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電工2種技能試験対策 機材・ホーザン編

実技試験に向けて練習を始めます。まずは、練習用に必要な機材を準備しましょう。私も練習のためにいくつかのアイテムを購入しましたが、最終的には以下が必要です。これさえ揃えれば安心。

DK-28+DK-52 電工試験工具・部材2回セット

これは下記の2つの商品のセットです。

  • ホーザン工具セット(P-958付) DK-28

  • ホーザン 練習用部材 2回用 DK-52

私の時は amazon と比較してホーザンの公式のネットショップで 25パーセント引きクーポン使って買った方が安かったのでそちらで買いました。クーポンはホーザンの Facebook や X のアカウントで配布されているのでそちらをチェックしてください。

2023年後期試験向けクーポン

ホーザン製の VVF ストリッパ(ケーブルを剝く道具)の P-958 は電工試験の候補問題を解くために作られたような道具で、これを使いこなすことが初心者にとっての合格への道です。なのでこの P-958 が付属している工具セットを買いましょう。
あと練習用部材ですが、これはいろいろな会社から販売されています。値段の違いは分かりやすいですが、わかりにくいのが、ケーブルの余裕の違いです。
製品コンセプトの違いでしょう。候補問題13問が練習できるギリギリの長さだけのケーブルが付属しているセットと13問練習してもケーブルが余裕で残るセットの2通りあります。「足りない分は買い足せばいい」というのと、「たくさんあるので気にせず使え」という商品コンセプトの違いでしょう。
電光石火は前者で、ホーザンは後者です。電光石火の場合、一部足りない部材がありますが、もともと候補問題で指定されているケーブルはかなり長めになっているのでうまく分配すれば13問分の練習には足りるという考えなのかと思います(私はこちらの製品を使っていないので想像です)。

練習用部材セットのケーブル長さの比較

自分は何も考えずに工具メーカーと同じがよかろうとホーザンを選びました。そしてたくさんの余りケーブルを前にするのですが、ふと気づいたのが、この余りケーブルをうまく使うと13問一通りの練習をしたあとで、さらに1~2問追加で練習できるということでした。なのでまあ財布が許すならホーザンの部材で良いかなと思っています。
この余りケーブルでの追加練習についてまた後程。

合格ゲージ&合格マルチツール

あとホーザンでついでに買っておくと良いのが、合格ゲージ P-925 です。合格ゲージ P-925 をVVFストリッパに装着することで時短を狙うというのが基本戦略の一つなのでこれは必須です。

さらに合格マルチツール DK-200 も買っとくと良いでしょう。
これは「これひとつで7つの作業を実現」とされていますが、以下の3つの場合にだけ使えばいいでしょう。

  • 練習後に回路をバラすときに器具のはずし穴に差し込む

  • ウォーターポンププライヤーの代わりにロックナットなどを閉める

  • ねじなし金属管のボックスコネクタの止ねじのねじ切り

連用取付枠の操作にはマイナスドライバーのほうがやりやすいですし、ゴムブッシングの穴あけはニッパなどを使った方が綺麗にできます。リングスリーブのまとめは多分使わない。
(商品説明に乗ってる作業はこれで 6つ、あと1つ足りないんだけど、なんで7つと書いてあるんだろうか?絶縁ブッシングとロックナットの取り付けをバラでカウントしているのかな?)

ここまで、ホーザン系で買った方がいいものをあげました。
次回は、その他の用意する機材の説明です。
ありがとうございました。

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