「超時空バイオ再生医学戦隊アドベンチャー! タイムドカン<アカベッコン>」予告編


 時に平成二十ン年、
 何かと言うとアベマリアと唱える怪しい政治集団に政権を乗っ取られた日本。
 あらゆる国政、行政情報は秘密保護法の下に隠蔽され、NHKは政権が送り込んだ経営陣により大本営と化し、自衛隊は集団的自衛権の下、日本とはかかわりも無い外国に出撃を繰り返し自衛官の戦死損耗激しく、ワーキングプアの若者そして大学進学もままならない若者たちは「愛国イカす! メシはたらふく、キモチイー汗カイて世の中のためになる、自衛隊どうよ!?」というポスターに吸い込まれるように自衛隊に「経済的徴兵」されていた。

 そんな中、崩壊する新撰組で土方歳三とたもとを分かち、「東の君」たる会津松平とともに戦い続けることを選び、余生を警察官として送った斎藤一の子孫、斎藤誠斗(さいとう・まこと)は青森で医師として遺伝子治療、再生医療を志していたが、遺伝子治療・再生医療のお約束、光ったと想ったらそれは死に掛けた細胞の自家蛍光、突破口をつかめずに居た。

 そんなある日、気晴らしにと休みにとある牧場にでかけた斎藤の目の前に、突如として赤い牛が現れた!
 赤牛はなんとしゃべり「アカベッコン」と名乗り。斎藤に背に乗れという。
 そして時空が歪み、、、

 斎藤がたどり着いたのは、どこかの見知らぬ、現代を超えるとしか分からぬ実験室。
 そこで、アカベッコンは斎藤に「遺伝子治療、再生医療のミッシングリンク」だという、あるテクノロジーとそのレクチャーを授けた。さらに、謎の秘法財宝が眠るという「会津磐梯山」民謡の謎を明かされ、人知れず祖先が未来のために遺した軍資金をも手に入れたのである!
 そして、斎藤は、かの新撰組の墓所を巡り、近藤勇、土方歳三、沖田総司らの遺骨や遺物からDNAを回収、クローン再生に成功する!
 そして、アカベッコンから授けられた「志魂武(シコンブ)」なるブラックボックス装置により、新撰組の誠心と、現代の知識と、さらにはその肉体を制御し無敵の武士と成す運動能力を、そのクローン再生培養の経過とともに彼らに授けることに、成功したのである!!
 さらには、白虎隊の生き残り・飯沼定吉の子孫との接触を果たしその遺伝子提供を受け、飯沼と血縁関係のあった数名を「クローン白虎隊士」として復活させることにまで成功したのである!!

 そして誠斗は、再び時空を超えて現れたアカベッコンと、復活の新撰組そして白虎隊とともに、その隠れた威力は核兵器などものともしないバラマキ兵器を駆使し日本をそして世界を戦争の惨禍に陥れ、うまい汁いや益をむさぼろうとする、「アーベン党」とその配下の軍団「ネトウーヨン」に、果敢なる戦いを挑むので、ある!!

 これは、日本に誠の大和魂、武士道、そして士魂を取り戻そうと戦った誠の武士の末裔たちと、そして彼らを援ける謎のしかし正義なる存在の、時空を超えた絆の物語で、ある!!!

「つづく」

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