保育園看護師ママが考えた園バスに取り残された時の対処法

保育園看護師として働きだして約半年がたとうとしています。
保育園の内部に入ったからこそわかる危険性・危険回避方法について紹介していこうと思います。

まず園側の対応(日ごろから)

①出席・欠席の把握ができるように。1人(何番のひととか)決め、確認する司令塔を作る。登園時間までに来なければ保護者に電話する。

②朝の会を行い出席確認を再度行う。
我が子の園ではあさのうた、あいさつなどが登園時間(この時間までに来てねという時間)にあります。

③登園時間の最終時間を何回も周知する。(9時までなら9時に)それが遅刻するときは必ず連絡をしてもらうようにする。

④各クラスに登園していることも、休んでいることもが分かるようにしておき、代わりに入った人にもわかるように周知する場所を作る。
例えば、ホワイトボードに書くようにするとか。これは担任が必ず責任をもってする。(誰か責任者を決めないとなぁなぁになり危ないので)

⑤30分〜1時間おきなり、部屋から出るとき、部屋に戻るとき必ず人数確認を2人以上で行う。これをひとりでしてしまうと、ヒューマンエラーがおこりやすい、必ずダブルチェック。

⑥人では足りない日などは無理をしない。園外活動の時は+α要因がいない限り延期するか中止する。保護者には安全確保のためと言えば納得してもらえると思う。親の私から見てもその方が正しいとおもう。

⑦園外活動をするときは行動計画書や出席確認を必ず書く。
この書くことで危ない箇所などが分かりやすく、もし何かあった時も説明しやすい。

園バスで出かけるとき・登下校の時


①乗るとき、降りるとき必ず人数確認をする。連絡なくいない子の親にはすぐに連絡する。

②あらかじめ座席順を決めて、座席表を作っておく。
大きくクラスになれば自分の隣にいるはずの子がいないのが分かるようになると思うし、座っているはずの子がいなければ必ず探すから。

③席に座ったときにも点呼、指差し確認でさらに確認する。これはダブルチェック。

④園外活動を行う場合は、グループを分けておき、その担当の先生を決めておく。まとまりやすく行動しやすいため。

園児に伝えたいこと


①外での活動の時は必ず一人で行動せず、先生の言うことを聞いて行動する。いつもは聞かないことでもわからなければ先生に聞いて行動する。先生も毎回伝えてはいますが、保護者さんからも伝えた方がいいかなと思います。

②もし閉じ込められた時はクラクションを鳴らす、それか笛を鳴らす。
クラクションは結構力がいるので子どもに練習させておくのが良いかもしれませんね。あとは足でけるとか、全体重をハンドルにのせるくらいの気持ちです。
笛もリュックにつけておくか、ふえ付のリュックがいいと思います。

こちらがいまあるリュックにもつけれるものになります。

このようにすでについているものもあります。

このようなふきやすそうな笛をリュックや水筒などにつけておくのもいいかもしれません。肌身は出さず持っておくのでもいいかもしれませんね。

かと言っても笛やクラクション小さい子には本当に難しいと思います。

③水筒があれば水分補給をして大人を待つ
この事件の子は水筒が空だったと書いてありましたよね。とても正しい判断をして賢い子だったんだと思います。トイレのことは気にせずこんな時は水分を取りなさいよと伝えましょう。そのため水筒の量が少ない子がいますが、園外活動の時はもしもがあってはいけないですが、水筒の中身は多めにしておきましょう。


終わりに


看護師の世界にいるとダブルチェック、声出し、指差しが必ずと言っていいほどあったので保育園にきて少ないなぁと思うことも多々あります。私の園だけかもしれませんが、保育園でも指差し、声出し、ダブルチェックをもう一度見直しで行けたらなと思います。

もう二度とこんなことが起きないように。


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