【TEPPEN】補食・再生レス成長ウロボロス【TOA】
よく会いますね。あぬびすです。
今回はランクマッチ:ヴァルハザクに於いてLP2000越えを達成し、第56回Moppie杯での決勝戦でも使用した成長軸のウロボロスをご紹介致します。
Moppie杯で使用した物から少し改良を加えておりますが、特徴はなんと言っても「身勝手な補食」「再生」が一枚たりとも入っていない事にあります。その為、回復リソースが限られていたり再生による1チャンお祈りが出来なかったりしますが、普段のウロボロスとは少し違った戦い方が出来るので、是非とも使用してみて下さい。
・デッキレシピ/主要カード(TOA)
TOAより登場したカードを紹介していきます。
大友宗麟
レッツドライブザビー!という訳で戦国BASARA3より登場した大友宗麟。レベル3で墓地のMP5以上のユニットをMP-2してEXポケットに加える効果を持っている。ウロボロスとの兼ね合いや初手に来た場合の扱い難さを考慮し1枚のみの採用だが、"ゴア・マガラ"をMP4で釣ってこれたり(10MPで即シャガルマガラに成長出来る)"死に物狂い"を手札で腐らせない事も可能だったりと何かと便利な場面は多い。
舌切り爺&舌切り婆/烏天狗
大神より舌切り爺婆と烏天狗。成長前はただの貧弱な爺婆だがレベルアップにより一変。空戦が対黒、特にウロボロスミラーで強力な上にMPも"資格無き者の末路"にギリギリ当たらないMP5。前述の"大友宗麟"での回収も出来、シールド付で"禁断の果実"も安心して貼れる。おまけに敵ヒーローにダメージを与えた際のバフも地味に強力で、バフと掛け合わせればフィニッシャーにもなりうる性能を秘めている。性質上封印は天敵なので緑対面では展開の優先度はかなり低いが、成長前であれば"武装解除"に対するレスポンスを"死に物狂い"で返せばアドバンテージが取れる。
魔王 織田信長
ピザマヨッ!ピザマヨッ!←戦国BASARA Xで検索してはいけない
このデッキ唯一の目覚めユニット。目覚め時のバフ効果が強力で、"瘴気を纏う支配者 ヴァルハザク"との組合せが凶悪。一度目の目覚めで攻撃/体力が2桁に到達する事もある程。他にも、大神降ろしの射程に入ったユニットを除外される前に踏んでしっかり墓地に落としたり、埋まった盤面からグローポイントを上昇させる事も出来たりと使い勝手が良い。ヴァルハザク同様"緊急回避"には注意したい。
大蛇神 ヤマタノオロチ
TOAの目玉ユニット。何をどう考えてもヤバい事しか書いてない、文句無しの最強クラスユニット。封印やステータスリセットへの耐性も有り敵ユニットへの反撃ダメージは普通に自身の攻撃-1~-2分は入り、攻撃時の効果で正面にユニットが居ようがお構い無しに顔面も殴る。"サイコパワー"や"禁断の果実"との相性が最高で、このユニットを如何に上手く押し付ける事が出来るかという所が勝敗を別つ。一見すると赤相手には出すだけでwinボタンになりそうだが"意志を継ぐ者 アクセル"によるコピーや"ラシード"による連撃と成長時のダメージ等状況によってはあっさり対処されてしまう事もあるので、出すタイミングはかなり重要。
・プレイガイド
基本的な動きとしては通常のウロボロスと大差は無いが、相手によって動かし方やマリガン基準が異なる為相手のデッキへの理解力が必要になる。以下、環境下で比較的使用率の高いアーツに対するプレイングを挙げていく。
vs大神降ろし
・"資格無き者の末路"をなるべく初手に抱え込む
・"抹殺"等の確定除去は大型ユニットに的確に撃つ
・自ユニットのHPに注意する
今期のtearワン。単色から混色まで多様だがここでは最もメジャーな赤単成長軸についての立ち回りを記録する。
相手の初動パターンとしては
①ペンギン⇒3MP⇒イッスン
②ラシード⇒〃
③ハヤブサ(梅太郎)⇒〃
④ケン⇒ラシードorペンギンor3MP
等が一般的。
※ペンギン=アイシー・ペンギーゴ
こちらから動くと最初に出したユニットは蜂の巣にされてしまう為、なるべく相手から先に動いて貰おう。此方から仕掛ける場合は"ゲイト"や"T-103 タイラント"等落とされても差し障りの無いユニットを一体だけ展開し様子を伺う。相手の展開が終わり次第大型ユニットの準備をしていこう。
初手"大蛇神 ヤマタノオロチ"はついついやってしまいがちだが、"意志を継ぐ者 アクセル"や上記の初動であっけなく沈んでしまうリスクが高い為、余程の事が無い限り初手置きはNG。相手がMPを使いきったタイミングや"運命に抗う者 リュウ"等止め難い大型ユニットに合わせて配置する様に心掛けよう。
盤面を制圧しても油断は禁物。"最後の切り札"による一発逆転があり得る為、ライフ残量には常に注意を払おう。
▲概ね理想的なスタート。"ラシード"等を末路で取りたい
▲ここまで持っていければ及第点。"抹殺"を構えつつ一気に攻め落とそう
vs抗体の活性化
・"資格無き者の末路"は"ナッシュ"にぶつける
・"烏天狗"によるリーサルを視野に入れる
・EXポケットのカードを把握する
某トッププレイヤーの影響か以前より格段にユーザーが増えた。"クレア"や"衝撃"による瞬間火力とアーツによるバフ、シールドと攻守ともに隙のない厄介な手合。
ダメージソースになるユニットは限られている為、除去カードや"大蛇神 ヤマタノオロチ"は「ぶつけるべきユニットに的確にぶつける」事を頭にいれて立ち回ろう。例としては、上記にも挙げているが"資格無き者の末路"をぶつけるべき相手。"カルロス"等に使い果たしてしまうと"ナッシュ"の処理手段が乏しくなり一気にジリ貧になる。"ゲイト"等を駆使して、ターゲット以外はなるべくユニット同士の殴り合いで処理する様にしたい。
ダメージは一発は重いものの、単発火力なのでシールド・空戦で安定したダメージを与えられる"烏天狗"に"禁断の果実"を付与したリーサルプランも視野に入る。"ヘルバット"に阻まれる事もあるが、"シャガルマガラ"等の波及ダメージでついでに落とせる程の低耐久なので波及持ちと併用すると安定して攻撃を通しやすい。
探索を軸に立ち回るデッキなので、相手のEXポケットに何があるのかを常に把握する事。特に"コツチ"は枠移動という厄介な能力を持っているので、反撃に転じようとユニットを配置する際は十分注意したい。
▲大神降ろし同様、確定除去はキープしておきたい。MPを貯めている気配を感じたら即座に除去を撃てる様構えよう
▲火力は単発なので"大蛇神 ヤマタノオロチ"は大神降ろしより場持ちさせやすい。"禁断の果実"を付与出来れば一気に制圧力が上がる
vsまもりの大盾
・"大蛇神 ヤマタノオロチ"をなるべく早く展開する
・"トリニティ"に除去を合わせる
・"死と生の歪み"は"自然の循環"のリスクを考慮する
大神降ろしのメタとして数を増やしているアーツ。緑単色が主だが赤緑も存在し、単色でも人間軸の物も存在する。メジャーなのは"アイルー"や"ネロ"を中心に展開してくるタイプ。
封印がとにかく厄介で、"T-103 タイラント"はほぼ役に立たない。逆に"ゲイト"は"武装解除"に合わせて"死に物狂い"で返せば自壊効果を消しつつ6/9のステータスを維持出来る。これは成長しきった"ゲイト"で"緑天邪鬼"を倒して死亡時効果が"ゲイト"に及んだ時も同様。(効果の処理順の都合で起きる現象。①"ゲイト"の攻撃⇒②"緑天邪鬼の死亡=死亡時効果の封印⇒③"ゲイト"の攻撃時死亡の順に処理する為、②の段階で"ゲイト"が封印されれば自壊効果が無くなる)狙うのは難しいが知識としては覚えておこう。
"大蛇神 ヤマタノオロチ"は封印やリセットへの耐性が高く、対緑単色では無類の強さを発揮する。なるべく早々に着地させたい。
"トリニティ"を発動されると、さすがに分が悪くなる。こまめに盤面処理をしつつ、万が一発動されても切り返しで除去が撃てるようにしたい。
"死と生の歪み"は"自然の循環"で機能停止レベルまでパワーダウンしてしまうが、全体除去として割り切って使用する分には問題無い。歪みに依存しない様にしたい所。
▲墓地リソースが空になる為、ウロボロスも一時的に機能停止する。歪みは素直に除去カードとして割り切ろう
▲循環もあって長期戦になりがち。メモリーは引き継ぐので"反逆者の記憶"による全体除去も絡めつつライフアドバンテージを優位に進めたい
全体的に見ればガン有利(対黒き選別)とガン不利(テンプテーション)を除いて何れも五分前後となる。相手に応じた柔軟なプレイが要求される為、相手のデッキを理解し押さえるべきポイントをしっかり押さえて立ち回りたい。
・墓地管理の徹底
ウロボロスを使う上で欠かせないのが、墓地のリソース管理。墓地は第二の手札を地で行くウロボロスにとって、墓地のユニットの数や詳細は常に把握しておきたい。また、出てくるユニット=墓地の最高コストユニットが何なのかも把握しておく必要がある。このデッキに於ける蘇生ユニットの優先度(MP順)は以下の通り。
優先度①:シャガルマガラ 9MP
▲"ゴア・マガラ"からの成長でのみ出現。"大蛇神 ヤマタノオロチ"よりも優先度が高い為、オロチを出すつもりがシャガルが出てきた等という事が無いようにしたい
優先度②:大蛇神 ヤマタノオロチ 8MP
▲"偽りの玉座"では最優先で落とせる。基本はコレを出したい
優先度③:瘴気を纏う支配者 ヴァルハザク 7MP
▲攻撃力は墓地のユニットに依存する。中盤~後半に狙って出したい
優先度④:6MPユニットよりランダム
▲"T-103 タイラント"/"スーパータイラント"/"ゴア・マガラ"/"黒冠大帝 モルドムント"の中から墓地に落ちてる物をランダムで釣ってくる。狙ったユニットが出ない事も
後の優先度は"烏天狗"が5MPで優先度⑤、3MPユニットが優先度⑥となる。3MPのユニットでも墓地にそれしか居なければ出て来てしまう為、リソース管理はしっかりと。
管理項目が多く大変ですが、"死と生の歪み"や"大蛇神 ヤマタノオロチ"等によるワンチャン力と、"再生"に依存せず低MPユニットも活用し戦える安定感は通常のウロボロスでは体験できない動きなので、是非一度使ってみて下さい。
それではまた
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