ハピリット氏の昇天戦の件について

表題の件について、本文をもって釈明させていただきます。

この度は申し訳ございませんでした。

今回の件で悪いのは僕です。ハピリット氏やDiscordサーバー「雀魂の愉快な仲間たち」(以下「雀愉」)は関与しておりません。僕一人の身勝手な行動が生んだ不祥事です。

僕から真実を書かせていただきます。

まずは僕がやったこと(事実)を書きます。

ハピリット氏が昇天戦を行うという情報を手に入れ、僕が一方的にタイミングを見計らって三南王座で同卓しました。オーラスで彼のラスを確定させる3p和了を放棄、これは僕が一方的に行なった片八百長です。対局後間も無く自身の行動の重大性に気がつきました。気が動転し、「操作ミス」であると自身のTwitterにツイートしました。

原因は「己の心の弱さ」と「ハピリット氏への想いの履き違い」です。

雀愉はハピリット氏が創設した麻雀を主体とするコミュニティです。今年の4月、麻雀に対して真剣に語り合える仲間が欲しいと当時考えていた僕は、雀愉の存在を知って加入しました。それから僕はハピリット氏と知り合いました。彼は三麻への情熱は誰にも負けない立派な雀士です。三麻への取り組みを見て、当時四麻にしか興味を持たなかった僕は次第に三麻に興味を持つようになりました。彼の打ちまわしを観戦したり、わからない局面があった時は相談に乗ってもらうこともありました。雀愉に入り浸りながら麻雀を打って過ごしていくうちに、「ネット麻雀で高段位をとりたい」という思いが日に日に強まりました。こちらは「四麻・三麻とも雀聖三段到達」という形で実りつつありました。そして一方、いつの日にか僕にとってハピリット氏が「段位を競うライバル」であり、そして麻雀を教えてくれた「かけがえのない人」になっていました。
12000半荘以上打つハピリット氏が昇天戦を迎えるということを耳にした僕は、「魂天到達を自らの手で阻止したい」という気持ちで同卓を狙いました。しかし、「魂天到達を応援したい」という気持ちも同時にあったことをこの時自覚していませんでした。この「無自覚な葛藤」が誤った行動を生んでしまいました。対局終了後すぐに大変なことをした、取り返しのつかないことをしたと気がつきました。情けで譲られた段位ポイントを彼がもらっても喜ぶわけがありません。一度「魂天到達を阻止するために打つ」と決めたのであれば、全うしなくてはならなかった。誰一人望んでいない結果を僕が生み出しました。自らの行動を受け入れられずに気が動転し、思わず故意であることを隠すようなツイートをしてしまいました。

続けて、疑問に思われているであろう事柄についての釈明を行います。

Q.今までにこのようなことを過去にやったことはあるのか?

A.今回の件を除けば一切ありません。今までの牌譜を全て検討していただいても構いません。

Q.なぜ数日間何も情報を発信しなかったのか?

A.対局が終わりしばらくしてから気が動転していることに気がつきました。セルフコントロールのためです。一度物事や気持ちを整理し、落ち着いて今回の件に対処したかったために他なりません。

Q.南3局5本場11巡目の打牌選択についての説明を求める。リーチ者がいる中で生牌のドラ南打ち、これはコンビ打ちではないのか?

A.ハピリット氏に南を鳴かせようという意図はありました。これはひまぐま氏とハピリット氏の二人で殴り合いをしてもらったほうが僕自身の放銃率が落ちると思ったからです。抜きドラ0枚のハピリット氏が立直者に通っていない7sを押していたので、ドラの南を対子以上で持ってるぐらいには勝負できる手なのだろうかと推察しました。これは「ハピリット氏にラスを取って欲しくないから打ったもの」ではなく、「自分が放銃しないための、その時の僕の最善手だと思って打ったもの」です。仮にひまぐま氏とハピリット氏の位置が逆だったとしても同じ選択を取っています。南が重なったタイミングに関しては全くの偶然です。コンビ打ちは一切していません。あくまで僕の片八百長は南3局4本場10巡目のハピリット氏からでた3pのみです。

今回の件を踏まえて、いかなる対局であっても自らの力の及ぶ限りの最善を尽くすことを貫いていかねばならない、と自戒いたしました。 対局において自らの力の及ぶ限りの最善手を尽くさないことが対戦相手への侮辱になるという、ゲームプレイヤーとして至極当たり前のことについて、真に理解が至っておりませんでした。 この点を深く心に留めつつ、皆様に納得して頂けるよう真摯に打牌を重ね続けて行きたいと思います。

自責の念を形にする意味で、2020年12月開催の雀魂四象戦〜冬の陣〜に関しては、仮に出場資格を満たした場合でも、それを放棄いたします。

ハピリット氏を貶め、彼の魂天到達のための今までの努力に泥を塗ったこと、僕の身勝手な行動でひまぐま氏の段位ポイントを減らしたこと、雀愉を貶め、所属メンバーに多大な迷惑をかけたこと、雀魂および雀魂をプレイする人を貶めたこと、そして僕の友人の期待をも裏切り、数多くの方へ精神的苦痛を与えたことをここに改めて謝罪いたします。

この度は本当に申し訳ございませんでした。

2020年11月25日 Ansatsu



追記:

Q.南3局5本場11巡目の打牌選択についての説明がおかしい、2着目と3着目の点数差がハピリット氏の南持ちの根拠になっていないし、ひまぐま氏に倍満放銃でまくられとなる可能性も考慮できていない。やはり八百長をしているのではないか?

A.ご指摘の通りです。得点差に関して、ご指摘をいただくまでずっと勘違いしていました。先に述べた推察も全て空回りしています。片八百長の見逃しの後で、極限状態であったために正確な状況判断ができていませんでした、申し訳ございません。この局面は親リーチに対する現物がないことで、明確に切るべき牌もありません。この時は瞬間の放銃率の低さを根拠に、まくられも覚悟の上で打ったのだと思います。結果としてはハピリット氏が南を対子で持っていましたが、これは偶然です。ゴースティングも一切行っていません。仮に僕がハピリット氏の手牌のゴースティングが可能で、彼のラス回避に全力で協力するのであれば、僕はダブロン覚悟の上でも、12巡目に5pを切っているはずです。

Q.Discordグループ(雀愉)の今後の運営についてどうするつもりなのか?

本グループの運営につきましては、運営権限を返上する意志がございます。 運営の件に関しては、本グループの方々と議論を続けておりますので、正式な回答は改めて行います。

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