運と縁とタイミング

I-Phoneを自分は長く使っているが、
ガラスのシートを携帯電話の表面カバーとして
何度も何枚も買い替えている。

良く落とす。
昔の携帯電話と違って携帯ストラップというものを
スマホになってから使わなくなった。
その為、指の入る粘着で携帯カバー側につける物
携帯ケースにつけられるストラップ、
携帯ケース自体で衝撃クッション性のある物等
色々落とさないよう、落としても本体に影響がないようにと
アクセサリーを購入してきたが、
どれも長くは続かず、
並みの携帯ケースに戻ってしまった。

だから、落としたときに
携帯電話の表面カバーガラスにヒビが入ってしまう。
そのたびに家電ショップに行って数千円払い買っていた。
今まで何万円って出費していたと思う。

ところが、先日妻から100円ショップでカラスカバー買っている。
という情報を得て、品質的にどうなの?と思いながら
新しく買ったガラスカバーが1週間以内にヒビが入ってしまったため、
しぶしぶ買ってみる。安いから一度に2枚買ってみる。
買ってから、半年たつが何故か?あまり落とさなくなったし、
落としてもヒビも入らなくなった。
予備のものもまだパッケージに入ったまま。

品質での見栄えとか性能とかさほど変わらないから
使っていても違和感ないし。
なんで今まで高いかねどぶにしてたんだろう。
って思ってしまった。

世界で有名な投資、リーカシンがSEIKOの安いデジタル時計を長年使っていたり、ウォーレン・バフェット氏の愛車は500万円ほどとか、、、
金持ちは高い買い物を常にしているわけではなく、高ければいいというものでもない。という事をわかっている。
ユニクロばかり着ていたら恥ずかしいという衝動に駆られるのは一般市民。
DCブランドが流行っていた日本の一般庶民の時代はユニクロはおそらく
市場では難しかっただろう。
時代が多分変わってきたおかげで、少しは人間無理をしなくなってきたのかもしれない。世間がどう思おうが自分が満足していればいい。

また、そう周りを気にしすぎていると運というもの見逃し、
縁というものやってこないんだろう。
よく金持ちがブランドの質もわからず、DCブランド一色にする
若者がいるが、おそらくそれは年相応でない。
イタリアでは中年層である一定の階級の人がなんちゃらとかいうブランドを
身に着けるのが普通というが、日本では20代の若者が無理して貯金して
買ったり、夜の世界で働いてブランドを身に着けるのがステータスの世界にいたり、そうでないと恥ずかしいとか。
なんか自分の人生を生きていない感じする。

高級車でもそう。
ベンツは2‐30代が乗る車ではない。
が世界が変わってきているせいもあって、ブランドは若い連中にも魅力的なマーケティング手法に変わってきた。
年を取った私から言わせてもらえば、不釣り合いな感じもなくはないが
ある意味ステータスなんだろう。
ベンツも一般化しすぎて渋さが無くなってしまった感じ。

人にはタイミングというものがある。
人生もそうだ。
しかし、世間の常識や何かで囚われてしまうと
幸せになるタイミングを逃してしまう。
見栄え、外見、世間体に囚われてしまうと
自分を見失い、ぶれてしまう。

そんな気がさっきしたので、書き留めておく。

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