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子供のノーマスクを認めてもらえず辛いなら・・・

私が子供のマスクのリスクについて発信するようになり、色々な方と子供のマスクついての意見交換をしたり、話を聞かせてもらったりする機会が増えました。私自身、子供のマスクの件では、今まで興味もなかった法律や論文を見たりととても勉強になりました。

子供にとって長期間、長時間マスクをさせるリスクを考えると、マスクの着用はあくまでも任意であるので、個人的にはさせたくないと言う気持ちがあります。同じ年齢でも厚生労働省管轄の保育園の子はマスクをしていなくて、文部科学省管轄の幼稚園の子供はマスクの着用を事実上任意にしてもらえない現実に、矛盾を感じたり、子供達のマスクをしている姿を見るだけで悲しい気持ちになる方もいらっしゃるのではないかと思います。

我が家の状況としては、小一の男の子は鼻だしマスク、年中の女の子は園の方針が「マスクは保護者に任せる」なので、肌感覚では幼稚園では9割の子供たちはノーマスクです。幼稚園に関してはありがたいことに当初からずっとこのスタイルです。聞いていないので分からないのですが、私の感じることとして幼稚園側は子供たちの成長を一番に考え「休園することを恐れていない」と言う感じがします。うちの幼稚園には時間の融通が効くママが多いからかもしれませんが・・・

今までずっとノーマスクの幼稚園ですが、一度だけ陽性者が出て休園になったことがありました。濃厚接触者の子供たちや先生は皆PCR検査をしましたが陰性。園は1週間休園となりました。それから、デルタ株などの流行があり、保護者から「子供達にマスクの着用を」と言う声が上がったり、園の方針が変わり「マスクのお願い」をされるかな?と思っていましたが、陽性者が出た後も方針は変わらず子供たちは変わらない園生活を送っています。幼稚園の一泊保育などのイベントも日程を変更するなど柔軟に対応してくれ、子供達の成長する機会を一生懸命作ってくれています。

緊急事態宣言中は、園に通わせるのが不安な方だけ各家庭が判断し「自主休園」させていたみたいでした。コロナは関係なく、例年バス通園の子は風邪を引きやすいと言う噂があるので、バス通園を辞めて送迎に変更するご家庭もありました。このように各家庭が判断すると言うのが本来の姿なのではないかと個人的は感じています。

一方、小学校の方はそうもいかず、担任、養護教諭、教頭、校長先生と「マスクにリスク」について、お話をする時間をいただきましたが、文科省のガイドラインにマスク着用が推奨されているので「家庭の判断でいい」とは言えないとのことでした。結果的に何も変わらないように見えますが、少しでも問題意識や子供達の命を守こと、健康につながるかもしれないと言う意識を持っていただけたのではないかと思っています。実際に、息子から聞く担任の先生の様子や、学校からのお便りを見ると意識してくださっているのが分かります。

先生とのお話の際には、私個人の意見として以下を伝えました。

・推奨といいながら子供たちへの強制になっていること
・苦しくても外しにくい空気になっていること
・外しても良い場面が子供達に伝わっていないこと
・子供同士のマスク警察の問題(実際に授業参観で目の前で起こったこと)
・長期的に着用するリスク(発達やCO2の問題)
・全国から集めたヒヤリハットの事例(一位は頭痛、2位は外したくても外せない)
・体育や登下校時には不要とガイドラインに書いてあること
・因果関係は分かっていないが5年生の子が2月の体育中に倒れて死亡した事

恐らく、私のような保護者はマイノリティーでしょう。だからと言って、何かおかしいと思っていることを黙認することはできませんでした。ただ、戦いたいというのではなく、自分の意見を伝えることをしておきたかったのです。少しでも良いのでマスクのリスクを「知らなかった」から「知っている」と言う意識になっていただければと思いました。すぐにルールが変えられなくても、それを扱う人の意識が変われば行動が変わります。マスクが原因で死亡する子供を二度と出したくないと思っています。権力も地位もない1人の保護者にできる事の一つとして私にできる行動だと思っています。

我が家のスタンスとしては、マスクだけに関わらず、子供にとって環境を変えた方が良いと思った時は、いつでも家や仕事を手放して移動できるよねと言う共通の認識を夫婦で持っています。今は学校にも楽しく毎日通っていますが、子供がマスクで体調を崩している、または嫌だと訴えている場合には、親として出来ることは交渉していくつもりです。その場合にも、戦うと言うよりは意見を伝えると言うスタンスをとると思います。それでも生き辛さを感じたのなら、居心地の良い場所に移動することも選択肢の1つにあります。

ノーマスクでストレスなく生活ができていれば良いのですが、もしノーマスクにこだわりすぎて生き辛さを感じているのなら、一度気持ちを柔らかく緩めても良いのではないかと思っています。カチコチだと何かにぶつかるとすぐに割れてしまいます。糸がピンと張りすぎても切れやすい状態になってしまいます。もし、心の状態が頑なになってしまうと崩れたり切れてしまうのも早いかもしれません。

コロナが流行る前を思い返してみてください。今まで通り、必要だと判断すればマスクをすれば良いし、何が何でもマスクをしないと言う気持ちでいる事で自分を追い詰めてしまう人が出てこないかと少し心配でもあります。

もし、自分の気持ちがピンと張っているような気がした時は、そんな自分もかわいいなと受け入れた上で、緩めて見る、力を抜いてみるのも良いかもしれません。

軽く、丸く、そして柔らかく♡

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Asami Yamamoto
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