【雑感】ヤーレンズベストネタライブ
お金を払って現地で観覧している方や、配信を買ったりしている方がいる中で漫才の内容に触れてしまうのもどうかと思い、
配信期限が終了したこのタイミングで「ヤーレンズベストネタライブ(以降、ヤレベスと表記)」について久々にnoteを更新してみることにしました。
ちなみに、
【雑感】と記しているのは、あくまでも漫才の内容を書き出したりするつもりは無くて(触れるところもありますが)、
大して古参ファンでもない人間がヤーレンズの様子を追い出してから現在に至るまでで“ヤレベスで披露された漫才に対して思い出してたこと等々”というのがメインになります。
なので個人の主観で物を言う感じになる場面もあると思いますが、たまたまこのnoteに行き着いて、そういうのが苦手な方がいたらすみません。
また「この時期にヤーレンズの漫才の題材(タイトル)を晒すのはどうなんだ」という意見もあると思われますが、その点も踏まえた上での個人の見解を含めた内容にしております。
私の中でヤレベスはこんな視点で楽しんでいました
ということで捉えていただけると幸いです。
では、ここからはじまります―――。
(オープニングV)
1本目 おばあちゃんへのプレゼント
この手のライブってオープニングでネタかトークをしてから、オープニングVに入るパターンが多い印象だったのでV先は新鮮でしたね。(個人の感想)
オープニングトーク→おばあちゃんへのプレゼントという構成でしたが、私がこの漫才を初めて観たのは2022年10月でした。
この漫才について個人的な印象としてはライブ主催者から「自由にやってください」と言われた時に披露されることが多いです。当時も30分弱やってくれていました。
こちらはヤーレンズの公式YouTubeチャンネル(以降、公式と表記)にも同タイトルでアップされています。
当時の漫才、公式の漫才、ヤレベスでの漫才はそれぞれ構成が違います。
ちなみにヤレベスでの時間をザックリ計ってみたら23分ほどやっててちょっとゾッとしましたね。このあと9本もやるのに。
(幕間V①)
2本目 おしゃべり
漫才のタイトルに関しては「これじゃない」とは思いますが、当時はこういうスタイルだったからということで。
ヤーレンズ初期から現在に至る歴代のベストネタライブを披露するということだったので、2本目が実質的な1本目なんだとは思う。
私調べだとこの時披露されたツカミはパープーズの頃にもやっていた記憶があり
『「ヤーレンズ」になってからもやってたんだっけ?』
と曖昧だったのでフォロワーさんにも伺った上で調べてみたところ少なからず2015年頃はやっていたようです。
私はこの時期お笑いから離れていたのでお二人の初期の頃に関しては把握できていないことがまだまだ多いです。
3本目 侍の決闘
2本目で披露していたようなおしゃべり+締めでショートコントをして終了というスタイルの漫才。
漫才のタイトルは、そのショートコントの中でも過去一番披露されていたと思われるのでそうしました。パッと調べても公式だと3本ほど出てきますね。
ただその手前の「おしゃべり」の内容はまた全て違うという…。
公式に上がっているネタ動画で公開されているもの(10月5日現在で102本)は、このスタイルの時期の漫才の割合が多い印象ですが、同じ題材が複数本あっても全て構成が違うのです。(他のスタイルでも大体そうなんですけど。)
私が初めてヤーレンズの存在を把握した頃もこのスタイルでの漫才で(軸は掛け合い漫才だと捉えていますが)、
“お二人だからこそできる漫才”だと、コンビとして圧倒的な個性を感じたこともありそれからヤーレンズのM-1の結果”だけ“は気にするようにしていました。
4本目 ◯◯◯◯◯◯
ここから漫才のタイトルを伏せるものが出てきます。
これも公式には上がっている漫才ではありますがここ最近構成をガラリと変えて披露されている機会が多く、それがヤレベスだけのためだったのか他にも理由があるか分からないぐらいは面白かったので念の為そうします。
なので、
この項は個人的な余談だけで終了したいと思います。
私はこの漫才がM-1の予選で披露された当時は、和牛にどっぷりとハマっていたため他の芸人さんの様子を詳しく把握できていない時期でもあるのですが、
和牛関連でつながったフォロワーさんもとい、私のXでは度々登場している"同志の姉さん(以降、姉さんと表記)"から「ヤーレンズのこの漫才(時期的にはこの4本目の前段となる構成)が面白かった」という感想(※)を前々から聞いていました。
※M-1の予選で2組が一緒の日程の時があり現地で初めてお2人を観たのだそう。
先日、北海道の大学で行われた学園祭でのお笑いライブにヤーレンズが出るとのことで姉さんには連れてってもらいまして、その後公演があった『錦鯉が行く!のりのり散歩お笑いライブ』に関して姉さんは都合により観ることはできませんでした。
ただ、その際にヤーレンズが披露していた漫才もヤレベスで披露されたこの4本目の漫才でした。当時とは確実に構成は違えども、ちょっと嬉しくなってライブ後に姉さんにすぐLINEしたのは言うまでもありません。
(幕間V②)
5本目 チャーハンの作り方
この辺りから私がヤーレンズを追い出した時期の漫才が続いていきます。
つまりヤレベスでの5本目〜10本目に披露されている構成に関してはここ2年で作られている漫才です。
2022年2月に私が初めてお二人の漫才を生で、かつ初めて写真を撮影した時の様子がこちらです。
この時、ヤーレンズは元々出演者には入っていなかったライブで同事務所のトム・ブラウンの声掛けで追加出演となったという経緯があります。
元々、布川さんと横澤さんが同期という仲で実現したライブでもあった訳ですが、当日のライブ会場で貼られているフライヤーにはお二人の写真も名前も掲載されていませんでした。(SNSでのお知らせ上には掲載されていたはず)
ちなみに、なぜ、追加出演することになったのかは年代からすぐに察することができる方がいらっしゃるかもしれませんね。
ヤーレンズはこの時、北海道初上陸(初ライブ)。
その中で1本目に披露したのはM-1グランプリ2023のファイナルステージでの「ラーメン屋」(の原型)でした。
この日から私はヤーレンズにドが付くハマり方をしたので、ほぼ毎月東京に出向いてライブを観に行ったり配信を観たりする日々を過ごしていました。
その年の4〜5月にかけて披露される機会が多かったのが「チャーハンの作り方」です。
と言っても、ヤレベスでの構成の前段のもので、今はほぼ見かける機会が無くなったくだりがある内容(当時の出井さんの気難しいお話が盛りだくさん)のものでした。
ちなみにこの漫才は同年5月中旬にLINE CUBE SHIBUYAで開催された「行列の先頭」でも披露しており満席の観客がドカウケして他にもM-1ファイナリスト経験者が多数出演する中「ヤーレンズが面白かった」という感想ツイートがとても多く上がっていました。
その様子に(舞台上での体感として)、楢原さんが「今年は絶対に行ける!」というM-1への確証を持った言葉を残していた記憶があるので(その言葉を残していたものは今は消えてしまいましたが)、今回のヤレベスでも確実に取り上げる漫才にはなるだろうなと、とても納得していました。
そういえば、この5月のGWには出井さんがトークライブ中に泣いた日もありましたね。細かい理由はもうご本人がトークの場面で話す機会があるので改めての記載はしませんが、ヤーレンズの漫才に関して熱い想いを泣きながら語っていた姿がまだ脳裏に焼き付いてます。
(様子だけでも感じ取りたい方は #楢原面白い で検索してみてください。)
ちなみに、先程掲載した写真の頃はまだセン分けの楢原さんですが、この「行列の先頭」の次の日には今のベッカムヘアの原型(本人曰く"ややベッカムヘア")になるぐらいに突然髪を切り出します。出井さんも事前に教えてもらっていなかったとか。
そして、翌年の1〜2月頃にかけてこの漫才に新しい構成が加わったようでファンの方々がザワついていました。
何事かと思い観てみたところ、ヤレベスでも披露していた構成が爆誕していた訳です。
なので私の中での「チャーハンの作り方」は2つあるのでこの時の漫才は「CRバージョン」と言ったりします。
↑こちらは漫才の原型になるもの。これまた構成が全然違いますね。
6本目 ◯◯◯◯
既に披露されているけど公式には上げられていない漫才になります。実際に何をやったかは書き出している方もいらっしゃると思いますが、ただ"公式には上がらない理由"がこの漫才に関しては特にありそうな気もするのでこうしておきます。
ちなみに、私はこの漫才が新ネタとして初披露された際の『漫才果樹園』を観に行っていたのですが、登場人物の“奥行き”に興味が湧く展開で思わずグッときてしまい、それ以来めちゃめちゃ大好きな漫才です。
その後もどんどんブラッシュアップされていきその年のM−1の予選でも披露された訳ですが、当時のそのブラッシュアップの過程にもアッと驚く瞬間があったり構成の変化を知るたびにお二人の力量の凄さをまじまじと見せつけられた記憶が強い漫才です。今年はこの漫才はどうなるのか…。
7本目 ◯◯
出井さんは「政教分離」と触れられている漫才。
私が初めて生で観たのはこの頃。
やす横さんにもすっかりお世話になっている。
CRバージョンを初めて生で観たのもこの時だったかな。
題材としてはチビっ子向けに作られたものなのかと思いきや実はブラックな展開だった訳ですが、ヤレベスで披露されたものの方がブラックでグロさも増すんかい!!!
より外部でやれないじゃん!!!
と半ギレで笑いながら観てました。
が、初めてとなるM-1ツアー出演の際にもこの漫才をやって一時トレンドに入ってた記憶が。
そういう理由も1つとしてあるならベストネタに入るのも理解しています。
(幕間V③)
8本目 引っ越しの挨拶
M-1グランプリ2023のファーストステージで披露し一躍芸能人の仲間入りを果たすことになった漫才。
原型は公式にありましたが(私の技術だとリンクの貼り付けができませんでした)、この漫才に関してはそこまで変わってないんですね。
このnoteをまとめている中で初めて観た動画でしたが出井さんの大声ツッコミの場面で爆笑してしまいました 笑
"楢原さんの歌に対して出井さんの大声ツッコミが入る"という下りですが、他の漫才でも観たことがありそれでも爆笑したことあったなぁとふと思い出しました。
その漫才は確か
『楢原のモーニングルーティン』
というタイトルだったような…
話が逸れました。
実際にヤレベスでも披露された形は2023年5月頃からで私も初めて観たのは5月25日のヤーレンズno寄席でした。
しばらく「◯◯屋さん」シリーズでの漫才が披露される機会が多かった中、突然、ヤーレンズの各々の人間味が強く出始めた漫才が飛び出したのでこの時期にはいち早く「仕上がってる」という噂が流れ出していましたね。
またまた余談ですが、
実際にM−1の本放送を観た方が私の職場にも多数(4〜50代の方々)いらっしゃって「北京原人の下りがとてもツボだった」という声が全員から上がり世代の人にはとんでもないボケだったんだという事実を知ります。
9本目 ◯◯◯◯屋さん
これはヤーレンズの漫才でありそうで無かった。いや、本当は原型があるかも。
2024年3月頃には初披露されている(はず)漫才で私が初めて観たタイミングは同月の『コントの虎、漫才の狼』、生で観たのは8月の『高速ぷりんの夢を叶えたろかライブ~ ヤーレンズ 編~』ででした。
たまたま時期的に「ヤーレンズのラジオの虎」の中で漫才で登場するものに触れる機会があったので、あれだけ(ユーモアとして)蔑んでいる中でも漫才に活用しているケースがあるならば番組もまだまだ継続していくのかなとは勝手に期待しています。
ちなみにここ2年の中で披露された漫才の中でも特にこれに限っては公式に上がっておらず、かつ披露している機会も多いため“6本目”ぐらいのブラッシュアップがまだされていく予感もしています。
10本目 ◯◯◯◯
これは2022年の夏場に原型となるものが初披露されてそれからヤレベスまでの間で披露しているのは1回あるか無いかぐらいの漫才です。
私は当時そのライブに行けていないのですが観に行かれたフォロワーさん曰く「会場が酸欠状態になるぐらい笑い声がすごかった」との感想を受けてからずっと観てみたいと個人的に嘆いていた案件でもあります。
ただ、楢原さんの喉に多大な影響を与える可能性があり披露される回数も極めて少ないだろうとは察していたので「もうやらないのかなー」と思っていた矢先でまさかの新ネタとしてお届けされるとは。おそらく構成は当時と違うと思いますが。
出井さんの導入のセリフでお客さんが若干湧いたのにちょっと笑っちゃいましたすみません。多分いつものヤツが来ると思われたんだろうなと。
ただこの漫才をいち早く観られた会場のお客さんが羨ましい!
EDでは「まだ出来ていません(完成していません)」との話も出ていたので観る機会が多くなるのであれば嬉しいところ。
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今回のライブでのオープニングVがとても豪華で背景に映る写真はてっきり初期の頃からどんどん流れてくるのかなと思いきや今年の分の写真もたくさんありましたね。私が調べきれてないだけでしょうけど見たこと無いのもあったな。
とってもザックリとしたまとめになりましたが、原型になる漫才とヤレベスでの漫才と比較して観てみる楽しみ方もありましたね。
今回の映像がまた世に出る機会はまず無いのかもしれませんが、きっとなんらかの形になっていつでも観られるタイミングがあることを願っておこうと思います。とても面白かったです。
各項、明らかな長短があるのは本当申し訳。
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