のあの自己紹介 〜後編〜
転職してから様々なことが好転し始めます。
まずダメダメだった投資が上向き始めました。
投資大失敗中の2020年〜2022年末までに購入した日本の個別株がこちらです。
・電源開発
・セブン銀行
・協和エクシオ(現エクシオグループ)
・ヒューリック
・クラレ
・東ソー
・フジメディアHD
・ENEOS
・横浜ゴム
・日本特殊陶業
・コマツ
・伊藤忠エネクス
・SBIホールディングス
・オリックス
・三菱HCキャピタル
・ソフトバンク
・サンドラッグ
これらを保有していました。
今までJ-REIT100%だったポートフォリオを改めて、いろんな企業に分散していました。決算資料も見ずに適当買いです。酷いもんですね。
でも、2023年になって証券口座にログインするとこれら全ての銘柄が含み益になっていることに気がつきました。
特に横浜ゴムはほぼ2倍、サンドラッグとオリックスとクラレは1.5倍になっていました。投資歴の長い先輩方からすれば当たり前のことかもしれませんが、失敗経験しかなかった私にとっては大きな成功体験でした。
しかもこれらの銘柄は全てそこそこの配当が貰えます。
含み益になっていて配当まで貰えちゃう。素晴らしいじゃありませんか!
その成功体験をバネに、ようやく株式投資について調べ始めました。
金利について
インフレについて
為替について
PBRとPERについて
配当性向について
業界について
アセットアロケーションについて
そこで初めて真面目に投資を考えました。特にその時は東証がPBR1倍割れ是正を促していましたから、私はそこに注目しました。
2023年3月、トヨタ自動車、鹿島建設を購入。その他、ファーストリテイリング、日清、ロート製薬、キーエンス、信越化学をS株(単元未満株)で購入しました。
トヨタと鹿島建設を買った理由は自社株買いを発表していたPBR1倍割れ銘柄だったからです。
その推測が当たったからか分かりませんが、その後トヨタと鹿島建設は急上昇していきます。目論見通りに株が上がった初めての体験でした。適当買いしてまぐれで上昇した今までと何か違う気がしました。
それから私は株式投資が楽しくなりました。何で株価は上がるのか、何で下がるのか、どこまでも知りたくなってきたのです。
2023年5月
株価が上がってきた日本の大型株の購入を諦め、日本の小型株に注目するようになりました。
そこでまず見つけたのが急成長している東京エレクトロンデバイス、芝浦メカトロニクスでした。この2銘柄は半導体関連銘柄で、その時の世界のリーダーはNVIDIAでした。ピコーンと私の中で何かが繋がったような気がしました!でもまだ言語化できるには至っていません。
それからIRバンクで生まれて初めて企業の業績や財務を見てみました。有名企業の中でも業績が上がっている企業と下がっている企業があることも知りました。
「大企業にも差があるんだ」
こんな当たり前なことにようやく気付いたのです。それから保有している株の決算資料も初めて眺めてみました。投資を始めて5年、ここで初めて決算資料を見ます。
9割理解できませんでしたが、配当についての説明や将来の業績予想など私でもわかることが少しありました。
その後もわからないことを調べる日が続きました。そこでハッと気が付きます。
「優良企業をバイアンドホールドし続ければ良いんじゃないか」って。
信越化学やトヨタ自動車など凄いと言われる企業を調べていくと過去には大変な時期もたくさんありました。それでも株価は持ち直して回復していきます。
思い返してみれば、大失敗したと思ったWTI原油ETFだって50万→11万まで下がったけど、最終的には52万円で利確できたし、バイアコムCBSみたいなクソ株だってちょっと上がってきたところで損切り出来たし、ハーモニーゴールドだって一時はマイナス65%まで下がりましたけど結局上がってきたところで損切りできました。
ハイレバレッジのFXのように強制ロスカットが無ければ、少なくとも死ぬことはないし、いつかは株価も上がってくるだろうって考えたわけです。クソ株じゃなければ。
2020年〜2022年までに適当に買っていた大型配当株全てが含み益になっていたことも私を高配当株投資へと向かわせました。
そこでもうちょっと踏み込んで考えます。
「どうせホールドするなら配当が増えていく方がいい」
ここで連続増配株に目をつけました。日本の上場企業を1000社くらい調べましたが、長期間連続増配する企業の業績は長期間成長しているし、長期間業績が成長するということは強いビジネスを持っています。
しかもそんな業績成長中で連続増配の銘柄の中でも小型株はまだまだ上がっていませんでした。
割安・業績成長・連続増配・小型株
この4つの条件を揃えた銘柄たちでポートフォリオを固めたい。そう思うようになったのです。
バイアコムCBSみたいな絶望感が無ければ、最悪株価は上がらなくても良い。業績が上向いていて、増配し続けられる企業を厳選しよう!
そう決心して、銘柄選定を行いました。
16銘柄の主力小型株、25銘柄の準主力小型株、25銘柄の主力大型株、25銘柄の米国主力株に絞りました。
これらの企業はしっかりと決算資料も読み込みました。
そして、10月12日。主力銘柄に絞ったうちの1つ、アバールデータがストップ高になります。あまり買えていませんでしたが、主力と見込んだ株が大きく株価を上げたことは私にとって大きな自信になりました。
さらに、10月24日。アバールデータに続いて主力銘柄の野村マイクロサイエンスがストップ高に。Xで激推し紹介した後だったので超嬉しかったです。
それとこれは私の2019年からのマネーフォワードの資産推移です。
赤の株式の資産推移が爆上がりしていますね。これが2023年4月です。私にとっては初めての「株式の春」でした。
ここまでご覧いただきありがとうございました!
これで私がいかに投資初心者で失敗し続けたポンコツ投資家だということがわかったと思います。
私は個人投資家の「のあ」と申します。株式投資が大好きです。これからも学んたことを皆さんとシェアできたら最高に楽しいです。できれば、投資家の皆さんと交流をしたいと思っています。Xでもnoteでもコメントいただけたら喜びます。
よろしくお願いしますね💕✨
個人投資家 のあ
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