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【TEPPEN】黒単破棘滅尽旋・天【ADA対応版】

よく会いますね。

あぬびすです。

今回はランクマッチ:ハンクに於いてLP2000越えを達成したネルギガンテのデッキを紹介します。

現環境で多く見かけるデッキとの対面を意識しつつ、「広く戦える」を目指して構築しました。

デッキレシピ

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アーツ選択・構築経緯

現環境に於いて多く見かけるデッキは以下の通り。
・赤緑大盾
・嘆キ、喚イテ、朽チ果テヨ!
・あくび

赤緑大盾に関して、ユニット一枚あたりの性能が高く、除去アクション以外での対応策が必要と判断。「除去引けなくてレジェンドにタコ殴りにされて負けた」が発生しない様にステータスバフにより低コストユニットでの処理を可能にし、除去が引けずとも対応出来る様に。

嘆きに関して、黒単ミラーでの勝ち筋を少しでも増やす為に"青電主の奮い"を採用。それに伴い、メモリーを能動的に増やす為フリースペルを投入しデッキの回転率を上げ"超文明の反逆者 Σ"のリベンジループへの到達速度を向上。

あくびに関して、ユニットの展開力と"自己誇張"や"復興の夢"でEXポケットの活用を潰す為、"豪鬼"や"腐食香炉"を自然に採用した構築を作成する必要が出てきた。

その他、電刃練気やウロボロス、抗体の活性化等も台頭しており、ランクマッチで戦い抜くにあたり「ユニットのステータス向上」「デッキの回転率」「リーサルプランの建て易さ」を要求されていると感じた。

以上の事から、ユニット対ユニットの戦闘に強くなり、大盾を貫通しうる火力を付与するアーツ「破棘滅尽旋・天」を選択。
構築面はメモリー溜めとデッキ回しの観点から他の黒単デッキよりも少し多めのフリースペルを採用した構築となった。

新カード

・高高度からの来襲

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フリースペルである点と臨戦・1/1バフの付与が強力。ライフが15以下であれば1発限りの圧倒も付与。アーツとの相性が良く、序盤の牽制・手札回しから終盤の押し込みまでかなり役に立つ。6MP以下の黒ユニットにしか効果を付与出来ない点には注意したい。

・ハンターγ

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こちらもアーツとの相性が良好。リベンジ後に付与される効果は攻撃時の為、実質的には6/2で殴る事になる。加えて死亡時のバーンダメージは、地味ながらも確実にライフを削りリーサルにもなり得る。上述の”高高度からの来襲”や”青電主の奮い”と組み合わせる運用方法が強力。

・豪鬼

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圧倒によるユニット対面の強さと他ユニット死亡時の効果による場持ちの良さが強力。目覚め時の効果は1体2~3交換が狙える他、死亡時の耐久バフ効果の能動的発動もアーツによって狙い易い。圧倒と耐久バフだけでも強力なので、目覚め効果にこだわる事無く適切なタイミングで出したい。

・戦慄の取引

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強力除去カード。”運命に抗う者 リュウ”をはじめとする強力なレジェンダリーユニットに対する抑止力として機能する。耐久分配効果も相手ユニットが1枚だけなら気にならない。また、このカードは自ユニットにも使用することが出来る。アーツでバフが掛かったユニットに使用すれば高い耐久値を自ユニットに分配する事が可能。基本的に敵ユニットへ使うカードだが覚えておいて損は無い使い方である。

・渇望の黒創

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こちらもADAで追加されたレジェンダリーアクション。バフと除去を兼用しており、これまたアーツとの相性が良好。”大蛇神 ヤマタノオロチ”や後述する”戦慄の独裁者 ベガ”及び”魔王 織田信長”との組み合わせが凶悪。使うタイミングはやや難しいが強力な全体除去として機能する。

・戦慄の独裁者 ベガ

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除去・ヴェール・バフと3拍子揃ったパワーカード。”サイコパワー”を半永久的にEXポケットに加え、ライフコストガン無視でバフを続けられる。ヴェールのおかげで除去耐性も高く、相手によってはコレ1枚でゲームが決ってしまう程。出す時はヴェールを無視出来る範囲火力やランダム除去に注意する事。


各種立ち回り

・赤緑大盾

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point:除去を打つ相手を予め決めておく

相手のエースユニットに的確に対処する事が勝利の鍵となる。

・魔人 ルシア

・東照権現 徳川家康

・殺人蜂の一撃 キャミィ

・神脚美技 春麗

・特A級ストライダー 飛竜

・リオレウス(ADA)

これらのユニットは高確率で採用されており、何れも単騎で強力な性能を発揮する。打てる除去は枚数が限られている為、上記の中でも特に黒デッキが苦手な”魔人 ルシア”への回答は必須となる。他、アーツを交えて獲れるユニットは極力ユニット同士の戦闘で獲り、対処が難しい高ステータスのユニットや空戦持ちユニットに対して的確に除去アクションをぶつけたい。”イービルゲーム”で上記のユニットを複数巻き込めればかなり楽になる。相手のユニットリソースは他デッキに比べて少ないので、主力ユニットを全て枯らせば有利に試合を運べる。

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▲確定除去は対処が難しいユニットへぶつける。ユニット+アーツで獲れそうなユニットはユニットで獲ろう。


・嘆キ、喚イテ、朽チ果テヨ!

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point:勝ちプランの早期判断を意識

長期戦は確実に不利になるので、下記の勝利プランから適切な者を選択し迅速に到達する事を意識する。

・”青電主の奮い”による空戦俊敏高火力の押し付け

・”大蛇神 ヤマタノオロチ”と”戦慄の独裁者 ベガ”を並べて制圧

・”超文明の反逆者 Σ”のリベンジループ→重貫通+アーツの押し付け

他、全体除去は相手のアーツ使用に合わせて打てる用に構えておく。”呪いの抽出”をはじめとする各種除去のケアを忘れず、勝ちプランのどれを選択するかを早い段階で決めたい。無論、プランが崩れた時は即座に別のプランへ切り替える。迷い=敗北と認識したい。

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▲相手の捨牌から手札状況を探る。ユニット展開が続けば除去が無いサインなので一気に詰めたい。


・あくび

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point:”腐食香炉”の使い所を意識

展開力と中盤以降の硬さが強力なデッキ。封印やステータスリセットも厄介だが、メモリーが一定数溜まった後の”ジェイク・ミューラー”が特に厄介。”資格無き者の末路”を採用していない上に確定除去はエース級ユニットに使いたい為、このユニットの処理には手を焼く事になる。”豪鬼”であれば状況次第だが殴り勝てる可能性が高い為、”頭目の招集”で出現する”ジャギィ”を目覚め効果で巻き込みつつ対応したい。ユニットの効果による除去であれば問題無いが、アクションによる除去に関しては”復興の夢”等でEXポケットに逃げられるケースが多い。最近は”自己誇張”を採用したタイプも存在する為、他の対面以上に”腐食香炉”の使い方が重要になってくる。除去する時は逃げられる事を前提として、1MP分余裕を持って打つ事を意識したい。

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▲ヴェール持ちユニットの対処が他の色と比較して弱い傾向にある。"戦慄の独裁者 ベガ"がかなり刺さる対面。


立ち回り総括

①除去は打つ相手を決める=相手の勝ち筋を潰す

②”攻め時”と”守り時”を把握する=自身の負け筋を把握しケアする

③アーツを腐らせない=リーサルチャンスを見逃さない

簡単になりましたが以上です。

それではまた。

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