激辛道

Netflixのゲキカラドウを見ていて思い出した。
嫁は大のゲキカラ好き。
自分はといえば、、、

初めてハラペーニョの洗礼を受けたのは
高校の時、17歳でアメリカへ夏休みの間だけ交換留学をした。
その時ホストファミリーが野球を観に連れて行ってくれた。
その時に黄色いチーズのかかったナチョスに輪っかのようにカットした
ハラペーニョがのっていた。
今までの人生で辛い物など食べたことがなかったので、
ハラペーニョなど食べたことがなかった。

ホストのお父さんがハラペーニョが辛いとか、
何の説明もしてくれなかった。
というか、英語がわからなかっただけかもしれない。
そんな自分だがなんでもやってみろ精神で
ハラペーニョののったナチョスを一口、パクリっと

数分後、上唇がだんだんと膨れ上がってくるのがわかった。
水疱ができ、唇がブクブクになってしまう。
辛いものに免疫がなかったのかもしれない。
毒を体に入れた感じ。

あれから約20年後、嫁と付き合い始めた。
激辛が好きな彼女とのデートは
韓国料理、タイ料理、インド料理、四川料理、、、
一度面白いエピソードがインド料理でのことだった。

そのころ自分は辛いものは苦手ではなかったが、
決して彼女と同じレベルのものを食べるだけの辛さに対しての自身が
あったわけではない。というかほんのちょっとOKって感じ。
インド料理屋では、自分は普通の辛さを頼み、彼女には一番辛い物を
店員にお願いした。
一番辛いカレーはとてもじゃないが自分では手の出せるものではなかったが、彼女は『辛いけどおいしい。』って言ってた。

店員がお皿を片付けに着たときに『彼女がカレー美味しいって。』と
インド人に伝えた。と続けて『あなたたちもこのカレー食べるの?』と
聞いたら、インド人の店員は『そんな辛いの食べない。』って

彼女とデートし始めて、3か月がたった頃
トイレで初めて血を見たのだった。
いぼ痔になり、たまってた血がドボォっと

辛いものは最近多く出回っていて
それなりに食べれるようになったが、
激辛の世界は覗けない。
自分が入れない世界だ。

コンビニで辛いカップ麺やチップスを見つけると
妻のために買っている。


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