困ったニュース

昨日読んだ本が、とてもいい本だった。癌に対して、どういう戦略を取るかという考え方が、自分が考えてきたものと同じであることに加え、それを医学的視点、分子細胞学視点から裏付けてくれるため、感銘を受けた。

がん劇的寛解 アルカリ化食でがんを抑える (角川新書) https://amzn.asia/d/6bPB2NQ

一方で困ったニュース。

国立がん研究センターなどは28日、がん免疫治療薬の「オプジーボ」と「ヤーボイ」を使った非小細胞肺がんの臨床試験で、治療との因果関係が否定できない死者が11人確認され、臨床試験を中止したと発表した。事前に想定した死亡率を上回ったためで、中止は3月30日付。

いやいや、我が家は、この肺がんが転移して、首が今にも折れそうになっていたのに、それを奇跡的にオプジーボとヤーボイが劇的に救ってくれて、まだ3週間に1回の投薬を続けているんですが。

うーん、このニュースを妻に話すと、悩みそうなので、言わないことにしよう。

なんとも気持ちが溢れてしまい、ついつい、ヤフーニュースにコメントしてしまった。文字数制限なければ、もっと書き込みたいくらいだった。

書き込んだコメントは以下のとおり。

40代の妻が肺がんになり、頚椎などにも転移して、手術もできず、最後の手段としてオプジーボとヤーボイの併用療法で、劇的に全回復しました。2年経った今も月一回の投薬で、食生活だけは免疫維持に気をつけて、普通に元気に生活しています。そのため、このニュースが独り歩きするのは、困ります。変に手術で切り取ったり、抗がん剤漬けになるよりも、オプジーボを使い、自身の免疫を高めて対応することは、副作用も薄く、効果があると実感してますが、今の日本では、最初の手段として使ってくれるのは稀です。それをすると、年間1人1000万円を超える高額な薬代が日本の健康保険制度を破綻に追い込むからだと思いますが、余り報じられていません。オプジーボと丸山ワクチンの併用が、オプジーボが通常の1/10の量で同じだけの効果が得られるという結果が最近出ていて、薬代と副作用リスクを劇的に抑えるので、もっと報道されるべきだと思います。


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