鹿島国立!参戦を終えて

鹿島国立参戦してきました。
結果は皆さんご存知の為省略します。

新鹿島の伝説が始まった

鹿島の新時代が始まりましたね。
これまでの30年。住友時代を加えればもっと。
鹿島アントラーズには長い歴史があります。
それは一つの伝説と言っても過言ではないでしょう。

その伝説に鹿島アントラーズ30周年で区切りがついたと思います。
20冠という輝かしい歴史。
Jをいくつも制覇しました。
カップも天皇杯も手にしました。
アジアも手にしました。
3冠も達成しました。
3連覇も達成しました。
幾多の代表選手を送り出しました。
世界に通用する選手を育てました。

そんな鹿島ですが時代とともにその勢いが錆びつき
限界説も散見されました。
しかし、それで死ぬ鹿島ではありません。
昨日、新たな国立競技場で新たな鹿島アントラーズの歴史が始まったのです。

30年の時を超えて鹿島は伝説となった

三十年前。
鹿島アントラーズはJSLからJリーグに参戦する条件として
5万人収容のスタジアムを用意することを条件にされました。
DAZNの解説でもあったようにJリーグは地方自治体と共に発展をしてきたリーグです。
当時の鹿嶋市はその条件を達成し、鹿島アントラーズをJリーグのオリジナル10に送り込みました。
まさにJリーグの象徴とも言える鹿島アントラーズというクラブ。
そしてどんなに劣勢でも諦めず勝ち切るという鹿島の象徴的なエピソードのようでもあります。
開幕戦。強豪の一つ。名古屋グランパスからジーコのハットトリックを含めた5−0という驚異的なスコアで伝説をスタートさせました。

そして今年。
鹿島の新アイコン「鈴木優磨」がやってのけたのです。
開始すぐにコーナーキックからヘディングで得点をしますが
あの日にはなかったVARという新技術によって取り消しとなってしまいます。抗議も通りませんでした。
しかし、鈴木優磨はその取消を、まさかの自分の頭で取り返します。
それも同じ方向からのコーナーキックで。

その後は盤石のDMF、DF陣の活躍でゼロに抑えて
とどめを刺すように知念のゴールで勝ち切りました。

新鹿島の武器は伝統に磨きをかけた424という刀


鹿島アントラーズは昔から4-4-2というフォーメーションで試合を盤石にかちきってきたクラブでもありました。
しかしながら、その戦い方では近年勝ち切ることが難しく岩政監督は新たに
4-3-3という戦い方にシフトしていました。
しかしこれが大誤算で、トレーニングマッチではJ2勢に苦杯を舐め
本戦でも5連敗を記録するなど散々な結果でした。

解任論まで出始めていたときでした。
鹿島は伝統の4-4-2に変更。
これがピシャリとはまり勝ち始めます。
連日のクリーンシートに加え
5連勝という素晴らしい記録を成し遂げました。

そして昨日の名古屋グランパス戦では
両翼に位置する名古と仲間をFW登録する奇策にでます。
これがまたピシャリとはまり完勝。

4-4-2の形から各ポジションが特殊な変形をする変形型4-4-2とも言えるフォーメーションに見えました。
これは、岩政監督がこれまで取り組んできたものを練り込んだまさに新時代の鹿島アントラーズの武器なのではないでしょうか。

新時代は開けた。今後の鹿島アントラーズは?

新時代は明け、これまでの苦しい時期
長年取れていないタイトルに向けて準備は整ったのでしょうか。
岩政監督はまだ出来ていないところがあるといいます。
まだ上を目指しているのが鹿島アントラーズなのです。
今後の彼らの進化に期待をしたいと思います。




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