![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/68451926/rectangle_large_type_2_a59909d63b02ca61e0e451ecc35f214b.png?width=800)
覚悟の差
この曲が出てから、まるで私の苦しみを代弁してくれているようで
非常に救われたのを覚えている。
あの頃は良かった、と思える日々だと認識していたけれど
この曲を20年振りに聴くと
【あるがままの心で生きられぬ弱さを誰かのせいにして過ごしてる】
母と祖母だ。
HSPの特性である感情移入を、「人に流されてばかりだ」と言われたのは
反抗期をすぎた私には苦しい言葉だった。
そうして
【知らぬ間に築いてた自分らしさの檻の中でもがいてるなら】
【僕だってそうなんだ】
ああ、櫻井さんもか。それなら仕方ないな、と慰められた。
【誰かを思いやりゃ仇になり自分の胸に突き刺さる】
誰かに優しく自己犠牲しながらも親切にすることを美徳として育てられたのに
バカを見る私をまたなじる。
【だけど】
結局のところ、櫻井さんは今の奥さんと一緒になりたくて、苦しみもがいた。
良い曲が沢山あるけれど、どれもなかなか理解されない関係に苦しみ抜いた結果の作品だ。
私に櫻井さんと同等の覚悟があるか?
あるわけが無い。
誰より娘が好きだからだ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?