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社内政治力

森派や麻生派等政治は派閥がついてまわる。
昔母親に「どうして派閥があるのか」と尋ねたことがある。「人は1人じゃ何も出来ない。国を動かすのなら尚更。まあアンタらが群れて何かするのと変わらん。」



それは会社でも同じ事だと齢40を超えて知る。
つい先日セクハラ被害を受け、あっさりと組織の力に潰された。
前職で『高齢者虐待』の内部告発をした際には通報者は特定されないという大前提が覆り、これまたあっさりと私だと特定された。
純粋に虐待の事実を訴えただけなのに、まさに『社内政治』が働いた。



後から聞いた話では、前職の社内政治は
森本派、沢口派、水谷派が存在し圧倒的森本派で組織が動いていた。沢口派が森本氏をトップの座から下ろす為水面下で動き、4年の歳月をかけて圧倒的支持のあった森本氏は退陣へと追い込まれた。
ポスト森本には沢口氏ではなく水谷氏となり新たな派閥が生まれる。
そしてその後、私が内部告発した事を相談窓口の人間とパイプを持つ東氏が沢口氏へ密告し、私は東氏の圧力に屈して(当時はパワハラとしか思っていなかったが)退職することとなる。
虐待問題の責任をとる形で水谷氏が退陣となり、虐待の対応と改善に注力した沢口氏は功績を挙げ施設長に相成るわけである。
ただ、東氏は沢口派であったにもかかわらず、仕事のやり方が気に入らないという理由だけで異動となった。同様に大勢の沢口派を自ら切っていき、森本派や無党派の精鋭された職員を囲い込もうとする。
歪な社内政治は崩れ始め、不和が生まれる。
それでもまだ、退陣へと追い込めない。
『隙の糸』が見えたとて、かの有名な『鬼滅の刃』の竈門少年のように『鬼の首』は斬り落とせない。







さて、

恐らくは私は全部持っている。
ただ、大きな組織に育てるだけの『腹黒さ』が著しく欠けている。
私には『組織力』はない。
そこに当たり前にある『社内政治力』と『組織力』に決して抗わずマイペースに進むのみである。

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