【リアル脱出ゲーム感想】演劇×体験型ミステリー 星降る夜と3つ目の殺人(ネタバレなし)
こんにちは。werpです。
この度リアル脱出ゲーム名古屋にて、SCRAPとすゞひ企画が贈る演劇×体験型ミステリー「星降る夜と3つ目の殺人」をやってきました。
ネタバレなし
で感想をぶちまけていきます。
まずは、『星降る夜と3つ目の殺人』について少し説明します。
そもそも、演劇×体験型ミステリーってなんぞやという話ですが、以下の引用の通りです。
これを踏まえて、『星降る夜と3つ目の殺人』は以下のようなストーリーになっております。
構成としては、
20分の演劇(導入)
60分の捜査・推理
40分の演劇(解説を兼ねたエンディング)
と言った感じです。
部屋に入室した時から、いや、エレベーターで会場のある階に着いた時から、演劇は始まっていました。会場にある階に着いた瞬間から私たちは所轄の刑事に既になっていたのです。
え、何これもう楽しい笑
そして、本公演の評価方法は、最後に捜査報告書を提出し、それを300点満点の加点方式で採点されます。
点数に応じて推理力のレベルがつけられ、また同公演に参加しているグループの中で上位2チームにはなんと!演者の皆さん全員のサインが書かれた色紙をもらえます。
結果としては、225点/300点で、同公演の中で10グループ中同率の3位と、なかなか良い結果を残せたのではないかと思います。特命係レベルです。小さな探偵さんには少し足りなかった模様。
あと3点取っていれば2位になって、色紙がもらえたのに!という悔しい気持ちを抱きました笑
いよいよ感想です。
もう本当にね、
最高でした!!!!
10点満点で100点つけたくなるようなそんな公演でした。
まず、私は演劇が入ったミステリーを体験するのが初で、はじめてならではの衝撃や感動というのはもちろんあると思います。
ただそれを差し引いたとしても、
目の前で繰り広げられる演劇にこちらも緊張感から手に汗握るような気持ちになったり、愉快な警察官たちのコミカルなやりとりに心踊らされたり、(私の表現力の低さに脱帽するばかりですが、)
とにかくストーリーへの没入感がすごいです!
これを可能にしているのは、演出だったり脚本だったり、そして役者の皆さんの演技力によるものでしょう。本当に素晴らしかったです。もう虜になってます。
演劇がすごいだけではここまでの満足感はありません。もちろんミステリーの部分も緻密に作られていました。
犯人が誰なのか、どんなトリックを使ったのか、順序立てて推理していくのはとても楽しかったです。
そして最後の大どんでん返し。衝撃の結果に目が離せません。
"衝撃の結果"の伏線はきちんとばら撒かれています。というか、全てのことにちゃんと伏線があるんじゃないかと思うぐらいにはしっかり作られていたミステリーだったと感じました。
すゞひ企画の鈴木秀明さんは"自身に拳銃を突きつける思いで制作した"とありました。その思いが伝わる、最高で最強の公演。
演劇はもちろんのことミステリーの部分も最高峰な出来栄えである今回の公演。
時間も60分でギリギリといういい塩梅。
全てが素晴らしいバランスを保っている、美しく、緻密で、迫力のある、そんな公演でした。
今までscrapのリアル脱出ゲームは結構やってきましたが、今回の公演が自分史上最高だったと感じました。
これは本当にオススメの公演です。ぜひ参加してみてください。
また、この公演を体験した後は、解説や対談インタビューなど様々な情報が載せられているパンフレットの購入を強くオススメします。
この公演がより深いものに、より素晴らしいものへと自分の中で変化します。
拙い文章でしたが、ここまで読んでくださりありがとうございます。熱意だけでも伝わってくれれば幸いです。
本当に良い公演だったなぁ...。
そして最後に言わせてください。
私はxキャストの堀先輩が推しです!
堀先輩かっこいい!!かわいい!!
ありがとうございました。
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