2022.高松宮記念の予想と結果
なんとなんと3連単278万円(馬連でも135倍)
固く決まりそうな顔ぶれでしたが、やはり今年も荒れました。
【印】
◎ レシステンシア
○ メイケイエール
▲ ロータスランド
馬連ボックス
人気馬二頭には逆らえず
中穴として、タフな馬場で行われた昨年の関谷記念
NHKマイル2着(ゼロ秒差)のソングラインに1馬身以上つけて勝利したロータスランド
長らく重賞未勝利だった鞍上岩田望Jも前走この馬で初勝利
確かな先行力に終いの脚もあるタイプですのでこの馬場はまさにうってつけ
初の1200という不安要素はあれど、このオッズなら買いと判断
(前日時点でメイケイエールとの馬連70倍強)
【展開予想と邂逅】
前走前々走と行き脚のつかなかったファストフォースは度外視して、どうしても先手を取りたい馬がいない顔ぶれ
自分のペースでレースを進められるレシステンシアに不安はなし
ペースはスロー~ミドルの前残りになるはずなので、レシステンシアとメイケイエールをこの馬場で追い込んで差し切れる馬はいないはず
その2頭に勝ち負けできるとすれば先述のロータスランドくらいか?
と思いましたが
なんとレシステンシアまさかの逃げで超ハイペース
差し決着となってしまいました
1着のナランフレグ
得意の中京に得意の重馬場
確実に繰り出せるメンバー最速の末脚
ここまで前が崩れてくれれば出遅れ癖も致命傷にはなりません
差し決着が読めれば十分に変える要素はあったのですがここは読み切れず…
唯一の誤算は16年のキャリアでG1未勝利の丸田Jがこの大舞台で見事に内の馬群を捌けたことでしょうか(失礼ですいません)
まさに一世一代、会心の騎乗
相手も買っていましたしナランフレグも買い目候補ではあっただけに悔しい負けになりましたが、G1の醍醐味を味わえた楽しい週末となりました。
【以下、今後に生かせる情報】
★ナランフレグの買い要素まとめ
・中京巧者
・道悪巧者
・前が潰れれば出遅れは気にしなくていいレベル
・前走もタフな馬場をこなしてから中3週、連戦はこなせる
・57kgも苦にしない
今後このオッズではなかなか買えないでしょうが、逆に「セントウルのような高速決着は分が悪そう」という点も消し要素としてはっきり見えていますので、高速決着が見込める馬場・相手関係で人気するようなら逆らってみると美味しいかもしれません。
夏の小倉あたりかな?
★メイケイエール、グレナディアガーズ凡走の理由
「馬場は内側から乾く」が如実に出たレースだったかもしれません。
これが「雨上がり」ではなく「雨が降っている最中」であれば少なくとも雨天によるトラックバイアスはイーブン。
また違ったレース結果になっていたかもしれません。
改めて馬場を読むことの難しさを感じました。
★レシステンシア凡走の理由
・テン乗り、しかも短距離実績の少ない横山武J
・海外帰り
・プラス18キロ
というマイナス要素があっても素質だけで勝ちきれるだけの馬、という評価で買いましたが結果的には上記全てが敗因となったでしょうか。
逃げに関しては陣営の指示だったか鞍上の判断だったかはコメントからは判断できませんでしたが、少なくともペース配分に関してはいただけない内容だったかと。
(そもそもの経験値の問題もありますし、それを理解した上での騎乗依頼ですので鞍上だけに敗因を求めるべきではないでしょうが)
とはいえ、前日深夜のドバイゴールドカップでのルメールJの見事な騎乗を見てしまうと殊更に「ルメールJならどう乗っていたか?」とも考えてしまいます。
やはり番手に付けて好位から抜け出す競馬が合っているのでしょう。
改めて全レース見返してから検証したいですが、今回のように誰も行きたがらない展開になると意外と脆いかも?
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