トリハダ6を書くきっかけ
お仕事振り返るシリーズ第3弾。
今から10年ぐらい前のことでしょうか。深夜にテレビをつけると、ドラマか映画が流れていました。見たことない俳優さんが演じていて、セリフが極端に少なくて、異様な緊張感が漂っていました。時計を見ると、深夜の1時過ぎ。今ではそんな深夜にドラマをやっているのは珍しくないのですが、当時はあまりないケースで、「なんだろうこれ?」と思って見ておりました。
お話は、アパートに一人暮らしの若い男性が隣の部屋から喘ぎ声が聞きます。耳を壁に当て、聞き耳を立てている