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思い描く世界をみずからの手で創っていくということ~クリエイターズトークVol.3 #あんキャン

こんにちは、星乃あんりです。

久しぶりにのnote執筆。少しばかり書くことから離れておりましたが、記録と復習の意味も込めて、先月開催した『クリエイターズトーク』について書きます。

『クリエイターズトーク』とは…

私、星乃あんりがサロンオーナーを務めるオンラインコミュ二ティAnri’s Beauty Camp 通称 あんキャンにて行われているオンラインイベント。

自身の世界観を創り上げ活躍されている方をゲストにお迎えして、ここでしか聞けない貴重なお話を聞くイベントです。

第2回目となる今回のゲストには、宝塚時代からお世話になっていた諸先輩方にいらしていただきました。


お1人目は、元宝塚歌劇団雪組の男役としてご活躍されていた鳳翔大さん。
大さんとは初舞台から雪組時代はもちろん、卒業後もお仕事をご一緒させていただく機会が多く、ずっとお世話になっております。

大さんは、舞台女優の顔を持ちつつ、ご自身のジュエリーブランドDineige(ディネージュ)を立ち上げられ、デザインから製作、モデルまで務めていらっしゃいます。

もうお一方も、同じく元宝塚歌劇団花組の娘役としてご活躍をされていた春花きららさん。愛称はまいこさん。
まいこさんとは卒業後にご縁があり、昨年初めてお仕事をご一緒させていただいてから、立て続けにお世話になっております。

宝塚を卒業後、百貨店にてアパレル販売員として経験を積まれました。現在は、新潟のニットを取り扱うアパレル会社、株式会社APPLAUSE JAPAN(アプローズジャパン)にてイベントの企画や商品プロデュース、そして、モデルも務めていらっしゃいます。

今回はこのお2人に、この道を選んだきっかけやクリエイターとしてのこだわり、行動力の源等について、かなり深いところまで伺いました。

1:今のお仕事をすることになったきっかけ

「宝塚」という一番の夢を叶え、生き抜いてきたので、始めは宝塚以上にやりたいと思えるものがなかなか見つからなかったというお2人。

舞台に立ってみたり、一般企業に就職してみたりと様々な経験を経て、「ジュエリーが好き」「洋服が好き」という自分の好きの原点に戻ってこられたことがきっかけとなっているそうです。

大さん
宝塚卒業後の活動は特に決めていなかった中、繋がりのあるジュエリーの展示会を訪れる。もともとジュエリーが好きだった大さんは、一瞬で魅了され、自身でジュエリーを購入。
その姿をご覧になっていた今の会社の社長さんがお声をかけられたのがきっかけで、この世界へ足を踏み入れられたそう。

まいこさん
舞台ではなく会社で働きたいという想いと、もともとお洋服が好きなのもあり梅田阪急へ販売員として就職。そこで、素材や形、つくりや着心地などのものの良さを実感。改めて、素材や混率の勉強を始めたそうです。
そんな中で新潟にニット工場を持つ今の会社さんと出会い、魅了され、新潟のニットを多くの人に知ってほしいという想いを胸に、今に至るとのこと。

お2人の今にいたるまでの道のりは、それぞれに違ってはおりましたが、一貫していたのは決して平淡な道のりではなかったということ。
初めて聞くお2人のお話から、好きなものに対する強い思いと実際に自分から動いていく圧倒的な行動力の大切さを、改めて実感しました。

2:行動力の原点

続いて伺ったのは、お2人の行動力の原点。

紆余曲折あったお2人が口をそろえて仰ったのが、好きという気持ちでした。
好きだからこそやりたいという気持ちが、やらなければを上回る…と。

確かに、宝塚も好きな場所、好きな仕事だったからどんな大変なことも乗り越えられたし、続けていくことができた気がします。
好きなことを今もなお仕事にすることができているのは、とても幸せなことで、自分一人では決して成り立たないものだという言葉も印象的でした。

今でも一緒に走ってくださるファンの方も、もはや同志や仲間、家族のような存在だとも。これに関しても、ものすごく共感します。

3:ブランドプロデュースをする上での苦労

しかし、いくら好きなこととはいえど大変なことはあるわけで、苦労されたお話をお聞きしてみました。

まず、自身の知識やノウハウの少なさに、いきなり壁にぶち当たったと話してくださったまいこさん。接客をしながら、お客様の質問に満足に答えることができずに落ち込んだことも。それを克服するために必死に勉強をし、全て答えられるようなったそうです。凄い…!

一方の大さんは、慣れない接客に苦労されたとのこと。しかし、自身でこだわりを持って作った商品について、もっと知ってもらいたいという気持ちから、自然と克服していたのだそう。

また、お2人が共通してお話されていたのが、自分の好きなものと求められているもののギャップをいかに埋めるかの作業の大変さでした。
それを乗り越えて、どちらかを優先させたり消し去ったりすることなくうまく融合させることによって、手に取ってくださるお客様に笑顔を届けることができると語ってくださいました。

私も、いち作り手として心から頷いて聞いておりました。
どんな苦労も、お客様の笑顔を見ると一瞬ですべて浄化される。喜んで下さる姿を見られるからもっともっと頑張れる。ここも宝塚と同じだなと感じたのでありました。

4:まとめ

最後に、今回お話を伺ってブランドを作っていくうえで大切なことは、種類は違ったとしても根底に流れているものは同じだと痛感。

好きという気持ち誰かを笑顔にしたい喜ばせたいという気持ち…。これがあれば、どんな苦労も壁も乗り越えられることを改めて思い出した時間でもありました。

お仕事だけでなく、プライベートでも仲良くしていただいているお2人ですが、このようなお話はなかなか伺う機会がありませんでした。おかげで、新たな発見と刺激をいただくことができました。

定期的に素敵な新商品がお目見えするので、これからも大さんとまいこさんから目が離せません!

次回予告

自らの世界を自らの手で創っていくクリエイターさんをゲストにお迎えしてお話を伺うオンラインイベント、クリエイターズトーク。

第3回目の次回は4月30日(金)21:00~

ピアニストで、ゲーム音楽や映画音楽の作曲も手掛けていらっしゃる古屋沙樹さんをお迎えして開催します。

音楽との出会い、音へのこだわり、作曲作業のあんな事こんな事など、ここでしか聞けないお話を伺えたらと思っています。

開催は、星乃あんりオンラインサロン"Anri’s Beauty Camp” あんキャンにて。


今回のイベントバナーやビジュアルレポートの制作は、ラブソルのでらみさんこと、小野寺美穂さん。
いつも愛情溢れるデザインで支えてくださっています。感謝ですっ。

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