再びの「LOST」
本日11/8は「LOST 2023 Remastered」のリリース日。
一昨年に続き、二度目のリマスターである。
曲の解説はいままでも何度もしてきたので、今回はライナーノーツから引用。
この曲はシングルとして2021年7月リリースされた。
歴史的であり世界的な厄災であるコロナ禍の真っ只中、漂う閉塞感の中で感じたことを、なんとか曲として残しておきたいという気持ちから、藤原ナオヒロとJOMI.Kの共同制作としてリリース。
この曲は“藤原ナオヒロ with JOMI.K”のブレイクスルーのきっかけともなった楽曲であり、その後の音楽ユニット”NO-GATE”結成へと続く足がかりにもなった。
その後、2021年11月のリマスターのリリースを経て今回の2023版リマスターの配信となった。
というわけで、前回のリマスターが「青ジャケ」ならば、今回はさしずめ「赤ジャケ」といったところか…。
世の中、「喉元すぎれば…」なんとやらで、あの月日はまるで遠い昔のことのように、皆忘れてしまっている。
いや、もしかしたら無理やり忘れようとしているのかもしれない。
人はそうやって前へ進んで行くのだから、それはそれで良いと思うのだけど、やはりアーティストとしてはあの未曾有の出来事を作品として残しておきたい…という本能的な欲望がある。
まして、「藤原ナオヒロ with JOMI.K」（現在の「NO-GATE」）というユニットにとって、分岐点になった曲…。
だから、5類になり、人々の記憶から「あの出来事」が遠い記憶になっていっても、我々はこの曲を「記録」として伝え続けていく。
2023年版のリマスターは、少しだけ「攻めた」音質にしてみた。
この曲はたぶん「NO-GATE」っぽくはないと思うけど、この曲があったから、今のNO-GATEがある。
僕らがいつでも「原点」に戻る曲。
聞いて！
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