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よくある質問

Q「Antitled友の会」とは何ですか?

歴史研究、とりわけ日本に関する研究において、周縁的や学際的と評価される研究を、正統な歴史研究として世に出すことを目的とした研究会です。研究に値する対象や史資料は暗黙のうちに選別されており、手法なども序列化されている日本史学界において、その現状に抵抗するため、オンラインジャーナル『Antitled』を毎年5月に発行するとともに、大会を毎年9月に実施します。

Q  会員は募集していますか?
会員制度は現状設けておりませんが、前向きに検討しています。会員制度を開始する際には公式サイト、noteクリエイターページ、メーリングリストで周知いたします。

Q『Antitled』はどのような原稿を受け付けていますか?

本誌は、「アンチ学際」をコンセプトとし、「正統な」歴史研究のみを受け付けます。しかしこのコンセプトは、狭義の歴史研究の方法論に留まる内容のみを扱うことを意味しません。従来の歴史研究で劣位に置かれたり歴史研究の範囲から除外されてきた研究を積極的に「正統」歴史研究として評価することを目的としており、この趣旨に合致する原稿を歓迎します。

さらに、研究者自身がそれを歴史研究であると位置づけるならば、社会学や文学、人類学、哲学等の他分野に拠って立つ研究だとしても、投稿を歓迎します。そしてさらに、従来から「正統」歴史研究とみなされてきた研究の投稿も歓迎します。なぜなら、旧来の意味での「学際的」・「周縁的」研究と「正統的」研究が等しく目次に連なる空間こそが、私たちが創造しようとするものであり、いま最も必要とされているものだと思うからです。詳しくは創刊の目的と編集方針をご覧ください。

本誌は今後、資料紹介に力を入れていく予定です。資料には文字史料だけでなく、インタビュー原稿や映像資料などが含まれます。これらの投稿を特に歓迎します。

Q どうすれば『Antitled』に投稿できますか?規定や資格はありますか?

資格は一切ございません。原稿は広く受け付けており、誰でも投稿できます(ただし、研究論文と研究ノートについては、査読を経て掲載の可否を決定いたします)。費用もかかりません。投稿規定・執筆要項に沿って原稿を作成いただき、期日までに編集委員会にお送りください。

Q 研究会に参加してみたいのですが、どのように開催していますか?

定期的な研究会は開いておりませんが、大会を開催しています。毎年5月に報告者を募集し、9月の第一金曜日に開催しています。情報が必要な方はメーリングリストにご登録ください。

大会は対面&Zoomのハイブリッド形式で開催されます。対面開場はいずれも立命館大学衣笠キャンパスです。バリアフリー対応で、託児サービスはありませんが、休憩室があり、子連れで参加していただけます。

Q 編集委員や編集体制はどのようになっているのですか?

編集委員は現在、立命館大学出身の若手日本史研究者で構成されています。詳しくは編集委員のページをご覧ください。論文査読については必要に応じて外部査読者を立て、編集委員会で協議のうえ、採否や修正内容を決定しています。編集委員による投稿は、投稿した委員を除いたメンバーで審議し、必要に応じて外部査読を依頼しています。

Q ペンネームでの投稿は可能ですか?

可能です。

Q 『Antitled』の紙媒体はどこで入手できますか?

『Antitled』はオンラインジャーナルであり、印刷物は発行しておりませんが、毎年大会で委員が私的に作成した紙冊子を無料で配布しています(なくなり次第終了)。PDFファイルはAntitled友の会公式サイト、J-Stage、noteに設置した当会のサイトから無料でダウンロードできます。

Antitled友の会は、発起人一同が資金を出し合って運営しています。今後の安定的運営のため、本会の活動にご賛同・ご支援いただける方からのサポートを募っています。サポートいただいた資金は、ホームページの管理維持費、大会運営費、機関誌の発行費等に使用させていただきます。