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のあの犬投資法 概要

前回、ダウの犬投資法をパクったのあの犬投資法をチラ見させて終わりましたね♪

そもそもダウの犬投資法というのは、簡単に言うと「割安な株を10銘柄均等に買って、1年後に売却後にまた割安な銘柄を10銘柄買う」というやり方です。

ダウの犬投資法の成績は2001年〜2020年までの20年間で12勝8敗の成績でした。悪くは無いですが微妙ですね?

本家ダウの犬理論はNYダウ構成銘柄の中から配当利回りが高い順に買います。これは言い換えると配当利回りが高い=株価が下落しているということなので、「安い時に買う」と捉えることができます。

しかし業績が悪化して減配を織り込んだ配当利回りの高い銘柄を買うリスクも高まるため、デメリットも多くなります。そのため成績は微妙でした。またGAFAMのようなハイパーグロースが台頭するとさらにパフォーマンスは悪くなります。時価総額加重平均のインデックスファンドが強い時代は逆風です。

そこで去年私は半導体サイクルと、SIerのディフェンシブ力を利用して「のあ超推し10銘柄」の戦略を立てました。

それがこちらです。実際に運用してみてかなり良い成績になりました。毎週金曜日にXで公開している運用成績を見ている方は日経平均に3倍以上の差をつけていることがわかると思います。

しかし現在は紹介している銘柄が株価が上がりすぎてどれもこれも割高になってしまいました。特に半導体関係株が。次の暴落を待ちたいところです😌

以前Xで私の全保有株を公開したことがありましたが、超推し10銘柄のいくつかが無くなっていることに気が付きましたでしょうか?実は少しずつ売却しています。売却して投資効率の良い銘柄に乗り換えています。

今「のあ超推し10銘柄」を買うと新たに投資を始めたメンバーさんは高値掴みをしてしまうことになるので、新しい「のあ的戦略」を考えました。

それが「のあの犬投資法」です。本家ダウの犬投資法はNYダウという指数の中から選んでいるため、割安さに大きな差が出ません。むしろ業績が悪化しているから株価が下がっている銘柄を買うという悪循環にハマる可能性が高くなります。だから指数に組み込まれている銘柄は割安にならないからダメなんです。

狙うべきは業績が悪くなくて配当も財務も優秀で、人気だけが無い銘柄です。しかし今度は不人気は永久に不人気という「バリュートラップ」というやっかいな罠が出てきます。ここを回避するのが、モメンタムとコンセンサスです。どちらも株価の上昇圧力に必要な材料という意味です。

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