2022.ダービー卿CTの予想

前日深夜時点で馬場は稍重発表。
過去4年は良馬場で1:31.7~1:32.8と早い時計の決着になっていますが、参考にするなら稍重で行われた2017年(1:34.7)と2014年(1:34.6)でしょうか。
とはいえコース替わりの影響もありますので当日芝で行われる5.7.10Rでよく馬場を見極めておきたいところです。

一先ず同コースのセオリー通り、内枠の先行馬有利と考えて予想してみます。

【出遅れ癖のある馬が多い】

なんだかあまりに多いのでまとめてみました。
(人気は前日深夜2:00現在。%は今までの出走回数に対する出遅れ回数)

該当するのは
③タイムトゥヘブン(11人気)53.8%
⑤ギルデッドミラー(9人気)31.2% ※近2走出遅れなし
⑥リフレイム(2人気)20% ※近4走出遅れなし
⑦ザダル(8人気)30.7%
⑧グラティアス(3人気)37.5%
⑩ダーリントンホール(1人気)60%
⑬ミッキーブリランテ(13人気)20% ※前走出遅れ(但し2着)
⑭インターミッション(14人気)38.4%
⑮カテドラル(5人気)47.6% ※近6走全て出遅れ

【印】

◎ ④ボンセルヴィーソ
○ ⑪カイザーミノル
▲ ②インテンスライト
△ ⑤ギルデッドミラー

④ボンセルヴィーソは中山コース1-2-4-2と好相性。
同レースも昨年3着、一昨年2着。
詰めて使っても問題なく道悪もこなせるタイプ。
先行力が高く枠もいいので期待できそう。
過去稍重で行われた同レースの勝馬2頭(ロジチャリス、カレンブラックヒル)と同じダイワメジャー産駒というのも魅力です。
但し、持ち時計からして高速決着になれば分が悪い(1:32.3は出走馬中7位)のでコース替わりの影響は加味したいところ。
 
⑪カイザーミノル、ボンセルヴィーソ同様前々で押し切るタイプですがこちらは持ち時計トップ。中山巧者の横山典Jも心強いところ。
馬場が渋ればミスプロ4×3のパワーにも期待できます。

②インテンスライト 、こちらも中山巧者、しかも1600mは3-2-1-1
前走3勝クラスを勝ち上がった馬は過去10年で5-1-1-9と見逃せない成績。
54キロの斤量も魅力。
上述2頭同様、先行してしぶとく残すタイプですが前走は鋭い差し脚も。
但しボンセルヴィーソ同様持ち時計的に高速決着には不向き

⑤ギルデットミラー、穴狙いは①フォルコメンと悩みましたが、こちらは斤量53キロに中山巧者の石橋Jが魅力。大外枠からアンドラステと0.1差のターコイズSの競馬が出来れば十分可能性はあるでしょう。
とにかく折り合ってくれれば、と前走よりもうひと絞り480kg台まで絞れればなお。

血統的に魅力を感じるフォルコメンでしたが、前残りが想定される馬場で最内枠・出遅れのあるデムーロ騎手では妙味を考慮しても買えませんでした。

【買い目】
馬連ボックス②-④-⑤-⑪
単勝④?

珍しく本命に自信があるので当日オッズが美味しければ単勝も買うかも。
果たして…

【ちなみに。消した上位人気馬とその理由】

そもそも上位人気馬があまり信用できないレースではありますが。

1人気 ⑩ダーリントンホール 出遅れ率60%(出遅れ時連対なし)
2人気 ⑥リフレイム 右回りにかなりの不安
3人気 ⑧グラティアス 出遅れ率37.5%(出遅れ時連対なし)
5人気 ⑮カテドラル 出遅れ率に加えて中山1600mの大外。
    大外の戸崎Jとはいえ、さすがにこの条件では買いづらい。



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