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2023年11月30日　逆の世界　渋谷REX

stm


20231130
逆の世界
Develop One’s Faculties/Chanty
渋谷REX

ロゴの10thの文字が羨ましすぎて泣いちゃう！


CとDの最後のツーマン。
逆の世界というタイトルを知った時、バンドを終わらせるDOFと続けていくChanty、それぞれが全く方向が違う世界にいる、みたいなイメージを持ってしまった。
(おまけにパスマのフライングで発表より2時間ぐらい早くこの情報見てしまって、果たして言っていいのか分からない上にこのタイトルって！とモヤモヤしてた記憶)
近いところにいるはずのバンドなのに、今はその存在がとても遠く感じる。白くんが入ってしょうたくんが入って、何度も終わりを考えたって話してたけど続けることを選んだChanty。
未来があることが眩しすぎて羨ましくて、悲しくて見ていられない。
そんな気持ちで会場へ。
お客さんでぎゅうぎゅうパンパン、こんなに見たいって思ってくれる人がいるのにな…😢

◆Chanty

先に書いておくけどなかなかにメンタルグズグズで来てしまったせいで、芥さんの書く歌詞がひたすらに刺さりまくったこの日。去年の春はBCDのツアーやっててruiさんと来年もやれたらいいねって話をしてた。春になったらこう思うのかもしれません、と始まった春煩い。ここから君のいない世界→Emaj7の流れ、さすがにしんどすぎた…。そんなにたくさんおしゃんの曲を知ってる訳ではないけど(でも今日やった曲は流石に全曲知ってた)、普段聴いてても抉られる曲だなと思ってた春煩い、このタイミングで聴いてしまったらさすがに涙が出てしまう。歌詞の一つ一つ全て現状に照らし合わせて聴いてしまった。

ゲストを呼ぼうと思います！なかなかに緊張してるから大きな声で呼んであげてーと紹介されたのはひろむくん！野中さんからベースを受け取ってのファントムミュージック。あんなに低い位置で弾くの見たことなかったので新鮮だった笑

楽しみだったけど来てほしくもなかった今日。芥さんが話し始めてすぐ、「でも、これが最後だとは思ってなくて」という発言が飛び出して、どういうこと？🤔と一瞬フリーズ。そしたら別に解散て言ったからってやめることもできるから！契約とかしてないでしょ？結婚届みたいに届出出してる訳でもないし、法に触れるって訳でもないから撤回してもいい！って言い出して笑　今日のライブの熱量楽屋まで伝えたら悔しがって続けるかもとか、ずっとそんな内容話してくれてた。そんなストレートに「嫌です！！」って言うんだってびっくりしたけど、そりゃ嫌だよね、先月ベルを見送って、次はDOFを見送らないといけないなんて…。DOFの発表があってすぐ後の配信で「みんなどうしちゃったのかな…」ってポツリとつぶやいてた芥さんが忘れられない。

今日のタイトル「逆の世界」、DOFもChantyも業界のメインストリームとは違う世界でやってきたバンドだと思ってる、メインストリームと逆の世界という意味だそう。
ある日ゆうやくんからLINEがきたけど忙しかったから未読無視してた芥さん。
1通目「ツーマンのタイトル決めたいです」→未読無視
2通目「芥さんと一緒に意味のあるタイトルを考えたいです」→未読無視
3通目「これが最後のツーマンなんで」→即電話「順番違くない！？」
ツーマンすることは元々決まってて、ここで初めて知ったって教えてくれた。

「民主主義にのっとって多数決を取りまーす。DOFの解散反対の人ー！両手上げて！」からの最低は楽しすぎたな。たくさんの手が上がってとても美しい光景だって。こんなにみんなから愛されてるんだよ、そう伝えてくれたのかな。

そして最後のpiranhaにはトドメを刺された感。別れをこれでもかというぐらい惜しむセトリだった。最後にはけていった野中さんの目が赤くなってたのは気のせいかな…。

◆Develop One’s Faculties

前にREXに来た時、背面のLEDパネルを見るのに必死になってしまってメンバーの記憶ほぼなかったので、今日は背景として映像見つつ照らし出されるメンバーを見ることが目標！そう心に誓っても気を抜くと映像を集中して見てしまっていた笑　だってどっちも見たいんだもん🥺

有為転変と人類は絶対入れてくるだろうなと思ってた、DOFはそういうところ裏切らない。My Worldから一気に空気切り替えての有為転変→insomniaの流れとても勢いがあって、今日のツーマン攻めてるなって早々に感じることができた。

真実の黒が終わったところで「システムトラブルでーす」背面の映像固まっちゃって急遽MCに。
予定外だったけどここでゆうやくんにとっての「逆の世界」の見解について話してくれた。あえて芥さんがどう言ってるか聞かず、お互いに打ち合わせとかもせずに決めたタイトルだったみたい。
バンドをやっている今に対して逆の世界、それはバンドをやっていなかった世界線。バンドをしていなかったら果たしてここにいる全員と出会うことができただろうか。でも、バンドを応援して追えることはとても凄く奇跡的なこと。だからきっと、バンドをしてなかったとしても違う形でみんなとは出会ったと思う、もちろんChantyにもって。
出会いは偶然であり必然てことかな。

なかなか直らないヨハMac。Macのリンゴマーク(読み込みに時間かかると半日とかずーっと表示されてる)の話とか起動音(普通はポーンみたいなキレイな音だけどゆうやくんのMacは地獄から湧いてきたのかみたいなとんでもない音がするらしい。内臓スピーカーが壊れてると思ってYouTubeとか流したら異常なし＝起動音だけ爆発してる)の話とかしてたけど、私はその間タブレットを外して見てるヨハちゃんが気になって仕方ありませんでした。まだ割れてるんだね、モニター😭そして直らずLEDパネルにはリンゴマークが映されたりコマンドが映されたり。結構時間がかってて、押してごめんなさい！って後から言うぐらいだった。

やっと直った後は再び攻めに攻められるセトリ。サイモジュで野中さんがゲストだったけど途中から芥さんも加わって大所帯でわいわい。上手にやってきて踊り続けるひろむくんとても可愛らしかったです。そして芥さんの岡田語、Bメロ結構ちゃんと歌っててびっくりしたけどサビはオリジナリティ溢れてました笑　岡田語はパッションだから大丈夫🙆‍♀️
そしてどこだったか忘れてしまったけど、ゆうやくんがるいさんの肩抱こうとしたけど背丈が合わなくて「背高いな！」って言ってたの、今更すぎて笑うしかない😂

理想と現実、サビに行く前少し静かになるところで、いつもるいさんがエフェクター切り替えるパチって音が聞こえて。この音、前の方にいる時は当たり前のように聞いていたけど当然音源には入ってないし、配信(今思うと夏クラの配信とてもありがたかった、たくさん見たよ😭)でも聞こえない。こういうのも込みでライブでしか聞けない音なんだな…と思うとやっぱり寂しい。
この日は終わり方音源に近かったと思う。ワンマンツアーみんな全然音源と違うこと弾いてるからどれが正解なのかもはや分からなくなってきてるけど…笑

別れを惜しむようなChantyのセトリに対してDOFは最後の最後にChantyボッコボコに叩きのめそうとしてない？ってぐらい攻めたセトリだったんだけど、最後に選んだ曲はpeace。ベルの分もDOFの分も背負ってV系で活躍してくれというゆうやくんの言葉がとても重かった。DOFも今まで先に去っていった仲間のバンドからそう言われて託されてきて、今度は自分たちが託す順番が来たんだろうな。

10年目を迎えたChantyと 一緒にお祝いできたChantyのファンがとても羨ましい。だからこそ出来るだけ長くその楽しい時間が続きますように、私たちDOFのファンの想いも合わせて、Chantyがこの先も活躍してくれることを心から願ってます。

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逆の世界は私にとってとても楽しくて優しくて切なくて悲しい、心地よい世界でした。

不恰好の衣装好きだけど、手上げると袖こうなっちゃうのかー！