多摩地区に

          劇団チリ#2『ハッピーターン』&前夜祭

          劇団チリ第2回公演『ハッピーターン』 脚本・演出 ブラジリィー・アン・山田 出演:本井博之 中川智明 帯金ゆかり 仲坪由紀子 金沢涼恵    西山聡(ブラジル) 池村匡紀 友松栄 未来也 鮫島うた 2024.8.25(sun)11:30/15:00(受付開始・開場30分前) 会場:コトブキヤホール(壽屋ビル3階・立川駅北口徒歩6分) 予約・当日 自由席3000円(7/20sat.AM12:00より予約開始・当日精算のみ) 予約方法: https://trkr.jp/ti

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          9/15(日)夜・アン山田立川お稽古会オープンスタイル参加者募集!

          劇団チリ第2回公演、無事終了しました。 さらなる立川演劇を盛り上げるべく、『ブラジリィー・アン・山田のお稽古会』の参加者を募集いたします。 エチュードとテキストの二本立てです。 即興での居方、関係性の作り方を実践で学び、 テキストでは、俳優さんの個性を引き出しつつ、”正しい演技”(共演者とのコミュニケーション)と”楽しい演技”(観客に伝える)の両立を目指します。 テキストはデータでお送りします。覚えてくる必要はありませんが、どの役をやるのかイメージをしておいてください。

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          2022年の展望

          2022年どうしようかと思っているうちに、2月になってしまいました。 そうこういってるうちに7月なり、半分過ぎてしまったと嘆き、 2023年になってしまう。 ”人生あるある”です。 かなり仕事が暇なので、 もう一度ちゃんとシナリオの勉強をしようかと、 こんなものを読んだり、 こんなものも読んだりして、名作を分析してみました。 『最強のふたり』・・・実話ベースの大好きなフランス映画。バディもの。 『リング』・・・邦画で一番好きなホラー映画。 『ジュラシックパ

          ブラジリィー・アン・山田の脚本、ネット販売はじめました。

          データによる過去の舞台作品の脚本のネット販売を開始しました。 作品ラインナップただいま無料公開中の『軋み』。 簡単なあらすじ:舞台は、売れっ子女性漫画家の仕事場のリビング。ソファには、若い女性の死体。女性漫画家は編集者といっしょに、無職の夫を呼び出した。実は、夫と死体の女性は…… 2008年に今は無きシアタートップスで上演され、その後、3回ほど再演されています。コーエン兄弟に触発されて書いたクライムブラックコメディです。 先日再演されたばかりの『イエスタデイ』。 (

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          影響を受けた作品1

          今回は、影響を受けた作品についてご紹介していきたいと思います。 影響を受けた作品というのはいっぱいありますが、 まず最初に脚本を書いてみたいなと思わせてくれた作品です。 コーエン兄弟のデビュー作『ブラッドシンプル』です。 誤解が誤解を産み、最後の最後まで登場人物たちが自分たちの身に何が起きているかさえわからないまま物語が終わるという展開に驚愕しました。 和解も解決も一切なく、すべて放り出されたまま・・・ これでいいのだ! 拭いても拭いても染み出す血 壁を突き抜

          初稿の書き方

          今回は、初稿の書き方です。 先に謝っておきますが、初稿の書き方をレクチャーするようなご立派な内容ではございません。私はこうやって書いているよ!というだけのお話ですので、まったく参考にならないかもしれません。あしからず! まずはじめに申し上げておきますと、私は締め切りを守る人間です。 世の中には、「あの人、締め切りを絶対に守らないんだけど、送ってた原稿読んだら、絶対におもしろいんだよね〜」と言われる脚本家さんがいらっしゃいますが、小心者のわたしはそんな高いハードルを乗り越

          トリハダ6を書くきっかけ

          お仕事振り返るシリーズ第3弾。 今から10年ぐらい前のことでしょうか。深夜にテレビをつけると、ドラマか映画が流れていました。見たことない俳優さんが演じていて、セリフが極端に少なくて、異様な緊張感が漂っていました。時計を見ると、深夜の1時過ぎ。今ではそんな深夜にドラマをやっているのは珍しくないのですが、当時はあまりないケースで、「なんだろうこれ?」と思って見ておりました。 お話は、アパートに一人暮らしの若い男性が隣の部屋から喘ぎ声が聞きます。耳を壁に当て、聞き耳を立てている

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          脚本家における撮影見学の差し入れについて

          撮影見学。 正直、苦手です。 そりゃね、生の俳優さんの芝居見たら感動するし、出来上がった映像だけではわからない苦労があったりして、現場のありがたみを痛感したり、学ぶことが多いです。 これは”脚本家あるある”なんですが、居場所がない! せめて気持ちの居場所を見つけるために、差し入れは不可欠です。 先日、こちらのnoteにも書いたのですが、 初めての撮影見学で、出演者2名だし、差し入れ10個で足りるだろうと思って、現場に顔出すと、「学生映画じゃねえんだぞ!」と怒られた

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