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Hちゃんに贈る、赤坂餅▪東京キナコ、『違国日記』

Hちゃんは大学時代に出会った友達です。実は会うのは5年ぶりくらい。お互いに自身の体調を踏まえて、距離をとっていました。しかしやはり、彼女は大学時代の憧れだったし、こちらの都合で離れたくせに、会いたかった。
久しぶりの対面はzoomだった分、気軽に会えて感激しました。
直接会えることになり、この企画でのプレゼントを渡すことに。

ちなみにHちゃんとはパワーの塊。ニコニコして穏やかそうに見えるけど、とことん極める力があるのです。
杉下右京さんとかシャーロックホームズのような頭の回転と行動力があるのです。(今、SHERLOCK にはまっているので、ついこの表現。)

……そんな友人に贈るお菓子&本ってどしたらええねん

青埜の赤坂餅と東京キナコ

この企画初の和菓子で生菓子です。対面で渡せるチャンスに狙い打ち。

赤坂餅はわらび餅。
Hちゃんとは中華街でお茶したり、わりとお茶飲み仲間だったので、日本ならではの茶菓子にしました。
もっちりとろりん、が小さな箱にみっちり。
きなこにむせない気がします。でも飲み物は用意しましょう。美味しさ倍増だから。

東京キナコはキナコ味のフィナンシェ。こちらはほっくり。きなこの香ばしさがまたお茶にあいます。コーヒーもいける!買いだめしたい…。

漫画 ヤマシタトモコ作 『違国日記』

久しぶりに会ったHちゃんは漫画家を目指していると聞いて、閃いたのがこの漫画です。主人公の一人が小説家、作品そのものは漫画。創作する人に刺激と言わずとも、ヒントとかになるかもね。しなくてもいいよー。

タイトルが『異国』ではなく『違国』なのは、主人公の一人である朝ちゃんからすると、自身を引き取ってくれた叔母が『違う国の孤高の女王』のようだから。そしてその叔母にとって物語は違う国につれていってくれる存在だから。

この漫画に出てくる、槙生など大人たちは『私は私のままでいいようだ』と自分にオッケーを出せています。まぶしい。しかも『最近になってやっとわかった』という人たちがいるのも、これから私もそう思えるかなと希望を持たせてくれます。


一方の朝ちゃんなど高校生は模索中。『別に私、変じゃない』、『なんでこんなこともできないの』と他者と自分の孤独や境界線を探っています。どの登場人物も自分に重なると思えて、つい『あのシーンが読みたい』と頻繁に本棚から取り出しています。

大人になったら、なりたい自分になれなかったら終わり…という訳じゃないのが人生で、それを思い知作品です。そして料理や食べ物のシーンが私は好き。

転勤族の私が一番ぴりっとするのは、連絡をとっていなかった人が変わってしまった時ですが、お互いにいい方向に変わっていてよかったね。

また来年会おうぞー  ではね。


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