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頭が痒い-4 あたまシラミに効く薬は?

こんにちはー。 あたまシラミの治療はつづきます。

抵抗性アタマジラミにも効く! シラミ駆除医薬品 スミスリンシャンプー プレミアム      以下報道です。

https://mainichi.jp/articles/20180705/pls/00m/020/515000c

スミスリンシャンプー プレミアム 平成30年7月
大日本除虫菊株式会社  抵抗性アタマジラミにも効く! 
KINCHO(大日本除虫菊株式会社、本社:大阪市)、ダンヘルスケア株式会社(本社:大阪市)は、シラミ駆除医薬品「スミスリン」シリーズに、従来品より早く効く処方により、抵抗性アタマジラミにも効果を発揮する「スミスリンシャンプー プレミアム」を、抵抗性アタマジラミの発生が多い沖縄地区と ECを中心に2018年5月より先行販売しております。
アタマジラミは、夏場が多いと思われがちですが季節に関係なく1年中発生します。
ただ、夏場は学校や幼稚園、保育園などで、プールが始まり、水泳帽を通してシラミがうつったり、一度頭に触れたタオルやクシなどを他の人と使い回したりすることでもうつる可能性があるため、これからの季節は注意が必要となります。製品の概要は下記の通りです。
<特 長>
①抵抗性アタマジラミにも効く。当社従来品より早く効く処方です。

★残念ながら完全には効かないと予想されます。


②薬剤の泡がシラミの生息する頭皮付近に行き渡る。泡立ちがよく、微細な持続性の高い泡です。
④髪に固着した卵を取り除く「専用くし」付き。
製品名:スミスリンシャンプー プレミアム 80mL
効能又は効果:シラミの駆除  容量:80mL  
希望小売価格(消費税別):3,300円 先行発売日:平成 30年 5月 2日
<抵抗性アタマジラミとは…>
既存のピレスロイド系駆除薬に対して、これまで効いていた薬量で十分な効果を示さない、もしくは全く効果を示さなくなったアタマジラミのことです。
近年、日本国内でも個体の発生が認められています。1990年代後半から、世界的に頻繁に報告されるようになり、日本においては、2006年から2011年に行った、国立感染症研究所の調査によると、調査した34都道府県のうち17都道府県より抵抗性遺伝子変異を持つアタマジラミが見つかり、沖縄県の抵抗性コロニー率は96%、一方、沖縄県を除く地域の抵抗性コロニー率は5%と、日本本土と沖縄県における抵抗性遺伝子の頻度に著しい違いがあることが明らかになりました(※)。
※冨田ら アタマジラミのピレスロイド系駆除剤抵抗性(2011)厚生労働省科学研究費補助金(振興・再興感染症研究事業)分担研究報告書

★ データは10年以上まえのものです。
10年以上たった現在では耐性化は相当にふえている、と考えるべきです。

<海外で市販されているアタマジラミ駆除剤について>
海外で市販されているシリコンオイルの一種である「ジメチコン」を主成分とした剤については、シラミの気門を塞ぐことでシラミを窒息死させると考えられています。製剤によっては、8時間以上塗布したままの状態を維持しなければならず、使用者の負担が大きく、また、処理中は髪の毛に引火することが警告されております。
「スミスリンシャンプー プレミアム」は殺虫成分が駆除効果を発揮しますので、処理時間は5分で済み、使用者の負担が少なく、火気に対する危険性がありません。
<スミスリンについて>
「スミスリン」は30年以上に亘り、ご使用いただいているブランドです。
有効成分フェノトリン(スミスリン)は、大日本除虫菊と住友化学工業(現:住友化学)が共同開発した、人体に対する安全性の高いピレスロイド系殺虫成分です。
この有効成分を基に、住友化学工業が厚生省(現:厚生労働省)及び国立予防衛生研究所(現:国立感染症研究所)の協力を得て、昭和56年(1981年)に国内唯一のシラミ駆除医薬品として「スミスリンパウダー」を開発し、大日本除虫菊と住友化学工業で販売を開始しました。
その後、平成10年(1998年)に、より使い易い「スミスリンLシャンプータイプ」を開発し、現在大日本除虫菊が製造販売を承継し、住友製薬のヘルスケア部門を継承したダンヘルスケアとの2社で販売しています。
両社には「スミスリン」シリーズに関しての治験データが30年に亘り蓄積されており、現在の安全管理業務及び品質管理業務に役立てられております。
※「スミスリン」は住友化学の登録商標です。
<参考資料>
都内のアタマジラミに関する相談件数は、平成19年度の1,935件をピークに、減少傾向を見せていました。しかし、近年再び相談件数が増えつつあります。集団感染を防ぐためにも正しく対処することが大切です。
▼製品特長
1.優れた効果
「スミスリンシャンプー プレミアム」は、長年使用実績のある有効成分「スミスリン」はそのままに添加剤の改良により、虫体に対する展着性を高め、抵抗性アタマジラミの駆除を可能にした製剤です。また、感受性シラミに対しても速効性がアップしました。

スミスリンは商品としてはおすすめでした。 国が認めている薬剤です。
おすすめでした、「でした」というのはシラミにスミスリンに対して耐性を持つような突然遺伝がおこっているからです。かなり前でも沖縄では90%くらいがスミスリンが効かないシラミでした。 かなり前にです。 今ではきかないと考えた方がよいです。

で、改良型(簡単にいうと薬剤が長く接触しているため、耐性があっても有効性が高まるということだと予想します。内容は未公表です)がスミスリンプレミアムです。

★ここは重要です。 証拠をださいというのは残念ながらそこまで有効ではない、と予想されます。 ほんとに有効ならば証拠を出した方が絶対に有利なはずですから。


2.繊細な持続性の高い「泡」で効果アップ!
アタマジラミは、吸血のために頭皮付近に寄生しています。
「スミスリンシャンプー プレミアム」は薬液を繊細な泡にすることで、シラミが生息する頭皮付近まで、薬剤を行き渡らせます。さらに、持続する泡により、しっかりシラミと薬剤が接触するので、抵抗性アタマジラミに対しても確実な駆除を可能にしました。

4.髪に固着した卵を取り除ける「専用くし」
アタマジラミの卵は、セメントのような硬い物質でしっかりと髪の毛に固着しているため、シラミを駆除した後も卵のぬけがらや死んだ卵は残ってしまいます。目の細かい「専用くし」なら、気になる卵のぬけがらや死んだ卵もスッキリ取り除くことができます。


いろいろあって上記はおすすめ・・・ではないのです。
でも選択肢としてはありなのです。

簡単にいうと、国が認めている薬剤はこれ以外にはあまりないのです。

他にもよさそうな薬剤があるようなのですが、日本国内では認可されていません。 安全性の問題等いろいろ難しいです。

スミスリンは成虫にしか効果がないので、日時をずらして何回も使用する必要があります。

次回が海外の商品でよさそうなものを紹介します。
これは良いのですが、ある程度英語を理解できないと安全的には保証できません。 訳はつけようとは思いますが、保証いたしません。
自己責任でご検討ください。

上記情報は 美容師の方の専門誌に皮膚科の医師が書いた「皮膚と美容」vol.52,no.2 p47~52  を参考にして自分が使用したのではありませんが、専門家が書かれた文章を自分がある程度検証して書いています。

              では。


医療系の情報提示します。 未公開の情報もありますが、ある程度の証拠はあるものです。 統計を使用して証明するのは難しいです。 ですが、これなら間違いなく効くはずだという事はあります。 問題は合併症などのリスクをどう考えるか? です。 皆様の健康維持にお役にたつとうれしいです。