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「楽しんでね」恐怖症

わたしは、わたしのこの気持ちに【「楽しんでね」恐怖症】という名前をつけることにした。

なにそれ?

私、気がついたんですね

たのしむことさけてないか、と。
(楽しむこと避けてない?wow、と煽れるくらい)

どういうことかというと、

楽しむことが苦手で、
そこで楽しめない自分を楽しんでる周りの人に知られたくなくて、ばれたら恥ずかしいと思ってました。

もっと根本的に言うと、バカバカしいなって1歩引いて見てたんだと思います。だから、自分もそのバカになりたくなくて、楽しむことを極力避けました。

大学生になってからが顕著で、
中身のないように思える飲み会、ただ騒ぎたいがための飲み会の価値がわからない
とりあえず、楽しいから仮装して渋ハロに行く、とか
自撮り写真どこでもかしこでも撮ってみる!とか

なんかそれらに対して羞恥心がありました

それをやることで自分でも羞恥心を感じるし、いざ楽しもうと思っても100%楽しみ切れてない自分にすら羞恥心を感じました。

だから、
羞恥心とか自己嫌悪感じるくらいなら、楽しいことするのやめようって思いました。ある意味すごく自然な自己防衛反応です。

だから、自分に名目上、厳しい現実ばかり与えることで、自分を満たしました。

バイトでの昇格
留学
海外インターン
部活
ゼミ

これがわたしの 「鎧」 でした。

私の知人は口を揃えて、
「すごいね!楽しんでね」
と言ってきました。
でもわたしには楽しむことがどういうことかがずっと分かりませんでした。

だから、結局真面目に取り組むことで、誰かに何かを認めてもらおうと必死にもがきました。

重かったなあー、というか、今も重いです。
まだ脱ぎ切れてないです。

でも、脱ぎたいなって今は思ってます。

馬鹿みたいに楽しんで、自分に素直に生きるって、めちゃくちゃ素敵なことやないか!!!と、やっと思えました。

まだ20歳、されど20歳ですが、そう思えました。

結局そう思わせてくれたのは、経験値としての「鎧」の、インターンでした。

だから鎧を着るのも悪い事ばかりではないみたいです。そこで絶対に起こりうる出会いのなかで、新たな感性、生き方に出会い、自分を構成していこうと思います。

これが、わたしの【「楽しんでね」恐怖症】でした。

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